クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

歯痛

2008-12-30 19:42:42 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

昼食介助のため食堂横のファミリールームへ。ここ何日か食べ方がちょっと違う。今までは食べ物を口の中に入れず、前歯でこちょこちょ噛んでいた。ここのところ大きく口をあけて、しっかり噛みだした。食べるスピードも少し早い。
看護士さんが 「下の奥歯に大きな虫歯があったので、歯医者さん(訪問歯科)に治してもらいました」 と説明を受ける。今まで痛くて奥歯で噛めなかったんだ。 「痛い!」って訴えればいいのにそれができず。お菓子ばっかり食べているから虫歯になるのも仕方がないが・・・。

ペースダウン

2008-12-29 19:19:52 | 管理人の挨拶
奥様はここのところペースダウン。
ノロウイルス騒ぎの時、旦那様のところに行って奥様もノロウイルスをもらってしまったことがちょっとショックなんだって。症状は軽かったが、奥さま自身の身体が疲れていたこともある。

旦那さまを介護施設に全面的にお願いして約2年。今までやりたくてもやれなかった趣味の活動や腰痛を治すための治療や体操教室にと忙しくなっていた。その上週に4~5日旦那さまのところへ。
ちょっと忙しすぎたみたい。
旦那様はノロウイルスの時も施設側が全面的に自宅で看るより以上に世話をしてくれていた。そして今も変わりなく落ち着いている。もう少し奥さまのペースで行動しても許されるかな。
奥様が倒れたら、みんなに迷惑かけるし、旦那さまより長生きしなくてはいけないし・・・・。

ゆっくりした生活するためじゃないが、またパズルの本を買ってきてしまった。100円ショップのレジの横に置いてあったのでつい買ってしまったんだって。


クリスマス会

2008-12-25 18:31:09 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

今日は12月の誕生会を兼ねたクリスマス会。奥様も昼食を一緒に食べられるようお願いしていた。

『クリスマス特別献立メニュー』

鮪と帆立のタルタル仕立て ・ 生ハムチーズ添え
クリームシチューのパイシチュー
ローストチキン
ターメリックライス&サラダ
クリスマスケーキ
シャンパン
コーヒー・紅茶


去年のクリスマス会の献立(骨付きローストチキンやブイヤベース、食べきれなかった)とは違っていて、食べやすくおいしかった。

隣のテーブルに座るインテリおばあちゃまAさんに 「おいしいですか?お味は?」 と奥さまが聞くと Aさん大きなはっきりした声で 「おいしくない!手がこみすぎてる!」
食材に手を加えすぎているのか、あっさりしたお味がお好きなのか・・・へそ曲がり・・・
クリスマス用の赤いサンタの帽子をかぶって楽しげに介助するスタッフたちにちょっと冷たい風を送ってしまっていた。

クリスマス会第2部。ビンゴゲームではAさん早々とビンゴになり、にこにこ賞品をもらっていた。


席替え

2008-12-20 18:05:41 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

12時半、いつものように食堂へ行こうとするとケアマネージャーが飛んできて、「今日から食堂を再開したので、席も大幅に変えました。ご主人はファミリールームに座ってもらっています」 と言われる。

食堂の隣のファミリールーム、食堂の延長といった感じ。4人座りの四角いテーブルが4つ。南側の窓から暖かい陽がたっぷり入り、適度な狭さで落ち着いた雰囲気。座っている方たちは認知症で見守りが必要な方々。旦那様のテーブルは男性4人、そのうち3人(旦那様も)はパーキンソン病で認知症も進まれた方、奥さまが入っていくと3人とも居眠り状態。
奥様は以前から頭のしっかりした方たちの横で、大声を上げたり、スタッフがつい大きな声で注意を促すのはしっかり組にはつらいだろうなと思っていた。病気だから仕方がないが、雰囲気よく食事を楽しまれているのに迷惑だろう。

今日も一人のおばあちゃま、大きな声でスタッフに 「いじわるー! 本当に意地悪なんだから! 顔にいじわるって書いてある! よくその顔で歩けるね!」
もう一人のおばあちゃんもスタッフに 「このバカたれー! ヤーだよ~」
スタッフはまたかと言った感じで上手に応対。
いじわるーを連呼したおばあちゃん、スタッフが希望どうり手をとって歩かせて隣の部屋に連れ出すと 「あなたやさしいねー! いい人!」ところっと変身。奥さまは笑ってしまったんだって。

脱帽

2008-12-18 20:19:01 | 管理人の挨拶
奥様はいつもより早く朝9時15分に旦那様のいる施設へ。10時30分予約の病院受診のため。
旦那様の部屋に行くとスタッフが旦那様の口腔ケアをしているところ。その後トイレ、着替え、車のところまで来てくれて乗り込みも手伝ってくれる。
夜勤明けでもうすぐ終わり。昨晩19時から仕事に入り今日の10時までの勤務体制。仮眠することはほとんどないとのこと。「疲れてぼーっとすることないんですか?」 と奥さまが聞くと、 「ハイテンションになっていてそんなに疲れを感じません。でも家に帰ってビールを飲むと爆睡状態になります」 「明日は休みです」 とのこと。

15時間勤務。若さに脱帽!

