クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

健康

2008-08-31 22:03:10 | 管理人の挨拶
ここのところ奥さまは腰が痛いので家で何もしないでごろごろ。
今日はお薬を一週間分セットして届けなくてはいけないので、3日ぶりに旦那様のいる施設を訪問。
施設はいつものようにゆったりしたスローな心地よい空気が流れていたんだって。

食堂で元気に働いているスタッフたちを見ているだけで、奥さまは 「健康っていいなー、うらやましい」と思ったんだって。腰が痛いと何もやる気がせず。とにかく腰痛を治さなければと決意。

入居者の方々もウォッチング。車いすにお世話になるのはいやだなーから始まって、腰が曲がった状態はきついだろうな、背中はもっと伸ばしたほうがいいな、もうちょっとやせたほうが動きが軽いだろうに、白髪頭はショートカットが似合う、どうして男性陣のほうが腰が曲がっている人が少ないんだろう・・・・。奥さまのこれからの参考になるとのこと。

とにかく健康第一!

誕生日

2008-08-25 20:10:13 | 管理人の挨拶
奥さまは旦那様のいる施設へ。

昼食の介助をしているとケアスタッフ主任が来て 「お誕生日おめでとうございます。朝食の時も言いましたけど」
そう、今日は旦那様のお誕生日。奥さまは1週間ほど前は覚えていたけれど、今日はすっかり忘れていた。
「忘れていました」 と正直に話すと スタッフは 「え!そんな!」 とびっくりされる。

食事後半、旦那様が 「お尻が痛い・・」 と言うと、スタッフが 「じょくそうの治りかけたところのかさぶたが当たって痛いんでしょ!」 と言って、椅子から立たせてくれて、違う円座に取り換えてくれた場面も。

入居して1年半、スタッフたちのほうが旦那様のことをよくわかってくれたり、気がついて下さる面も多々出てきた。感謝!感謝!


納涼祭

2008-08-24 20:03:55 | 管理人の挨拶
奥さまは旦那様のいる施設へ。
今日は施設で夕方から納涼祭が行われた。

昼食時から行っていた奥様、旦那様の部屋にいると3時過ぎころから廊下を歩く足音がちょっと変。スニーカーやサンダルの音に混じって下駄の音。
4時半に館内放送があって食堂に行くと、スタッフたちがみんな浴衣姿。かわいいお嬢さんたちに変身。男性陣は甚平姿も。
紅白の幕やすだれで食堂がお祭り会場に変身。壁際に焼き鳥・焼きそば・お好み焼き・フランクフルト・トン汁などなどの屋台が並んでいた。

今日は自由席。好きなものを取って、好きなところで食べるバイキング方式。
普段お話しできない方とも話ができるかなと楽しみにしていた奥様だったが、車いすに座る旦那さまの調子がどこか変。 「背広を持ってこなくちゃ・・・」 とトンチンカンな事を言い出す。妄想中。どこか怒りっぽい。人中で本当に怒りだしたら大変と奥さまは部屋に戻ることにする。ちょっとがっかり。

スタッフが食事を部屋に持ってきてくれる。テレビを見ながら二人で静かに食べる。かえってよかったかもしれない。日頃一緒でない人たちや入居者のご家族の方たちの間でビニールのエプロンをかけて食べることは出来ないし、食べさせてもらうほうも食べさせるほうも見られながらは抵抗があるもの。

夏休み

2008-08-22 19:30:13 | 管理人の挨拶
奥さまは旦那様のいる施設へ。

昼食の介助で食堂に行くと、いつもとちょっと違う。ケアマネジャー3人と施設長、看護師さんまで食事の配膳に参加。パートのスタッフが交互に休みを取るので人が足りないんだそう。
今年入社した社員スタッフは 「9月に入ってやっと3連休もらえそうです」 と言っていた。
人のやりくり大変そう。入居者は夏休みなんて取らないし。


夕食

2008-08-21 17:50:20 | 管理人の挨拶
奥様の夕食。

サバの水煮缶を開けてトマトと煮込んだもの、葉トウガラシとじゃこの煮びたし、きゅうりともずくの酢の物、ナス・玉ねぎ・ゴーヤ(残り物)の味噌汁。

自家製野菜たっぷりの低価格メニューに奥さまは満足。

散髪

2008-08-20 19:43:05 | 管理人の挨拶
奥さまは旦那様のいる施設へ。

昼食の介助に食堂に行くと、インテリのおばあちゃまがいつもより素敵な顔、銀髪の髪がきれいにカットされていた。
今日は月1回の訪問理美容の日。

旦那様の髪は在宅の時はずっと奥さまがカットしていた。理髪店に連れて行くのも大変だし、地肌が大部分の薄毛、数千円をかけてまでするにはもったいないとのこと。
施設に入居してからは、2回ほど奥さまがカットしたが家でやるのと違ってエプロンも掃除機もないので後始末がうまくいかない。
今回はプロにお願いする。

