クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

買ってしまいました

2013-12-29 12:18:48 | 管理人の挨拶
買ってしまいました。年末のこの忙しい時に! 
本屋さんにちょっと入ってしまったら、数独の本が並んだ棚に行ってしまい、数独本1冊を!1ページ完成したら窓ガラスを1枚拭こうかななんて思っていますが・・・。
嫌なことも忘れる! 家の散らかりようも見えなくなる! 私にとっての精神安定剤。

おれおれ詐欺

2013-12-27 12:40:23 | 管理人の挨拶
朝、朝の仕事をもたもたながらもしていた奥様に電話。奥さまが受話器を取ると 「(自分宛て)に荷物なんか届いてない?」 若い男性の声。間違い電話かと思って 「どちら様ですか?」 と聞くと 「○○! ○○!」と息子の名前を言う。急いでいる様子。息子とは声が明らかに違うので 「ちょっと違うみたい・・。失礼します」 と電話を切ろうとするとあちらから切った。

まさにおれおれ詐欺。念のためというか気持ちを落ち着かせるために息子、○○にメールを入れると電話なんかしていないという。

落ち着いてみると詐欺と分かっていてもそのあとどんな展開になるのか話を聞いてもよかったかなと思ったり、なぜうちに? 電話番号と息子の名前は合っているので何かの名簿を見て電話してきたのかなと想像したり。

世間で 「オレオレ詐欺に注意!」と言われているが、他人ごとではない、奥さまの身近なところでもありうるのだ。 注意しなくては。

デパス (安定剤)

2013-12-23 18:42:34 | 管理人の挨拶
奥さまは午後からリハビリデイサービスへお出かけ。

今日は午前中から(9時に飲んだ薬)なかなか効いてこない。2回目12時に薬を飲み、12時15分にお迎えの車に乗り込む。いつもは車の中で効きだすのだが今日はパッとしない。ふらつくし、力が入らない。
おかしいなと思いながら早め、2時半に3回目の薬を飲もうとしてひょっとしてと思って看護師さんに銀色のシートから取り出してピルケースに入れていた白くて丸い薬を見てもらった。どうもそれはドパミン補充用の薬(ドパコール) でなくて精神安定剤デパスのよう。薬が効かないはずだった。

朝きちんと確かめないでセットしたことを反省。それと薬を飲まなくても何とかまだ動けることを知る。

体操教室

2013-12-18 17:40:33 | 管理人の挨拶
奥様は2週間ごとにある体操教室へ。
先回は医療講演会参加のため体操教室は休んでしまった。今日は1か月ぶり。
外は朝からどんよりして雪が降るかもしれない寒さ。ましてや低気圧が通ろうとしている。朝から薬がぱしっと効かない。
行こうか休もうかぎりぎり迷って、何とか腰を上げて教室へ。

行けば何とかなるもの。動きが悪い時は手加減してみんなについていく。
音楽のリズムに乗った体操が中心の教室だが、1か月ぶりにやってみると以前はできたのにできない部分があちらこちらに感じられる。もともと左側の手足の動きが悪い奥様だが。ここの所寒くて動きが悪い上、お出かけなどで家でのストレッチをさぼりがちだったのも影響しているみたい。
‘コツコツ’リハビリしなくてはね!

奥さま、体操教室で隣に座った人 I さん とおしゃべりしていると 「どこが悪いの?」 と聞かれたので 「パーキンソンなんです」 と返事。すると I さんびっくりした顔をして 「私が親しくしていたお友達が二人、パーキンソン病よ」 といわれる。パーキンソン病の症状をいろいろご存じで、二人の友達は電話をしても言葉がはっきりしなくなったし、手紙を出しても字が書けなくなって返事をもらえなくなったという。外出もままならないらしい。
奥さまは 「そうなりたくないから、リハビリを頑張っているんです (さぼりがちだが)。この教室にも通うことにしたんです。家にこもっているのが一番よくないから・・」 と言うと I さん 「そうよ! がんばりなさい!」 と励ましてくれる。

奥様の病気の理解者が一人増えただけでも体操教室に出席してよかったみたい。



クリスマス会

2013-12-17 17:47:24 | 管理人の挨拶
一昨日奥さまはちょっとおしゃれしてお出かけ。
電車を1回乗り換えて患者会のクリスマス会へ。

会場の入り口で会員のBさんと会う。Bさん 「薬を変えたら調子が悪くなって・・・」 と開口一番不調を訴える。それも笑いながら!  会場であった人たち(患者さん)、みなさん調子がいい人ばかりではないだろうに暗い話も明るく面白く話されている様子。さすが 「明るく前向きに生きる会」 を標榜している会のメンバーだけある。

