クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

食欲不振

2009-09-27 21:22:37 | 管理人の挨拶
9月27日

奥様は相変わらず食欲不振。胃腸には自信があってつわりもほとんどなかったと言うのに今回は駄目。ハワイ行きの前から胃が重く、食欲なしの状態が続いていた。元気が出ない。

遊びに来てくれた友人は、医者にかかり胃カメラなど検査を受けるよう勧めてくれる。なんでもなかったらそれですっきりするから・・・確かにそう。明日行ってみよう・・・。
別の友人からTEL。緊張からくる胃重なんだからお腹がすくまでのんびり、じっとしてればいいの。身体が要求していないところに無理に食べ物を入れたって、摂取できないんだから。医者にかかったて応急処置だけ。そう言われたらもっとも。
胃腸が弱い友人が1年に1回の定期検査で検査結果が出るまで食事が喉を通らなくなる話も聞いている。

何も考えないで楽しいことをしている時は少し空腹感を感じる時はある。しかしそのような時、頑張って食べすぎるとまた胃がむかついてくる。

どうしよう、どうしようと考え迷うとまた胃が重くなる。

消化の良いものをゆっくりと身体が要求するだけ食べていればそのうち何とかなりそうな気がする。今日の夕飯はそれなりに食べられたし・・・、仕事をしているわけでないし・・・。

振り子

2009-09-25 20:00:39 | 管理人の挨拶
9月25日

旅行から帰って2日目。何かだるい。しゃきっとしない。旦那様のところに行こうと支度をするがもう一つ行く気がせず、中止。
歳をとると翌日より二日目ぐらいに疲労が出ると言われている。主治医も旅行中は興奮していて調子がいいが、帰宅後疲労から調子を落とすことを頭に入れていなさいとも言われていたっけ。

肩周りのこわばりがきつい。足のすねにむずむず感があり、力が入らない感じ。
パーキンソン病の人たちはこんな感覚をいつも持っているのかと想像してしまう。痛み、不調、だるさなど、体感は数字では表せない、他人にはわからないもの。比較ができない。
       
漢方の薬が無くなったので漢方薬局へ。そこでも緊張がずっと続いていた状態から、帰宅後リラックス状態に振り子が大きく振れたのだから、振り子がちょうどバランスの良い状態に落ち着くまで時間がかかる。西洋薬と漢方薬を上手に按配していきましょうと言われる。我慢すること、がんばることはありませんとも言われる。

マイペースでゆったりとしていたらいい方向に行きそう。マイナス思考が一番よくないみたい。

ハワイ

2009-09-23 19:23:43 | 管理人の挨拶
9月23日

奥様が6泊7日のハワイ旅行から帰宅。
21日にあった息子さんのオアフ島での結婚式に出席が目的。

前半は姉夫婦とハワイ島で楽しむつもりだったが、出発前からの食欲不振は相変わらず、胃が調子悪いと元気が出ないうえ、パーキンソンの症状も強くなりがち。胃薬を飲んだり、ホットタオルを作ってビニールに入れ、首筋やお腹の上に載せて温めたり。
リゾートホテルの過ごし方は何もしないでごろごろすることと言われていたが、海の波の音を聞きながら本当にごろごろ。ホテルでの食事も日本語のできるスタッフに相談、胃に優しいメニューを教えてもらう。

4日目、ホノルル飛行場へ。出迎えてくれた息子の顔を見たら、その場で胃の重苦しさが無くなった。
食事は消化のよいもの(クリームチャウダーやマグロの刺身など)を少しずつ。
夜もゆっくり眠れた。自分で考えなくてよい、言われるままに動けばよいことから緊張が取れたよう。情けないが仕方がないこと。
結婚式とその後の食事会はコルセットをしてはいたが腰痛の心配もなく、楽しめた。ヤレヤレ、ハワイ行きの目的は達成。

出発時の成田空港で、出国手続きの長蛇の列を見て、長時間立った状態は自信がないので飛行機会社のスタッフに病状を説明すると車いすを用意し、押してくれるスタッフも配備してくれる。飛行機のドアのところまで。人の目もあるので途中で歩きだすわけにもいかず、すっかり障害者になりきる。広い飛行場内、感謝!感謝!
帰国時も予約していたら、きちんと飛行機のドアのところから空港の出口まで車いすに乗せてもらえた。行きより体調が良くなっていた身にとっては申し訳ない思い。感謝!感謝!



