クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

周期性四肢運動障害

2007-02-28 14:52:44 | 管理人の挨拶
昨晩、奥様はテレビ朝日の 『 たけしの本当に怖い家庭の医学』 で 『周期性四肢運動障害』 を取り上げていたのを見ていた。

59歳のホテルマンが夜中に目を覚ましてしまうことが増え、昼間に眠気を感じることが多く、足のだるさも訴える。眠っている間に突然痙攣が。 これはドーパミンの分泌が減少することにより脳からの指令が誤って脚に伝わり知らず知らずのうちに痙攣を起こしてしまうため。一度痙攣が始まると加速度的にその頻度が増して行く。その結果不眠症に陥ってしまう病気。
パーキンソン病もドーパミンの不足で起こる病気。周期性四肢運動障害と兄弟関係にある病気のようだ。
ドーパミンがどうして減るのかは、まだよくわかっていないんだって。
奥様は ストレスがすごく関係していると思っているが。



ドライブ

2007-02-27 16:18:57 | 管理人の挨拶
昨日、だんな様は泊まっていたショートステイから直接デイサービスへ。

家での夕食の時、初めて‘入れ歯’が入っていないことに気がつく。
奥様が朝、ショートステイ先まで迎えに行った時、時間に追われていたので、食堂からすぐ玄関に。 朝ごはんを済ませているのでてっきり‘入れ歯’は入っていると思ったんだって。 車椅子に座って下を向いていたから口元が見えなかったし。

今日、お二人は‘入れ歯’を取りにショートステイ先までドライブ。

おしゃべり

2007-02-24 10:22:44 | 管理人の挨拶
奥様は、お友達にうれしそうに 「ショートステイ先でスタッフに 『お嬢さん』 って言われちゃった。お父さんと娘の関係に見られたわ。訂正もしにくいし・・・・・」
お友達が 「ご主人が歳とって見えたんじゃない・・・」

確かにだんな様は腰が曲がり、動作が遅くバランスが悪い。年齢以上にふけて見える。
パーキンソン病友の会の大先輩が 「パーキンソン病の患者さんは、実年齢より10歳足した状態と思って接するとちょうどいい」 と教えてくれたことがあったけ。 

お疲れ様

2007-02-22 12:11:07 | 管理人の挨拶
だんな様は昨晩の下剤が多かったのか、朝、ベットの中で排便あり。
奥様はシャワーを浴びせ、後片付けが終わった後 だんな様に 「何か言って?」 と感謝の言葉を要求。
だんな様は小さい声で 「・ ・ ・ お疲れ様 ・ ・ ・」
奥様は 「『お疲れ様』 じゃないでしょ! 『ありがとう』 でしょ!」

『お疲れ様』 と 『ありがとう』 とはどう違うんだろう。

風邪

2007-02-20 11:24:49 | 管理人の挨拶
ここ2、3日、お二人が在宅なのにやたらと静か。
奥様が風邪を引いて、声が出ないんだって。
奥様は必要最小限、用事があるときだけ、ささやくような声。
だんな様もつられてか、もともと病気のせいか、ささやくような小声の返事。

どうした訳か、奥様が体調が悪いと、だんな様は調子がいいことが多い。
今日も薬がうまく効いてきて一人で立ち上がり、台所へ。でもしばらく音がしないと思っていたら冷蔵庫の前で倒れて、自分では立ち上がれないでいた。でもアイスクリームをしっかり手に持っていた。


読書

2007-02-16 09:36:35 | 管理人の挨拶
だんな様はショートステイ。
奥様はたくさんある自由時間で、先日買った本に向かう。
読み直すところはどうも痴呆にならないための予防の記事。
夫婦二人でボケたら大変だものね。

『あきらめないで・痴呆治療』より
自分が痴呆症になることが心配なら血圧、血糖値、血清コレステロール値を制御し、魚をよく食べ、食後の散歩を励行し、社交性を保つこと。頭を強く打撲することのないように。

『認知症の介護・リハビリ・予防』より
認知症予防によいと思われるものは、ガムを噛む、30分以内の昼ね、モーツアルトを聴く、ペットを飼う、園芸、男女交際、日記をつける、適度な運動、など。

額に入ったお雛様の絵

2007-02-14 17:17:58 | 管理人の挨拶
奥様は描いたお雛様の絵を額に入れて壁にかける。
額に入れるとしわが目立たない。
‘馬子にも衣装’って言うのだろうか、一人ご満悦。

だんな様は首が上がらなくて、下を見てばかりだから絵なんて見ないし、私も興味ないし・・・。どうでもいいや。 ただ、前にかかっていた風景画の方がいいような気がする。

認知症ハンドブック

2007-02-09 21:51:30 | 管理人の挨拶
奥様は届いた本を何度も読み直している。日頃あまり本を読まないので一度読んでもすぐ忘れてしまうらしい。
忘れないように書き出していた。

『認知症の介護・リハビリテーション・予防』より
介護者が疲れていると、決して患者にやさしくは出来ません。極端な場合は、ストレスを発散させるために患者を虐待することになってしまいます。まず、最初にあなたがすることは、①認知症という病気を理解して、患者と喧嘩しなくてもよいように自分を変えること、そして②介護しやすいように薬を加減して患者を変えること、③福祉サービスを利用して、息抜きをしたり、介護の知恵を得たりすることです。