クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

クリニック受診

2015-08-31 11:35:31 | 管理人の挨拶

奥様はバスと電車を乗り継いで片道約1時間、2か月に1回、パーキンソンの主治医のところに通っている。この夏は暑すぎてバテバテだったので8月28日、前回受診より11週目になるがお出かけ。予約制ではないしお薬を少し多くストックしていたからできたこと。

家で 「薬が効かない・・・・」、「すっきりしない・・・」 とごろごろしているより調子が良い。先生が「気持ちの持ち方が大切だよ」と言われるのも一理あるなと思う。

パーキンソン病は人それぞれタイプが違って、あなたは薬に飲まれるタイプ。麻薬に手を出したら抜けられなくタイプ。薬のとりこになってはダメ。もう一人の自分があなたの行動を少し離れたところから客観的に見ていると思いなさい。薬が切れているときは休憩時間と思いなさい。

精神論が続く。

病友と話していると張り薬をはじめ、新薬がどんどん進出してきたが、それを飲んで調子がいいという人はあまり聞かない。薬がなじむまで時間がかかるし、急激な変化は脳がびっくりしてしまうようであまり勧められない。怖い話も聞くと精神論も1つの選択かな。

それにしても暑い夏だった。猛暑、猛烈激暑だった。もう少し涼しくなってから考えよう。

 

 

 

 

 


草とり

2015-08-27 16:03:10 | 管理人の挨拶

庭の草取り、奥様は今年は早くからギブアップ。

家の中の片づけでさえ暑い中やってられないのに、外回りなんてとんでもない。市の社会福祉センターのシルバーさんにお願いす。7月の初めに電話を入れていたのに今日来てくれる。72歳の元気なオジイサマ。蚊よけの完全武装でもくもくと作業。みどりの地面が茶色の地面に変わっていく。これが普通なのかもしれない。

1日では終わらない作業だったのでもう1日お願いするが、取り出した手帳には草取りの予定がびっしり。それにしても70歳過ぎても元気で仕事ができるのは羨ましい。

 


美容院

2015-08-23 11:40:01 | 管理人の挨拶

猛暑が少し緩んでやっと外歩きができるようになった。

薬が効いていて歩ける時間がなかなかとれなくて、家の中でごろごろしていた今年の夏。涼しくなって一番にしたかったことは 美容院に行って髪をカットしてもらうこと。

今までは美容院はバスに乗って駅に行き、商店街のはずれにあるお店に行っていた。ここは値段が安いからかなかなか予約が取れないお店。これではこれから先大変だろうと家の近くの美容院に行くことにした。近所の評判は「すいてるわよー!」 「待たされることない!」。

先月はカットの出来はまあ満足。薬が効きだしてから 「今から行っていいですか?」と予約の電話を入れればいいし、お客さんが少ないから(誰もいない)奥様の病気のことを徐々に話して理解してもらえば居心地がいい場所になりそう。

一昨日、テレビで高校野球準決勝早稲田実業対仙台育英の試合を見た後、12時半の薬を飲み、それが効きだしてから電話を入れればいいと予定していたが、その薬がなかなか効きださない。ソファーに横になって目をつぶってじっとしていても、電子レンジでホットタオルを作って首筋に当ててじっとしていても、歌を歌って余計なことを考えないようにしても効き出さない。イライラすればするほどダメ。つくづく厄介な病気と思う。

 昨日やっと美容院に行けた。誰もお客さんのいないお店。奥様向き。頭をいじってもらううちに世間話。お店の奥さんが体調が悪いので午前中お医者さんに行ったらクリニックの待合室はすごい人だったという。夏バテの人たちらしい。ご近所の生の情報を聞くのもなにか新鮮で奥様はすっかりオンのいい状態で帰ってきた。

 


夏休み?

2015-08-06 15:52:06 | 管理人の挨拶

なかなかブログの更新ができない奥様、夏休みをとったのかな?

いえいえそうではありません。暑すぎ! 頭の中がまっかっか! クーラーをかけた部屋(29度設定)でごろごろ。薬が効きだすのを待つだけの生活。なかなか効きださないんですよねー。動かないからもあるけど。

つけっぱなしのテレビからは、先日横浜の桜木町で京浜東北線がストップして乗客が線路上を歩いていたニュースが流れたが、もし奥様が乗り合わせていたらどういう状態になっていたかと想像してしまう。薬が効いていても椅子に座っていられるのは30分が限界かな。効いていなかったら車内の隅にしゃがみ込んでどんどん固まっていくであろう。床に寝たくなるかも。限られた薬の量、飲む回数をやりくりしていかなくては・・・そんなことを想像するからますます外出することが怖くなり遠くなっていく。引きこもり状態はウツっぽくなり、これまたきついのはわかっているのに。

そんなことを考えていたら「前向きに生きる患者会」本部から手紙が届く。いつも楽しい企画を考え、実行する会長さんが11月に「東京まつり」として宿泊付きのリハビリ発表会みたいなものの案内。引きこもり脱出のいいチャンスかもしれない。