クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

ちょっとおしゃれに

2010-12-31 11:43:00 | 管理人の挨拶
新しい年を迎えるにあったって、奥様はテーブルの上を片づけ、ちょっとおしゃれにセッティング。
タンスの奥に眠っていた赤い帯を取り出して敷く。余った部分でランチョマットも作る。赤づくし。

赤い色を見るとドーパミンが出てくると言う。スペインの闘牛も赤い布を見て興奮するのは確か。

2011年はドーパミンがいっぱい出ますように!

一年間ブログを見ていただいてありがとうございました。


(午後、奥様はトイレの掃除。トイレの神様みたいに別嬪になるのは手遅れなのに。)



お台所改装

2010-12-27 14:57:13 | 管理人の挨拶
昨日奥様は午後からお台所に入りっぱなし。

以前からお台所の床にある床下収納のふたのふち周りの金具が浮き出て、パーキンソン病の人の特技の‘すり足’では引っかかることがたびたびあった。そのうち転ぶかもしれないとの心配から一念発起。ピータイル(と言うのかな?)の上に、ポリプロピレン(と言うのかな?)の50センチ×50センチのマットを敷き詰めることにした。金具の周りはなるべく段差がないようにボール紙で補強してフラットに。
出来上がりは写真の通り。

「拭き掃除が出来ないじゃない?」・・・ ピータイルの時だってめったに拭き掃除なんかしなかったもの、大丈夫。
「床下収納使う時は?」・・・1年に2~3回しか開けないもの、使わないのと同じ。

もともとこのような作業が好きな奥様、この日は動きもよく、夕方に飲む薬も忘れていたんだって。

お掃除グッズ

2010-12-24 14:09:47 | 管理人の挨拶
今年もあと1週間、奥様はやたらとお掃除の道具を買ってきた。大掃除? 
行動がのろのろだし、疲れやすいので休み休みの掃除なのでお正月までに出来るのかな? 旧正月までかもしれない。やらない可能性もあるし。だって年賀状もまだ出来ていないんだもの。

クリニック受診

2010-12-22 12:17:21 | 管理人の挨拶
昨日奥様は一カ月半に一回のクリニック受診。

家を出るとき手袋を忘れたのが気になっていたが、先生の前に座ると先生は,筋肉の硬さをチェックするため奥様の両手を握ると 「手が冷たいねー。こんなに冷たくてもパーキンソン病の人は感じないんだよね。冷たいと薬の効きが悪くなるよ。感じる前に防寒する様に」。

また「週2回のリハビリは行ってるね? 外に出ること、人と会うこと、人とおしゃべりすることがいいんだよ。精神的なものが病状を左右するよ」。

最後に 「調子がいいから薬の量は当分このままで行くからね。そのつもりで」。
奥様が「動作が鈍い(遅い)のは何とかなりませんか?」 と聞くと、先生、笑いながら 「それくらい我慢しなさい!」・・・やっぱりね。

最後に 「寒さには気をつけて!」 で3分ほどの診察は終わり。


クリスマス会

2010-12-20 19:19:40 | 管理人の挨拶
昨日奥様は患者会のクリスマス会へ。

いつもよりちょっぴりおしゃれした患者メンバー、付き添いの家族の方、ボランティアの方など、出席者40人以上かな・・。

2時から始まったクリスマス会、前半はリハビリを兼ねて習い出したという三線を弾きながらの歌やフラダンス、ピアノ連弾やピアノ弾き語り、歌などなど、患者さんたちの日頃の努力がありありと思い浮かぶミニコンサート。
後半はみんなでハンドベルを演奏(?)したり、ビンゴゲームをしたり。楽しいひと時が5時ころまで続いた。
主催者の Mさんが 行事のたびに 「持ち物ーー‘薬’と‘笑顔’」と言われるだけあって参加の皆さんみんないい笑顔!

