クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

唇の震え

2010-11-28 08:45:15 | 管理人の挨拶
奥様は時々唇が震える。先生に訴えるとパーキンソン病の症状の一つだと言われる。薬が切れた時、そして夜寝る前、布団に横になった時が多い。唇の震えが気になって眠れなくなる時も。

ところが昨晩は震えなし。昼間(午後3時ころかな)2時間ほど友人の家でおしゃべりしたからかな。先日お姉さまが来て泊まった時もよくおしゃべりしたので震えはなかった。どうも昼間、口をたくさん動かした時は震えが少ないみたい。

人は‘あくび’が出るのは筋肉が緊張していて、身体がゆるみたいから起こるものと言う説があるが、奥様の唇の震えはそれとどこか通じるものがあるのかもしれない。

ゆずジャム

2010-11-25 18:49:34 | 管理人の挨拶
奥様は、同病の友達の家に遊びに行った時いただいてきたたくさんのゆずをせっせとスライス。休み休み、テンポ遅く、途中で止めようと何回も思いながら、スライサーを使ったりハサミを使ったり・・・・、お鍋いっぱいになったところでグラニュー糖とはちみつを入れて弱火で30分余、かき混ぜてやっとジャムの完成。



新入会員

2010-11-22 12:48:11 | 管理人の挨拶
奥様は先の患者交流会からちょっと暖かい気持ちが続いている。

電車を2回乗り継いで2時間弱かけて行く交流会に、新しい会員 I さんが初めて参加。奥様の真向かいに座られ、いつもにこやかにされている女性 I さん、自己紹介で奥様の住んでいるすぐそばにお住まいと知る。休憩時間に声をかけると、奥様の家の近くのスーパーに時々買い物に来られるという。びっくり。さっそく帰り一緒に帰るのを約束。

パーキンソン病の患者さんは ‘いい人’ が保障されたと同じと言われるが、 I さんも‘いい人’の雰囲気いっぱい。
パーキンソン病の人同士は初めての人ともすぐ親しくなれると言われるが、I さんとも同じ。

帰りの電車では病気のこと、年齢のこと(奥様とほぼ同じ)、家族のこと、発病からの経過などなど、初めてお会いするのにこんなことまで話すの! と思われるほど話し続ける。

別れ際 I さん、「今日来てよかった!」 と言われる。すっかり友達! 

病気になってよかったとも思える一日だったそうだ。



患者会

2010-11-21 18:41:29 | 管理人の挨拶
昨日奥様は患者会交流会へ。
参加者、ボランティアスタッフあわせて25人ほど。にぎやか。

報告事項や歌を歌っているうちに時間が来て、本日の第2部のイベント「吹き矢体験会」が始まる。日本スポーツ吹き矢協会から6~7人の指導員が吹き矢の道具をもって登場。吹き矢の効能、作法、息の吸い方、吐き方を教えてもらった後実践。腹式呼吸、良い呼吸をするのが第一目的で、安定した良い呼吸をすれば得点がまとまると言う。
みんなが体験した後、4チームに分かれてゲーム。楽しいひと時だった。
奥様の成績は? ・・・1カ月ほど前から家で練習していただけあったみたい。

渋柿

2010-11-18 11:53:55 | 管理人の挨拶
奥様は友人 Yさん からたくさんの渋柿をもらう。腸の弱い Yさん 、親戚から段ボール1箱の渋柿をもらって困っていた。
奥様は完熟するまで部屋の隅に置いておいて、完熟して渋が抜けたら冷凍庫へ。
食べるとき半解凍、シャーベット状態で食べる。おいしい。
なによりもパーキンソン病の人の大部分が困っていると言われる‘便秘’に効果絶大。 

女性ケアスタッフ

2010-11-17 08:24:19 | 管理人の挨拶
昨日奥様は旦那様の施設へ。
いつもは毎週日曜日の昼過ぎ、一週間分セットした薬をもって訪れることを習慣にしているが、昨日は旦那様を病院に連れだす日。
12時過ぎに送迎の車で施設を出発するので、11時過ぎから早めの昼食を取らせてもらう。奥様は久しぶりに食事介助をするとともに奥様も昼飯。奥様が自分用に持ち込んだサンドウイッチを旦那様に進めるとはっきり意思表示をして食べだす。

食べている途中、なじみの女性パートスタッフ(おばちゃんスタッフ)が二人、わざわざ来てくれて、いつもの施設での旦那様の様子を話してくれる。どうもそのうちの一人 Yさん を旦那様はお気に入りみたい。Yさん が話しかけると奥様にはしないニヤーとした笑顔をしていた。よく冗談も言うと言う。

奥様、 Yさん への嫉妬よりも、要介護5の旦那様が車いすとベットでの施設での生活の中で、楽しい一時があるのを知ってちょっと救われたんだって。  


コーラス

2010-11-15 08:42:27 | 管理人の挨拶
昨日奥様はパーキンソン病の友人 Tさん(病歴9年かな?) が出演すると言うので、車で20分ほどの文化センターへ。区の合唱祭。一団体10分ほど、2~3曲歌う様子。

Tさんたちのグループの番になる。緞帳が上がり下がりすることのないコーラスの舞台、登場するところからひな壇に並ぶところ、退場まで全部観客席から見えるのですぐTさんを見つけられる。Tさんみんなと一緒に、でも杖をつきながら登場。用意された椅子に一人だけ座って歌われた。

響きを大事にした美しいハーモニー、楽譜を持たない暗譜、よく練習された様子が伺える。
その練習段階、日ごろの練習からずっと参加されている Tさんの努力と勇気、がんばりに奥様は脱帽。

クリニック受診

2010-11-09 20:28:40 | 管理人の挨拶
奥様は1カ月1度のクリニック受診。

先生の 「調子は?」 の問いに 「調子は良かったり、悪かったりです」
実際、その日その日で違う体調。天気が悪く、一人で家に引きこもるような時は悪いことが多く、外に出かけ友人とおしゃべりしたり、リハビリなどで人と交わっていたり、ちょっとした緊張状態だと調子がいい。精神的なものが大きい。

奥様、一日の血圧が時間によっていろいろで、朝は140以上もあるが、昼過ぎリハビリデイサービスで測ると100を切り、時には90を切ることもあると報告すると、先生は自律神経の乱れのせいと薬服用のせいで血圧の乱高下はありうると言われる。

薬の飲み方も含めて、「全体にあなたは神経質になりすぎている」「健康な時よりは少ないが、ドーパミンはまだ自分で作り出しているんだから」 と注意される。
今まで縁の遠かった‘神経質’・・・やっぱりね。でも薬が切れてきたときの動きの悪さへのいら立ち、首・肩まわりのこわばりの不愉快さなどなどを思うと神経質にならざるを得ないのだが。

診察の後半、インフルエンザの予防注射を受けた方がいいと言われる。パーキンソン病の人は自律神経が乱れているのでインフルエンザにかかると重症化しやすいと言われる。当然 ‘イエス’。3600円なり。