クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

漢方

2014-06-28 18:02:01 | 管理人の挨拶
奥さまは、先日電話で相談していた立ちくらみが気になって、いつも通っている漢方薬局へ。
先生の前で舌(べろ)を大きく出して診てもらうと、先生 「やっぱり水分が多すぎる。水分が滞りがちですね」 と言われる。舌の表面に苔が多く、舌の脇が厚ぼったくなっているという。水分を今より控えめに。そして滞りがちの水分を出す錠剤を5回分ほど試薬としてくださる。
「パーキンソンの薬は小腸の入り口ぐらいで吸収されるので胃の中を早く通過させるために水をたくさん飲むように」 の指示には、「すっぱいもの、かんきつ類や梅干しなどは胃腸の蠕動運動を助けるので薬が早く腸の方に移動してくれるかもしれない」 とか 「朝おちょこ一杯弱の熱いさ湯を飲むと胃が動き出す」 「冷たいものは胃が固まりがち」とかいろいろ提案してくれる。
やってみる価値がありそう。効く効かないは人によって違うだろうが。

昔からおじいちゃん、おばあちゃんたちが朝、熱いお茶を飲みながら梅干しを食べている風景が頭をよぎる。奥さまもその年代になったのだ・・・。

湿気

2014-06-27 13:39:35 | 管理人の挨拶
梅雨に入って雨が降り続くこの頃。昨日モワモワした体調 (すかっとしない) だがちょっと畑と庭の草取りをする。ところが場所移動のため立ち上がると立ちくらみが。ここの所散歩して階段や坂道などでちょっと頑張りすぎると立ちくらみと言うか貧血っぽくなることが何回かあった。
今朝、漢方の先生に電話で症状を訴えると 「水分を取りすぎていませんか? そうだったらちょっと水分を控えてみたら。湿気が多いから体の中の水分を出すことがうまくいっていないのかもしれない」 と言われる。

奥さまは最近 『パーキンソン病のお薬は胃ではなく小腸の入り口あたりで吸収されるのでお薬を早く胃を通過させるのにお水をたくさん飲むといい』 と言う情報を得ていた。また 『熱中症予防のため水分を多めにとるように』 とも。リハビリデイサービスや体操教室でもこまめにお茶を薦められる。 
言われてみれば水分取り過ぎか・・・・。ちょっと控えて様子を見てみることにする。

何事も ‘ほどほどに’ が大事と知る。 

ノルディック ウォーキング

2014-06-22 21:28:32 | 管理人の挨拶
昨日、奥さまは以前に近くのケアプラザで行われたノルディックウォーキング (スキーのストックのようなものを使って歩く運動) の講習会のOB会に参加。自主グループ活動だが参加者は15人ほど。
ケアプラザ玄関口に16時に集合、10分ほど準備運動をした後、近くの緑豊かな散策路を各自のペースで歩く。ポールはケアプラザ側が用意してくれたのを借りれるが自前の人がほとんど。
講習会後毎日歩いているという方はスムーズな動きでやはり早い。奥さまは両手にポールを持つがついついポールを引きづってしまうし、ポールを意識すると腕に力が入ってしまったり。20分ほど歩き方を気にしていたがしばらくすると何も意識しないほうが自然に動くことがわかる。約50分ほど。健常な方たちと一緒だが、ばっちり薬が効いている時間だったので問題なく歩けた。腰につけた万歩計が5400歩を表示。その割には疲れが少ない感じ。
そして今日、奥さまは一人でポールを持たずに昨日とほぼ同じコースを歩いてみる。昨日と比べて足 (ふくらはぎかな) が疲れている感じ。ストックを使って4本足で歩いたほうが体重が分散されて楽みたい。

結婚式

2014-06-15 16:14:52 | 管理人の挨拶
奥さまは昨日おしゃれをして 昼前11時15分お出かけ。夜9時前に帰宅。そんなに長時間どこに? 身内の結婚式参列だって。

先日もブログに載せたが、病気からくる不安症からか、かなり以前から、「結婚式で薬が効かなくなったらどうしよう」 と心配ばかりしていた。調子が悪くなった時用に湿布薬や温湿布代わりのホッカイロ、火を使わないお灸やコルセット、安定剤などを手提げに入れてお出かけ。
お腹を空腹気味にして2時間から2時間半間隔で薬を服用、途切れることなく薬がつながった。神前での参拝の折何度も椅子から立ったり座ったりも軽くクリア。親類の人たちとも会話ができたし、披露宴での会食も楽しめた。

以前、奥さまの主治医に結婚式に列席しなければいけないことを相談した時、先生は  「結婚式! 大丈夫! うれしい緊張の時は自前のドパーミンが出るから心配ない。それより調子を心配して薬を余分に飲まないように。脳がびっくりするから」 と言われていた。
まさにその通りだった。いつもより調子よし!!

