油抜き

奥様はヨーガ教室へ。
整体もされるヨーガの先生が、「疲れにくい身体にするためには肝臓の機能を良くすること。肝臓に悪いものは第１に薬、第２に油、第３にアルコールを摂取することと言われる。薬は仕方がないが、１週間に１回、２４時間油（脂が含まれる食品・パン・牛乳・油揚げなど）を絶つと身体が違ってくる」　と言われる。アルコールの休肝日より効き目があるそうだ。

奥様、もうパーキンソン病の薬を飲み始めて２年、ちょっと薬を絶つことはできないが（急にやめたら危ないと言われている）　油なら出来そう。パンの代わりにおにぎりやおそうめんにすればいいし、１週間に１日でいいし。
夏バテに効くかもしれない。

病院受診

昨日奥様は旦那様を連れて、旦那様のかかっている病院へ。
約２カ月に１回の受診だが、旦那様と一緒は３月初め以来4か月ぶり。

11時前に旦那様のいる施設に行き、早めの昼食の介助、12時20分にお願いしていた社会福祉協議会の送迎サービスの車で出発。予約の1時過ぎに受診。14時にまた社協の車で施設へ戻り、部屋のベットに横にさせる。

奥様が旦那様に　「私疲れちゃったけど、疲れた？」　と聞くとはっきり聞き取れる声で　「疲れた！」と言う。
車いすに座ったまま、移動もなにもかも人にしてもらうだけの旦那様でも疲れたのだもの、奥様の疲れは・・・。　家に帰ってからすぐ横になって2時間近く寝てしまった。

社協の車椅子ごと乗れる車で奥様は後ろの席に座っているだけでいいし、専門病院の外来はほとんど待つこともないし、何が疲れるのか？　
ケアスタッフに頼むとはいえ、お迎えの時間までに旦那様を外出できるだけの身支度をさせること、帰りの予約していたお迎えの時間まで診察、会計がスムーズに終わるかどうかの不安、旦那様の様子をいつも気にしていなくてはならないことかな。

それ以上に疲れの原因は、‘病院受診は楽しいことでないこと’！

ひまわり

なでしこジャパンのサッカー・ワールドカップ優勝の興奮状態から５日たち、奥様はやっと普通の生活に戻った感じ。
涼しいうちにと畑の草取りへ。
畑の隅に蒔いていたヒマワリが膝の高さぐらいに大きく育っていた。

振り返るとスウェーデン戦、ドイツ戦のころから寝不足状態なのに、奥様の体調、薬の効き具合がいつもより少し良かった感じ。ちょっぴり楽しいことで興奮することは薬を飲むこと以上にパーキンソン病にはいいことなのかな？

さあ、次はロンドンオリンピック・アジア予選。応援しなくては！

バス一日乗車券

　　　　　なでしこジャパン、ばんざーい！




ここ１週間、駐車場に車がない。奥様の運転する車が脇道から出てきた車にぶつけられて、後ろのバンパー近くを壊され、今修理工場に行っているんだって。
奥様はこの暑い中、どこに行くのもバス利用。仕方がない。これも‘リハビリ’の一つかなと思っているみたい。

昨日は車だと１０分ほどの漢方薬局に行くが、バスを乗り継いでお出かけ。そのあとご主人さまのいる施設（車だと２０分のところ）へも行く。合計６回乗り降りした。その度に乗車賃を払うと　２１０円×６回＝１２６０円。ところが一日乗車券を買うと５００円で乗り降り自由。７６０円も得したんだって。

この暑い中でも乗客はそれなりに多くて、特にお年寄りの利用が多いみたい。敬老パス利用のためかな。でも皆さん元気！　将来・・・ものすごく近い将来だけど、奥様も車を手離した後、こんな風に歳を取りたいなと思ったんだって。