3時過ぎに順番がきたので理美容室へ。ピンクのユニホームを着たかわいい女性が二人、男性の入居者のカットをしていた。一人は専用の理容用のイスに座って、いつも腰が曲がって前かがみのおじいちゃまは食堂用の椅子に座って。鏡も前かがみでも見ることができる移動可能のもの。
旦那様は車いすのまま鏡の前に。
30分もしないうちに終了。耳横から首回りがすっきり。ヒゲも剃ってもらって2100円也。

傾聴ボランティア

2008-08-17 16:20:22 | 管理人の挨拶
奥さまは旦那様のいる施設へ。

最近食堂で旦那様のテーブルの隣のテーブルに車いすに座られたおばあちゃまが食事をされるようになった。今まではお部屋に食事を運んでもらって、一人で食べてらしたそう。
おばあちゃまは 「私わがままだから・・・、でもお部屋に食事を運んでもらうの気の毒になって」 と言われる。本や雑誌を持ち込んでよく読んでいられる。眼鏡なしで。
座っている奥様との位置がちょうど隣になり、会話ができる距離なので、奥さまは旦那さまの食事介助をしながらおばあちゃまに話しかける。
おばあちゃまも話したかったらしく 「よくお父さん(?)のところに通われるわね」 からはじまって、ぼつりぼつりおしゃべり。 「今まで贅沢はさせてもらったけど楽しいことなかったわ・・・」  「足が痛くて動けなくなって・・・意気地なくて・・」  そして息子の話、娘の話、娘さんが先に亡くなられた話の時は涙を出されて。  

奥さまは日頃から聞き役に周るのが好きなので、傾聴ボランティアでもしようかなと思っているが、ひとりひとりの私生活、生きてきた歴史にどのくらい踏み込んで聞いていいのか難しいなと思ったんだって。

差し障りのない話題として、NHKの大河ドラマの篤姫をすると楽しそうに、「きれいでいいわね。皇女和宮は実際は足が悪かったのよ」 とインテリのおばあちゃまの姿も見せられる。


施設便り

2008-08-13 13:46:48 | 管理人の挨拶
旦那様のいる施設から毎月一回の手紙が送られてきた。
月の利用料の請求書、昨月の領収書、9月の予定表、献立表、施設便りなどなど。
レクレーションカレンダーも。よく見るとキープアップ体操を中心に、脳トレーニング、歌クラブ、カラオケ、風船バレー、ちぎり絵、折り紙、料理レク、書道、農園レク、茶道、映画鑑賞など盛りだくさん。
でも旦那様のことを思うとどれも参加できそうもない。身体が(頭も)不自由ということは本当につまらないこと。

腰を痛めて家でじっとしている奥さまも、やりたい事(畑の草取り、庭の草取り、掃除、お墓参りなどなど)がいっぱいあるのにやれないつらさ、つまらなさを感じているんだって。何といっても健康じゃなくては!
昨日のオリンピック女子柔道で優勝した谷本さんも腰を痛めて起きれなかった時期があると聞く。奥さまも再起を目指している。若さが違うのに。

腰痛

2008-08-12 11:28:05 | 管理人の挨拶
奥さまは今日は家に。
ここのところ旦那様のところへは休みがち。替って鍼やマッサージに通いだしたんだって。腰痛悪化!
旦那様のところに行くと、どうしても旦那様を立たせたりするのに腰を使ってしまう。ナースコールを押しても忙しいスタッフたちはすぐに来てもらえないので、つい奥様が一人でやってしまうことも。クーラーも良くないのかな。日ごろの疲れもあるのかな。

しばらくは休み休み、オリンピックを楽しむんだって。
腰が痛いと何もやる気がせず、自分のことで精いっぱい。優しさなんてどこか彼方へ。

昨日、旦那様に 「腰が痛い」 と言うと 「・・運動不足・・・」との返事。奥さまは 「????」。認知能力が劣っているとはいえがっかり。
施設に介護をお願いしているから、その場だけのいら立ちで済んだが、もし在宅介護だったらと思うとぞっとする。
この猛暑、腰痛、全面介護・・・ヒステリーどころか事件ものになっているかも。
施設に感謝!感謝! 入居してくれた旦那様に感謝!感謝!