クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

レジ袋

2010-10-29 17:44:09 | 管理人の挨拶
奥様はスーパーのレジ袋をごみ出しに使っている。
発病前は袋を縦長に畳んだ後、三角に織り込んでいき、小さくして箱に収納していた。ところが小さく畳む動作もだが、ごみ袋として使うとき袋を開く動作が負担になってきた。開けにくい。いらだつ。
簡単に畳んで紙袋に収納するようにしたが、どんどん紙袋からあふれるようになってしまった。適当な大きさの袋を取り出すのも一苦労。
思いついて壁に掛けておくことを考えた。半分に折っただけで大・中・小・ミニと分けてひっかけておくだけ。
100円ショップで材料を買ってきて(合計700円)、開かずのドアになっている勝手口のドアに細工した。
見た目は悪いが機能的! 手先の器用さ(?)を必要とされないし。



最後のゴーヤ

2010-10-28 11:54:11 | 管理人の挨拶
8月から9月にかけていやと言うほど収穫されたゴーヤ。半分に切ってワタと種を取り除き、冷凍庫に保存されていた。
奥様は毎朝、リンゴ・バナナと一緒にはちみつなどを入れてジュースにして飲んでいた。
残り1本分、やっと終わり! もうあの夏の暑さも忘れてしまった。木枯らしが吹く季節になってしまった。

会報

2010-10-26 18:54:51 | 管理人の挨拶
患者会「Lの会」 から会報が届く。

ある患者さんが子供に病気を知ってもらいたいと書かれ、出版された本からの抜粋がコピーされて同封されてあった。
病気の症状、特徴が書かれたの後に

『でもいいこともいっぱいあります。
たくさんの人のしんせつに であえること。
びょうきにまけない つよい人と であえること。
びょうきと うまくつきあっている かしこい人と であえること。

そして わたしが いま できることって なんだろうと じぶんじしんを みつめなおすきかいを あたえられたこと』

奥様は同感!!
・・・自分を見つめなおすと落ち込むことが多いが・・・。

国定忠治

2010-10-25 19:00:07 | 管理人の挨拶
昨日、奥様は旦那様のいる施設へ。

2時過ぎから、ボランティアで活動写真の弁士を趣味でなさる方のイベント。
食堂をちょっと暗くして、壁の大きなテレビの画面に「国定忠治」の昔の無声映画が映される脇で弁士がセリフを流れるように語る。うまい! 一瞬、昔の映画館にいる雰囲気。
終わった後、みんなで「赤城の山も今宵限り・・・・・・」とセリフを言ったり、「名月赤城山」と 「赤城の子守唄」を歌う。

旦那様も、声はかすかにしか出ないが口ずさんでいた。

2週間前か、若い女性がボランティアでミニコンサートを開き、山口百恵や松田聖子の歌を歌っていたが、平均80歳をかなり超えた入居者さんたちには、赤城山の方が受けた雰囲気だった。

小松 でん子

2010-10-23 18:16:10 | 管理人の挨拶
 奥様が流しで畑から採ってきた小松菜を洗っていると、‘コトリ’と音がして、小石のようなものが落ちた。よく見るとカタツムリ。1センチにも満たない小さな赤ちゃんカタツムリ。
小松菜にしがみついて家まできたみたい。
何かのご縁、家で飼うことにした。「小松 でん子」って名前もつけられた。

畑では野菜の葉っぱを食べるので厄介者扱いするのに。

リハビリデイサービス 6

2010-10-21 18:41:59 | 管理人の挨拶
奥様はリハビリデイサービスへ。

10月からはいられたおばあちゃま二人(70代)、ともに背骨の圧迫骨折を最近体験され、膝痛に悩んでいられる。
圧迫骨折の痛さ、背中がどんどん曲がって行き身長が5センチも低くなった、骨粗鬆症になっているのでちょっとしたことで骨折することなどなど、高齢になると無視できない症状を話してくださる。
牛乳を毎日飲むように、重いものは絶対持たないようにしている、転ばないように細心の注意を払っている、お風呂に入るのは死に物狂いよ(笑)、と言われる。

テレビや新聞などで知ってはいるが、身近に経験している方からの生の声には教えられるものが多々ある。奥様、たんぱく質もだが、カルシュウムもしっかり摂らなくては!

