クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

2006-09-28 10:11:21 | 管理人の挨拶
デイサービスへお出かけの準備。玄関で、だんな様が「お薬は・・・・?」

昨日、迎えの車が来たところで念のため荷物をチェックしたら、薬が入っていなくて大慌て。
11時と14時に飲む薬だが、飲まないと動けないし、全体のバランスが崩れてしまうので必需品。

奥様は、「命より大事な薬、薬、薬・・・・」 「奥さんより大事な薬、薬、薬・・・・・」 と変なことをつぶやきながら荷物を確かめていた。

介護者の集い

2006-09-20 20:56:28 | 管理人の挨拶
奥様は1ヶ月に1回開かれる介護者の集いへ。
ボランティアの方を中心に自主的に開かれている会で、参加者15人ほど。
今日は薬剤師の方を先生に迎えて質疑応答式の話し合い。

奥様は下剤のことを聞いていた。
先生の話によると便秘はパーキンソン病に付き物。皆さんフントウしているとの話。
便を柔らかくする薬や座薬、浣腸の話など勉強になったという。

認知症の奥様を施設に入れている男の方が、様子がおかしいので「転んだんじゃないですかと施設側に怒ったんだが、人質を取られている身なので、言い方はぐっとソフトに言った・・・・」の発言に、参加者の間に同感の笑いが起こったという。

家庭菜園

2006-09-17 17:22:05 | 管理人の挨拶
だんな様は1泊2日のショートステー。
奥様は送って行った後、うきうきして畑へ。
今日は時間を気にしなくて仕事ができると楽しそう。

遅れをとっていた夏野菜の後始末と秋野菜の苗の植え付け。
ブロッコリー7本、キャベツ4本、メキャベツ2本を植えつける。虫に食べられないように新しいネットもかけていた。防虫ネット代(1280円)肥料代、苗代などを計算していたら、お店で野菜を買った方が安いのに。
ほうれん草、小松菜、ラヂッシュ、水菜の種も蒔いていた。

家庭菜園も出来た野菜を食べてくれる家族がいるから楽しいのかもしれない。畑を耕しながら、やっぱりだんな様がいてくれなくてはと奥様は思ったんだって。


ゴーヤ

2006-09-14 18:36:39 | 管理人の挨拶
奥様が雨が止んだ畑から野菜を持ち帰る。
ナス、小さいトマト、モロヘイヤ、葉唐辛子、そしてこのゴーヤたち。
どうやって食べるの!放っておけばすぐ赤くなってしまうのに。

このところお店で野菜を買ったことのない奥様、畑で採れる野菜を食べるのに忙しいという。私は食べないし。

家庭内戦争と平和

2006-09-12 19:23:00 | 管理人の挨拶
昨夜からだんな様と奥様が家庭内戦争状態。
「下剤の量が多い、少ない」「飲む、飲まない」が発火点らしい。

今朝も戦争中。奥様はだんな様にお薬を飲ませた後ケアマネジャーのところにお出かけ。
入院中の看護師さんたちの仕事を全部一人でやりだした疲れ。だんな様が、頭が少ししっかりしてきて、自己主張してきたことによる衝突。世話をしてあげているのにという思いから驕った態度になってしまったこと。薬が効いていない時少し妄想を見るだんな様に、治っていない姿を見たショック。戦争の背景にはいろいろあるらしい。

ケアマネージャーに話を聞いてもらって奥様は少し心が落ち着く。
午後もまた奥様は薬を飲ませベットに横にさせた後お出かけ。
介護経験のある友人のところへ。
2時間ぐらいして帰ってきた奥様の顔は柔らかくなっていた。
やっと平和が戻って来た。よかった、よかった。

奥様は基本的には介護することはいやじゃない。24時間、365日、気にしていなくてはならないこと。介護者側のペースで動けないことが大変のようだ。
訪問看護経験の看護師さんが「ワカランチンの患者さんの方が介護しやすい場合があるわよ」の言葉に納得する奥様でした。


ミニデイサービス

2006-09-11 18:49:14 | 管理人の挨拶
だんな様は近くのケアプラザへお出かけ。
介護保険とは関係なく、ボランティアの人たちが開いているミニデイサービスへ。
「近くの人たちがお互いに支えあうことが大切」との思いで今年2月から動き出した、地域密着の活動。男性のスタッフも数人。代表が息子さんの友達のお母さんということでも安心して参加できるという。

奥様運転の車で施設前に到着すると、玄関の外で5人もの方々が笑顔いっぱいで待っていてくださった。
帰りには退院祝いの手作りのお花も贈られて奥様は感激。

ばたばたした一日

2006-09-09 19:22:26 | 管理人の挨拶
午後、やたらと人の出入りが。
まず1時50分ごろ、だんな様の担当ケアマネージャーとデイサービスの責任者、福祉用具貸与の会社の責任者が来訪。入院期間が30日を越えたら、退院時、関係者が集まってサービスの検討をしなくてはいけない決まりだって。
話し合いの終わらないうちに口腔ケアの歯科衛生士の方が来訪。
最後は3時20分ごろ,歯医者さんご一行が3人来訪。

どうりで、奥様は朝から一階の居間だけでなく2階の寝室までせっせとお掃除していたんだ。レンタルの介護用ベットを点検してもらわなくてはいけないから。

だんな様のために多くの人が集まって、より良い介護サービスを考えてくれるシステムに奥様は感謝していたがちょっと疲れたみたい。いつもより早くビールを飲みだした。
ばたばたした一日だった。

デイサービス

2006-09-08 18:54:00 | 管理人の挨拶
だんな様は、昨日、今日とデイサービスへお出かけ。
昨日と今日とは違う所だが、どちらも久しぶりの利用で、スタッフから暖かい歓迎の笑顔で迎えてくれたという。

奥様は、退院して喜んで出迎えてくれる人たちがいること、それだけで幸せを感じている。

デイサービスの連絡帳には、入院前より体のこわばりが少なく、会話もしっかりしていたとの報告。
良かった、良かった。

退院

2006-09-05 20:23:32 | 管理人の挨拶
だんな様が退院だって。土曜、日曜日は外泊で家に帰っていたのでいまさら退院って言ってもへんな感じ。でも午後3時頃大きな荷物を3つも車から降ろしていた。

奥様は退院の折看護婦さんたちがどんな言葉で送ってくださるか興味があった。特別病気が良くなっているわけでないし、これ以上入院していてもかえってよくないと思っての退院。
さすがに「おめでとう」の言葉はなかった。退院手続き窓口の事務の方からは「おめでとうございます」と慣習上言われたが。
「大変ですね」もなかった。同情や慰めの言葉もかけにくいのだろう。
「お元気で」が何人か。
年配のおばちゃん看護師さんが笑いながら「仲良く喧嘩してね!」と言われたのには「はーい」と答えてしまったそうだ。