そして今日、昨日の疲れか、反動か、ワールドカップサッカー対コートジボワール戦に負けてしまったからか、調子悪し!


適度に

2014-06-13 17:19:10 | 管理人の挨拶
奥さまは患者友だちのKさんと電話でおしゃべり。
Kさんはよく働く人で一日中動いていると言われる。するとKさんの主治医から 「パーキンソン病の患者さんは疲れすぎたらだめ! 適度に動いて適度に休息すること」 と注意されたという。
一日フル運転はだめ。夕方横になるほど動き回るのはだめ。やりすぎはだめ。
ダメダメ尽くし。
確かに疲れすぎたら翌日調子を落とすのは経験済み。

「適当に頑張りましょう!」 と言って電話を切っていた。

心と薬効

2014-06-10 19:47:46 | 管理人の挨拶
今日の奥様は薬の効きが悪い。
朝8時に飲んだ薬が効き出さないまま10時にまた飲むがなかなか効かず。ソファーに横になってどうしたのだろうと考えてしまう。うっとうしい天候のせいか・・・。
そして昨日届いていた ご主人様が世話になっている施設側からの「医療費立替通知書」と「年金額改訂通知書・年金振込通知書」を見たからと気が付く。
今年の4月に健康保険の制度が大きく変わりご主人様にかかる費用(支出)が増えてきたのに年金額(収入)が減ってきている。どう考えても奥様には明るくない話。
「くよくよ考えてもどうにもならない。考えるの止ーめた!」 と思ったら薬が効き出した。
心と薬効は連動しているみたい。

普通の年金生活者でも年金が減少するのはつらいだろうに、病気持ち年金生活者は本当につらいもの。
 

疲労感

2014-06-08 10:48:18 | 管理人の挨拶
気温30度を超える夏日が続いたと思ったら20度を下回る梅雨寒、天気も乱高下、パーキンソン病の体調の乱高下も負けそう。
奥さまは雨続きなのでパソコンのゴミ箱にゴミを捨る作業をしていたらかなり調子が良くなった。スリムになったよう。パソコンの動きがいい。

久しぶりにお気に入りに入っているアップルのホームページを見ていたら、自治医科大学の藤本健一先生の講演会の記録が目に入った。その中でパーキンソン病の症状として
.①動作が遅くなる ②筋強剛 ③静止時の震え そして④姿勢反射障害.その他に ⑤同時に2つの動作ができない ⑥自由な速さのリズムが作れない をあげてあった。

そして精神症状として幻覚精神症状すなわち幻覚・妄想,不安,不眠,日中の過眠など,そして便秘,頻尿,立ちくらみ,発汗障害などの自律神経症状,さらに嗅覚の低下,色彩覚の低下,痛み,非常に強い疲れなど。
これらの症状はその人その人で出たりでなかったり大きく違うが、奥さまの場合は、便秘・嗅覚の低下そして‘非常に強い疲れ’ がとく顕著で困っていること。

‘強い疲れ’・・・薬が効いている時は感じないが薬が切れると足の筋肉が重くなりだるくなったり、肩周り、首回りが固まってきて横になりたくなる。外見は分からないと言われるが。うつ病の患者さんが ‘とにかく疲れてベットから起きれない’ 気持ちがわかる気がする。うつ病も脳の中の神経の伝達がうまくいかなくなる異常から起こるらしい。

奥さま体の中の煩わしい症状を捨ててスリムになれたらどんなにいいことか。iPS細胞に期待するのかな。





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運動会

2014-06-05 11:46:41 | 管理人の挨拶
奥さまの家の近くの小学校の校庭から朝早くから声がし始めた。
今度の土曜日が運動会らしくて、7時半前から鼓笛隊の練習やら応援団の練習が始まる。ソーラン節の踊りの指導や騎馬戦の指導の声も。

毎年この季節、運動会が大好きだった奥様はもう飛んだり跳ねたりなんて無理なのになんか体がウキウキしてくる。

運動会の日はわが子はとうに卒業しているのに見に行くみたい。子供たちが一生懸命走る姿を見ると元気になるんだって。ワールドカップのサッカーの試合で選手たちがグランドを走り回るのを見ると元気をもらうのと同じなんだって。

お天気がどうなるかな・・・。