食欲不振

2009-09-12 19:12:15 | 管理人の挨拶
9月OO日

奥様は近くのひとり生活の Yさん宅へおしゃべりに。
ハワイ行きが近づいてきて、ここのところ緊張。旅行に関することをちょっとでも考えると胃がおかしくなる。食欲なし。昔から胃腸の弱い友人 Yさんならいいアドバイスを受けられるかなと思って。
Yさんも、自分も経験ありと私の置かれた状態をよくわかってくれる。

奥様は以前は体力があったので緊張を抑える力があったが、今回は体調不良、緊張やストレスを抑える余力がない感じ。なんで緊張するの? と聞かれてもわからないんだって。

胃が調子悪い時は、鳥のささみを片栗粉でまぶし、ちょっと湯がく。キャベツを中心とした野菜スープと一緒に食べたりすると胃に負担がないなどアドバイスされる。
精神的な要素が大きいので、一人で家にこもっていると余計なことを考えてしまい胃にくる。外に出る、人と話すなどなど。

奥様の夕食は当然鳥のささみと野菜スープ。食後にキャベジン錠剤。意外と胃が受け付けたよう。


受診

2009-09-09 21:09:43 | 管理人の挨拶
9月 O日

奥様はクリニックを受診。
名前を呼ばれて診察室に入ると先生が部屋の隅に立っていらして、「そこ(入口)から歩いてきてごらん!」と言われる。じっと見つめながら 「手を振って・・・・!」
奥様も気になっていたが手が振れない。肩首のあたりがこわばって固まっている感じ。よほど意識しないと動かない。

椅子に座ってから体調を報告。
「身体がもやもやして、バランスが悪く、しゃきっとしないんですが」 と言うと
「そんなことを言い出していくと薬が増えて行くよ」 と言いながら、半錠追加された。
奥様はその後 「子供の結婚式でハワイに行かなくてはいけないので、腰が痛くなったときの痛み止めとシップ薬を処方してください」 とお願いする。先生は 「あまり飲まない方がいいよ。お守りとして持って行くんだよ」 と言いながら痛みどめと胃薬を処方して下さる。そして 「ハワイ行きが相当プレッシャーになってるね。楽しんでくればいいじゃないか。ハイテンションになった後、帰宅したら疲れから体調が落ちるが、病気が進んだと思わないように。戻るから」 とアドバイスされる。

奥様も半年ほど前からのハワイ行きの話で何となく緊張。腰痛を治さなくては、体調は大丈夫だろうかなどなど。ハワイから帰ったらプレッシャーがなくなり病気もいい方向にいきそうな気がするんだって。

施設で

2009-09-06 19:53:31 | 管理人の挨拶
9月 O日

奥様は旦那さまのいる施設へ。
ここのところ奥様の体調を見ながら週2回は訪れようと心掛けているが、今日は1週間ぶり。

昼食介助で食堂に行くとテーブルに座る位置が少しずつ変わっていた。
認知症のおばあちゃま Aさん、3週間前に廊下を歩いていて転倒、骨折、入院されていたが戻られていた。だが車いすに座って眠ってばかり。
カウンター前のテーブルにいつも姿勢よく座って食事をされていた I さん、認知症で耳が遠いが足腰はしっかりしていた90歳を超えたおばあちゃま、大きな声で昔所属していた町内会の老人会の出来事ばかり話していた。お姿が見えないのでスタッフに聞くとお亡くなりになったとか。
旦那様と同じテーブルの認知症の K さん、眠ってばかり。スタッフが一生懸命起こして食べさせようとするが熟睡状態。夜眠れないので睡眠導入剤を飲み始めたら一時よだれが出るなどの症状がありその後昼夜逆転、夜中歩き回って、昼間寝てしまわれるとか。薬の副作用は怖いこと!

もたつき

2009-09-03 19:19:57 | 管理人の挨拶
8月OO日

奥様は最近毎日持ち歩くショルダーカバンを大きいのに取り換えた。
前の小ぶりのショルダーカバンだと、横長のお財布を入れる時、なかなか入れにくくてもたつくことが多かった。

奥様が自分の身体がどこかおかしいと思ったのは、スーパーでレジ袋に買った品物を詰める時、どこか力が入らず、もたつくのでいらだちが出て来たことか。レジでお釣りをお財布に入れる時もどこかもたつく。歳をとったためか、肩こりが影響しているためかなど思っていたが、病気のせいだったらしい。

衣類の着脱の時ももたもた、くつをはくときもどこかもたつく。トイレも時間がかかる。台所仕事ももたもた、お皿洗いもスピーディーに出来ず。

お薬を飲みだして1ヶ月、最近はほんの少しだがスムースになったよう。




無邪気

2009-09-01 20:47:53 | 管理人の挨拶
8月OO日

従姉から電話。
気功治療の先生から溜まっていた邪気を取ってもらったら身体が軽くなったことを話す。持病のある従姉、今まで整体や気功、カイロなどなど、いろいろ体験してきた経験から「気」「邪気」は存在すること。気を発しやすい人や受けやすい人があること。医者や仏様に身を任せ、思い迷うことなく過ごせばいい。子供のように‘無邪気’であればいいこと、そうなるには修行が必要だが・・・・。
わかったような難しいような・・・・。

とにかく気の持ちようで身体も楽になるのは確からしい。病は気からっていうものね。