患者会神奈川支部交流会

昨日奥様は、病気の患者会神奈川支部の第２回目の交流会に出席。
同病のお友達のご主人の運転する車でとは言え、この暑い中よく行くよ！

それでも集まったのは患者さん８人、こじんまりと話しやすい雰囲気の中自己紹介。初めて参加の方が一人いらしたが、初めは硬い表情（パーキンソン病の特徴か？）だったがすぐ打ち解けられて笑顔も見られた。
診断が下るまでのつらい経過、診断前からそして現在も続く腰痛、家事の大変さなど共通の話題がたくさん。途中でストップのサインを出す場面も。

休憩の後、音楽療法の先生の指導のもと、‘海の歌’を歌ったりハンドベルで‘ドレミ’の歌を歌ったり。楽しい雰囲気の中予定の２時間があっという間に過ぎる。

家でクーラーを効かせてごろごろしている２時間より有意義！！　たくさんの元気とやる気をもらった感じ。

お月さま

昨日は‘なでしこジャパン’　の勝利に酔っていた奥様、ちょっと寝不足。早めに寝る体制になる。寝室の雨戸を閉めようとすると空にくっきりとした満月に近いお月さま。月明かりの中、軽いストレッチと深呼吸をしているうちに眠くなって横になると熟睡モードへ。
枕元で、ロウソクがだめだったので買い直した香りの出るお線香を焚くが、これももう一つ臭いがわからなかったんだって。残念。

ローソク

奥様は香りのするローソクを買ってくる。
病気になるかなり前から臭いがわからなかった奥様、パーキンソン病の人に多い‘臭覚障害’で耳鼻科に通っていたこともある。
最近、ほんの少し臭い・香りがわかるようになった気がする。
整体の先生の話によると、鼻と脳はすぐ近くなので、香りなどで臭覚を刺激すると脳も活性化すると言う。
アロマの道具はちょっと高いので、体験としてまずは香りのするローソクを購入。点火・・？・・？・・？　香りは判らなかったんだって。残念。

薬依存症

昨日奥様は旦那様のいる施設へ。
夏用半袖ポロシャツやランニングシャツなどをタンスに入れ替えが済んだ頃、看護師が薬を持って来室。
主役ドーパミン補充のピンクの薬がおちょこぐらいの小さなコップに水で溶いてドロドロにして飲みやすいようにされてあった。看護師さんがベットに横になっている旦那様の頭を少し高くしてスプーンでどろどろの薬を飲ませる。まだ小さなコップには傾けて少し待てば５～６滴、いやそれ以上の薬が残っていると思われるのに、看護師さんはさっさと退場。
奥様はなるべく薬を効かせて動きを良くし、楽になってもらいたいのか、奥様自身も飲んでいるので薬の効果が身にしみてわかっているからか、残っていたあの数滴がすごく気になる。

パーキンソン病の患者さんは‘薬依存症’になりやすいと言われる。それかな・・・？

ゴーヤの赤ちゃん

今年も奥様はベランダにゴーヤの緑のカーテンをしかけました。
1.5メートルぐらい伸びた茎の中間に小さなゴーヤが出来ていました。
今年はいくつ収穫できるかな？

サッカーテレビ観戦

サッカー好きの奥様、今日と言うか昨晩夜中１時半ごろ起きてきて、ワールドカップサッカー・なでしこジャパンの対イングランド戦を応援。

パーキンソン病に大いに関係するドパーミンは良質の睡眠によって作られると言われる。だから規則正しい生活、２３時前の就寝がいいと聞いている。
しかし、今日は特別、生放送のサッカー試合を見なくては落ち着かない奥様、２１時前に寝て、１時半から３時過ぎまでテレビを見て　（残念ながら負けてしまったが）　また、朝７時ごろまで寝ていた。
今日は特別外出の予定がなかったので、安心して不規則な生活を選んだのかもしれない。
一日を通して薬の効きは普段と変わりなかった。良かった、良かった。

次回の試合、対ドイツ戦は三日後、１０日明け方３時かららしい。さあどうするんだろう。