奥様が最近読んだ本「脳からストレスを消す技術」の中に 『同じ苦しみをもつ者同士の方がより大きな‘共感’を得ることが出来る。互いに共感し合うというのはとても大きな喜びをもたらします。』と書いてあった。‘共感’からも笑顔が生まれるようだ。
また‘快’、心地よい状態の時出るのがドーパミンだが、奥様昨日は一日中調子良し。「患者さんとは思えない」という言葉も聞かれたんだって。

宝くじ

2010-12-17 19:26:03 | 管理人の挨拶
奥様は今年も年末ジャンボ宝くじを購入。今まで最高1万円しか当たったことがないのに。


奥様は以前グループホームで働いている人とおしゃべりしたことがある。
有料老人ホームでも働いたことがある方で、両方の利点欠点を知っている方。

話を聞いたのと旦那様の施設を訪れた奥様の単純な認識によると、有料老人ホームは入居者はお客様で、お客様が居心地がいいようにサービスを提供するところ。グループホームは入居者がスタッフの援助のもと一緒に自分たちの生活を維持するところ。

奥様が以前ヘルパーの資格を取るために実習したグループホームでも、洗濯物の取り入れやたたむ作業、食事の支度、掃除など、スタッフと一緒に入居者がしていた。‘みんな家族’といった雰囲気。出来るものは出来る人がやる。

パーキンソン病は、薬が効けば動けるが、効かないと極端に動作が鈍る病気。
奥様はパーキンソン病や神経難病の方を中心に、グループホームを作れたらいいなと思うんだって。当然奥様も入居。動ける時間は働いて(遊びも!)、動けなくなったらじっとしていても許され、動ける人が動けない人を手助する。お互いさまの雰囲気。居心地がよさそう。パーキンソン病の人は「いい人」が当然だし。

奥様は年末ジャンボ宝くじで1億円、いや3億円当たったら、グループホーム作るみたい。

介護者の集い

2010-12-14 16:54:26 | 管理人の挨拶
奥様は「介護者の集い」のリフレッシュ食事会へ。

いつもの社会福祉協議会の会議室ではなく、食事処の広い和室。介護中の人、介護を卒業した人、これから介護予定のある人、ボランティアスタッフ、合わせて22人が食事をしながら楽しくおしゃべり。

介護を3年ほど前に卒業した80歳過ぎのおじいちゃま、「介護も終わったし、この会も私は卒業しようと思う。でもさびしいな。妻を介護している時は張りがあってよかったよ」 と言われる。老々介護でたいへんだっただろうに、仲の良い夫婦だったに違いない。

奥様は卒業した時 「・・よかったよ・・・」 なんて言えるだろうか。




痛み

2010-12-12 17:35:07 | 管理人の挨拶
昨日奥様は整体へ。

前回の整体治療から後の身体の様子を報告。
左の臀部がいたかったり、腰の下が痛かったり、その日その日で痛い部分が違うし、移動すると訴えると、先生いわく 「あなたの場合痛みを感じることはいいこと。筋肉が伸びようとする時などに起こる痛みで、身体がサインを出していることなので、その痛みの訴えを感じてあげて、身体を動かしたり、手を触れてエネルギーを入れてあげたりすると良い」 「今まで筋肉がガチガチで、痛みを感じなかった。それの方が怖い」

自分の身体と上手に付き合うこと、パーキンソン病ともじょうずにつきあうこと、奥様の課題かな。

ブログ

2010-12-09 19:02:13 | 管理人の挨拶
奥様は同病(病歴14~15年かな)の Fさん のブログを見て、元気をもらっている。
今日のブログ、Fさんが電車を使ってのお出かけで、途中オフになって動けなくなったことが書いてあった。
乗換駅なのに椅子から立ち上がれなくて下りられなかったこと、隣に座った青年3人組が親切に次の乗り換え駅で手伝ってくれたこと、パーキンソン病を知らなかったが後で調べてみると言ってくれたことなど、読んでいる奥様もちょっと感動。

薬を服用してから5年ほどたつと、薬が切れて動けなくなるオン・オフ現象が出てくると言われる。人さまざまだが。それを何度も経験している Fさん、それでも一人でお出かけする行動力と勇気に感服。

奥様ははたして自分がオン・オフ現象が出てきた時、一人で外出する気力があるか疑問なんだって。たぶん家に籠るだろうな。そうならないために、今出来ることをしなくては。