12時から始まったクリスマス会、おいしいイタリア料理を食べながら、歌あり、ハンドベルあり、じゃんけんゲームあり、ビンゴゲームあり、病気のことなんか忘れたひと時でした。奥さまが残念なのはじゃんけんゲームでもビンゴゲームでも例年通り何も当たらなかったこと。大きな袋を用意していたのに。

フットスパ

2013-12-13 20:03:52 | 管理人の挨拶
奥様が通いだしたリハビリデイサービスで、フットケアをしてくれる。そこで使っているスチームフットスパが奥さまはお気に入り。
座った状態で足を入れると暖かい蒸気が出てきて足を温めてくれる。‘足湯’と同じかんじ。気持ちがいい。
早速購入して家で使い始めた。家ではソファーに横になって足だけフットスパに入れる。15分ほど。極楽! 極楽!

医療講演会 2

2013-12-07 11:41:31 | 管理人の挨拶
4日に行われた医療講演会、前半は神経内科の先生がパーキンソン病という病気の症状と薬、生活の工夫などのわかりやすい話。後半は訪問看護の看護師さんが実際の在宅看護に携わっての具体的な話。

そのなかで奥さまが印象に残って手帳にメモしてきた話

*頭の中のドパミンは喜び・楽しみ・報酬が多いとでやすい。マラソンのゴールでドパミンが出るのでまた走りたくなる気分になるのはこのせい。
*ゆっくり進行する。早い人も遅い人も人それぞれ。
50~60歳発症が多い。遺伝は考えられないが、若年性では5%くらい遺伝が考えられる。
*自律神経障害があり、便が出にくい。便秘は80~90%の割合である。
*度合いを測るのはむずかしいが、体が痛む。疲れやすい。
*広いところが調子が良い。歩きやすい。家の中の温度を一定に
*自分で作るドパミンが少し出ているときの運動動作は後になっても覚えているもの。
*オフの時症状を描いたものを首からでもつるしておいていざ助けが必要なとき見てもらえば救急車を呼ばれなくて済むし手助けしてもらいやすい。取扱説明書みたいなもの。
*1分1秒でも現状維持したいならば ◎一人で頑張らない ◎サービスを受ける ◎情報を得る

先日、NHKの「クローズアップ現代」に京大の山中教授が出演され、iPS細胞研究の最前線状況を話されていた。‘パーキンソン病 3年!’ 臨床実験の段階から一般の治療まではまだまだだろうが希望を持ってよさそう。山中教授様!様!

医療講演会

2013-12-04 18:20:41 | 管理人の挨拶
奥さまはパーキンソン病患者さんのための医療講演会へ参加。
1時30分から始まった会、前半は神経内科の専門医がプロジェクターを使って病気、薬の話や在宅での生活の工夫の話。15分の休憩の後、後半は訪問看護ステーションの看護師が在宅療養患者の訪問看護の仕事内容や様子を話してくださる。
前半、奥さまはまだしっかり薬が効きださないまま椅子に座ったためか肩周りや腰回りが重くじっと座っていられない。座ったまま上半身を人目にはわからない程度に動かしたり、足を組み替えたりするがしんどい。「嫌だなー」と思うとますます固まっていくのはいつものこと。つらい60分だった。
休憩時間に薬を予定より30分ほど早いが飲み、トイレにいった後、長い廊下をせっせと歩く。その甲斐あってか後半の60分はじっと椅子に座っていられた。体が楽だと講師の話もすーっと頭に入る。閉会後も快調。友人、知人たちとの楽しい会話にも入っていけた。

必要なのは、やっぱり薬? やっぱり気持ち? やっぱりリハビリ?



電話

2013-12-02 11:05:03 | 管理人の挨拶
昨日夕方6時過ぎ、奥様が薬を飲む時間に奥様の病気のお友達から電話がかかってくる。
内容はよくわからないが、奥様が途中黙り込む。そして電話の相手に 「ごめん。今薬が効いていなくて・・・・」 相手も「わかった!」で電話が切れる。

薬が効いていないと身体も動きが悪くなるが、頭の中も回転が悪くなる。頭の中の神経の伝達も悪くなるみたい。もともと回転はいい方じゃないが、効いていないと言いたいことを順序立てて言えなくなる。頭が真っ白になるというか、何を言おうとしたのか判らなくなる。

電話の相手も同病で同じ経験をしているのか、すぐ状況をわかってくれたらしい。感謝! 同病の友人はありがたい存在。