クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

入浴

2008-05-14 20:30:45 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

昼食後、だんな様の調子がいいのでお風呂に入れてもらえるとのこと。
風呂場前で検温、血圧測定。見ていると3つある個別の風呂場でなにやら騒がしい。認知症のおじいさんをお風呂に入れるのにベテランスタッフたち3人が奮闘中らしい。途中で紙パンツをつけただけの状態で風呂場から出てくる場面も。スタッフたちは苦笑いしながらも大変そう。

おじいさんに手がかかるからか、だんな様は若い女性スタッフが一人で入浴介助の様子。薬が効いていても立たせたりするのに大変なだんな様、薬がきれ、身体が固まったらもっと大変。奥様は いつものように 「お願いしまーす」 と言って部屋に帰るのも悪くて風呂場に入り込んで手伝ったんだって。

やさしくよりもなるべく早く衣類を脱がせるほうがいいこと、「右足をもう一歩出してください!」といった指示をしても無理なこと、頭を使わせたり、難しい注文をすると薬がぷつんと切れやすいこと、冷たい水を誤ってかけてヒヤッとさせたり転びそうになってヒヤッとさせると薬が切れてしまうことがあること、家でやっていたやり方、いろいろ若い女性スタッフに指南。

風呂から上がって衣服を着せ、車椅子でエレベーターに乗るころ、手が震えだして薬が切れたんだって。やれやれ。