おばあちゃま二人、圧迫骨折の体験で気が合うのかおしゃべりがはずむ。絶対無理をしないようにしていられるだけあって、マシーンを使っての筋トレよりも圧倒的におしゃべりの時間が長かった。

ムズムズ

2010-10-20 18:34:22 | 管理人の挨拶
奥様は最近左足の膝から下が時々ムズムズする。不愉快。

先日NHKの「ためしてガッテン」で足のムズムズ病はパーキンソン病で使われている薬(メモ出来なかった)を飲むと治ると言っていた。だから奥様は自分がパーキンソン病だから足のムズムズが出ていると思い込む。そして病気が進行しているのかなっと不安にもなる。

漢方薬局の先生に 「足がムズムズして・・・」と訴えると、先生即座に「鶏のレバーを食べなさい! お肉も!」。ムズムズするのだいたいの人がまず左足から出てくると経験豊かそうに言われる。

奥様さっそくスーパーで鶏レバーの焼き鳥を買って食べる。レバーの甘辛煮も作る。2,3日して気のせいかムズムズ感が減少したみたい。

不快な症状は何でも病気のせいにしがちな奥様、老化現象でもあるのに!  もっと食生活・栄養を考えた方がいいみたい。
民放の健康番組でも、歳とったらお肉を食べ、しっかりとたんぱく質をとるように言っていったけ。

吹き矢 2

2010-10-16 18:53:34 | 管理人の挨拶
2週間ほど前に入手した吹き矢セット、矢が的に当たるようになったが、的がすぐボロボロになりそう。
奥様はいろいろ試行錯誤、ホームセンターから発泡スチロールと画用紙を買ってきて、練習用の的を作る。
和室の壁に設置。隣のリビングの外れから射るとちょうどいい。
深い呼吸の練習にもなるみたい。

先日来訪したお姉さま、初めて体験していた。長いことコーラスをやっていたからか肺活量が違うみたい。勢いのよい矢が‘ずばーっ’と的に当たり、当った時の音も力強い。
奥様負けていられない雰囲気。コツコツ練習しなくては。

自律神経

2010-10-14 19:22:48 | 管理人の挨拶
奥様はリハビリデイサービスへ。

所長(鍼灸マッサージの先生でもある)に先日のクリニック受診で主治医から自律神経が侵されていると言われたことを報告。
所長に 「自律神経が悪いのを治す方法はありますか?」 と聞くと即座に 「呼吸法!」 「深呼吸、深い呼吸をすると副交感神経が上がり、交感神経が下がってくる」 「深呼吸を朝や寝る前に習慣づけると良いですよ」 と言われる。

『深呼吸!』 ・・・奥様にとってやらなければいけない習慣がまた一つ増えた。続くかな? 

クリニック受診

2010-10-12 18:52:39 | 管理人の挨拶
奥様は1ヶ月半ぶりにクリニック受診。
連休明けだがさほど待たされずに診察してもらえる。

先生の話によると、パーキンソン病の人は自律神経が弱っている。パーキンソン病の初期の人、軽い人でも、自律神経が早くから狂っている。

温度差、湿度差、気圧の変化などに対応しにくい。ここのところの天気の不安定さ、朝晩の気温差で調子を崩す人が多い。そして、患者さん本人はこの気温や湿度に体感としては気がつかないから、天気予報や家の中の温度湿度計などで前もって判断して対応するように。

奥様が全体に午前中が調子悪く、薬の効き具合も悪いが、午後は比較的楽になり、夜は違和感なく普通に生活できることを話すと、午前に歌を歌うなど何か楽しいことをする習慣をつけたり、薬の飲み方も少し工夫するようにアドバイスを受ける。
奥様は、日頃バランスが取りにくい(酔っぱらった時のよう)、身体がしゃきっとしない、唇が震える、動作が鈍い、首・肩周りがこわばるなど不調を訴えようと思ったが訴えても薬を増やしてくれる先生ではないので黙っていたんだって。