夕方、施設からノロウイルスの終息宣言が出たと電話あり。食堂もレクレーションも訪問リハビリも再開とのこと。やれやれ、お疲れ様でした。


福寿

2008-12-16 13:04:48 | 管理人の挨拶
昨日絵手紙教室で描いてきました。
「下手でもよい」絵手紙、色紙に描いた牛も下手。
でも壁に掛けて奥様はひとりご満悦。
人に迷惑かけるわけじゃないからいいかな。

これだけでもうお正月の飾りは終わりだって。

久しぶりの施設訪問

2008-12-14 18:08:31 | 管理人の挨拶
奥様は1週間分をセットしたお薬と差し入れのお菓子やジュースを持って旦那様のいる施設へ。

ノロウイルスの症状が消えない入居者が2~3人いるのでまだ警戒体制。見守りが必要な方以外はみなさん各自のお部屋で食事をされているとのこと。食堂での体操やレクレーションも中止しているので、みなさん退屈しておられるとのこと。大変。
手洗いとうがいをし、マスクをかけて入室。食堂で昼食を摂り終えていた旦那様に声をかけると、わかったようなわからないような・・・。持っていったヨーグルトを見せて 「食べる?」 と聞いた時ははっきりイエスのうなずきがあった。
食べている途中 小さい呟くような声で 「・・・お尻が痛い・・・」。横にいたスタッフがお尻にじょくそうができてしまい、そこが痛むとのこと。旦那様も下痢が続いたから仕方がないこと。

ちょっと離れたところで車いすに座った馴染みの99歳のおばあちゃまがいらした。久しぶりなので声をかけようとしたが、係のスタッフが一人の人をお世話するとそのたびに手を洗って次の方のお世話に入る姿を見ると近寄れなかった。保健所の指導が徹底している様子。

部外者の訪問もまだ歓迎されない雰囲気。奥さまは早々に施設を出たんだって。










風邪3

2008-12-07 20:52:05 | 管理人の挨拶
奥様は体調も良くなったので一週間ぶりに旦那様のいる施設へ。
家で休養に努めている間に、施設のケアマネジャーから、風邪状態は検査の結果「ノロウイルス」だったので入居者さんたちが全員症状が治まるまで訪問は控えてほしいと電話が入っていた。
今日は旦那様の薬一週間分を持って、様子見に訪問。

玄関を入るとどこかひんやりとした空気。受付にいたケアマネージャーに様子を聞くと、旦那様は症状が治まって3日たっているので、一階のファミリールームで昼食中、せっかくだから会っていかれたらと言われる。
玄関横の洗面所で手洗い、うがい、そしてしっかりマスクをして入室。
食堂は閉鎖。隣のファミリールームに症状が治まった認知症の方々や見守りの必要な方が集められて昼食中。
旦那様の食事介助を少し手伝いながら、スタッフから話を聞く。

お元気な方も皆さんお部屋に食事を運び、お部屋で摂っていただいていること。
元気な方から配膳し、下痢嘔吐のある方のお部屋は使い捨てエプロンなどをして入室、気をつけている。スタッフみんなマスク着用。
体力の弱っている人(スタッフも)が罹りやすいこと。
施設内はどうしても湿度が低いので、おう吐物が空気中に飛び散りやすく、感染しやすいこと。
食堂閉鎖で、みなさん自室で過ごされているので、足腰が弱りがち。食堂再開した時の行動が心配。

本当に高齢者の集団生活は大変!大変! インフルエンザでなくてよかったが。




介護保険報酬

2008-12-03 07:39:57 | 管理人の挨拶
奥様は家で新聞整理。
4日ほど前の新聞の記事に目がとまる。

[介護報酬  職員経験で手厚く  厚労省、傾斜分配

来年4月の介護報酬改正で、厚労省は経験を積んだ職員や常勤職員を多く雇う事業者に対し、報酬を手厚くする方針を示した。介護労働者の処遇改善のために全体で3%引き上げられる報酬を、メリハリをつけて配分することが狙い。]

離職率の低い事業所や介護福祉士の資格のある人を多く雇う施設に介護報酬を高くしてあげるらしい。
施設を利用する者にとって、慣れた介護者が辞めていくのはとても辛いこと。玄関ホールの大理石も天井のシャンデリアも高級家具もいらない。豪華な食事も。ただ家族のように本人の状態をよくわかって、ずっと働いてくれるスタッフがいてくれたらいい。
喜んでいいニュースだ。