クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

スイッチ ON

2006-10-30 16:35:17 | 管理人の挨拶
だんな様はボランテイアの方々が運営しているミニデイへ。
10時ちょっと前、薬が効いていなくてガチガチ。奥様は必死の思いで玄関で靴をはかせ、車に乗せる。車で3分ほどのミニデイの会場へ。
車が着くと、あら不思議、だんな様は自分から車を降り、出迎えてくれたスタッフに軽く支えられてすたすた歩いて会場へ。
パーキンソン病はON、OFFと薬の効き具合で動きがまちまちだが、スタッフの笑顔の出迎えにスイッチがON。
うれしいこと、心地よいことがあると神経回路がうまくつながるらしい。

奥様は「頭きちゃう・・・・。さっきの苦労はなに・・・・・」

先週も同じだったんだって。

椅子

2006-10-29 18:48:58 | 管理人の挨拶
奥様が、パーキンソン病のお友達の家を訪れたとき、「この椅子は軽くて使いやすい」と教えてくれた椅子。
一週間ほど前から、だんな様はこの椅子に黄色い円座を乗せて使い始めた。
両袖があるので、傾いても転げ落ちることがなくなった。
奥様が動けないだんな様を座らせる時、片手で支えながら、もうひとつの手で椅子を持ってくることも出来る。
だんな様が座った後も、軽いので押したりひっぱたりも可能。
値の張る椅子ではないので、壊れてもたいした損害じゃないし。

ベランダの干し柿

2006-10-25 16:48:49 | 管理人の挨拶
真っ青な秋空が広がった。
奥様は皮をむいた渋柿110個をベランダにつるす。

病気になる前は辛党だっただんな様は、病気の進行とともに甘いものが大好きに。ガチガチの固縮状態で、筋肉が疲れ、甘いものを欲するのかもしれない。

うまく干し柿が出来ますように。

リハビリ

2006-10-19 18:33:24 | 管理人の挨拶
夕方、リハビリの先生が来訪。

だんな様は、リハビリのはじめは薬が効いていなくてガチガチ。先生はかなり力を入れなくてはならなかったが、途中から薬が効いてきて、だんだん筋肉が柔らかくなり、30分くらい、リハビリが終わる頃には、動作も顔の表情もずっとよくなった。
先週は今日と反対で、柔らかかった筋肉が、だんだん硬く、ガチガチになって行ったんだって。

「シンデレラ物語のかぼちゃの馬車見たいですね」と先生。

介護者の集い

2006-10-18 18:33:55 | 管理人の挨拶
奥様は、月1回の介護者の集いへ。

そこで、薬が効いていなくて動けない状態のだんな様をすごく怒らせた時、その瞬間は動けるようになることがよくあること。
パーキンソン病の患者さんが車に乗っていて追突事故にあった時、動けないはずの人がすばやく車から降り歩き出した、しかしちょっと離れたところで動けなくなってしまった話などを紹介した。
すると、若年性認知症のご主人を介護している方が、「うちも同じ!普段言葉を発しない病状の進んだ主人も、怒らせると一瞬 “そんなことしてはいけない” など、まともなことを言う」とのこと。同じ状態を知りなんか納得。

“火事場の馬鹿力”ってありうること、神経組織が壊れているのでなく、神経伝達物質がうまく流れない病気なのを再確認したんだって。

幻覚・妄想

2006-10-16 11:08:03 | 管理人の挨拶
昨日は、日曜日。なにもない一日。
ここのところ平和な日々が続いていたのに、昨晩はちょっとトラブル。

普通の夫婦でもまる二日、ずっと顔を突き合わせているといやになってしまうと聞くが、奥様は24時間、だんな様の声の聞こえる範囲に居なくてはいけない。トイレに行きたいとか、ベットに横になりたいとか、起こしてもらいたいとか、薬を飲ませてもらいたいとか・・・・・・・。
少々疲れが出ていたところにだんな様の幻覚が再登場。赤ちゃんが二人、部屋の隅にいると言い出す。なくなった兄弟も来訪し、話をしている。

お薬の副作用とはいえ、奥様は「あーあ、やってられない」といった表情。

今朝、妄想状態のだんな様は「事務所に行かなくては・・・・」「背広を着なくては・・・・」と言い張る。何とかなだめてデイサービスへお出かけ。デイサービスを会社の事務所と勘違いしているのかもしれない。
会社人間だっただんな様が気の毒になる。

忙しい土曜日

2006-10-14 19:34:07 | 管理人の挨拶
土曜日。だんな様はデイサービスに行くこともない一日。
家に居るのにやたらと忙しかった。

10:15 から 10:45  リハビリの先生が来訪。
11:00 から 11:40  口腔ケアの先生が来訪。
14:00 から 15:25  ケアマネージャー来訪。
15:25 から 15:55  訪問歯科診療。