クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

お肌

2008-07-26 19:57:55 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

だんな様の昼食介助でテーブルに着く。今日は100歳のおばあちゃまの隣。おばあちゃまとおしゃべりしながら介助。
いつも気になっていたが、おばあちゃまの顔のつやがよく、年齢のわりに老人性のしみやしわが少ない。おばあちゃまに 「どうしてそんなにお肌がきれいなんですか?」 と聞くと、いつもはもごもごとはっきりしない言葉遣いが多い方なのにはっきりした声で 
「日に当たらないこと!」
 
若い時から外に出ないで建物の中で仕事をされていらしたらしい。
化粧品メーカーなどの宣伝文句より説得力あり。

外出レクレーション

2008-07-23 20:00:50 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

昼食の介助で食堂に行くといつもより空席が目立つ。
月に1回の外出レクレーションの日。今日は横浜でパイプオルガンの演奏を聴き、ホテルの有名な和食の店で昼食、リッチな気分が味わえそうな企画。
だんな様の隣にいつも座るおじいちゃまも参加されたようで留守。このおじいちゃま嚥下障害があって、食事は全部とろみ食、汁物も吸い物・お茶・コーヒー全部とろみをつけて召し上がる。それでもよくむせて、華々しくテーブルに食べ物を散りばめられる。
おじいちゃま、外食を楽しめたのだろうか。

プロのケアスタッフ

2008-07-22 21:27:00 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

今日は病院の受診日。10時半前にだんな様を迎えに部屋へ。
出かける前にトイレに行ってもらいたいが、奥様は腰痛。腰痛予防の腰ベルトはしているが、出来るならトイレの介助はしたくない。通りかかったベテランスタッフ(女性)に頼む。手際よく一人でやってくれる。ついでに車に乗せることもお願いする。いやな顔せず、当然ですといった感じで 「いいですよ」 の返事。
いつもは奥様が一人でだんな様のお尻を押したり、運転席のほうからひっぱっつたりして車の助手席に乗せるが、今日はだんな様は薬が効いていなくてがちがち状態。はじめから無理。
ベテランスタッフは、車椅子から立たせるのも、車に乗せるのもスムーズ。どこが違うんだろうと見とれていたかったが、そうも行かず、奥様は車椅子を引いたり、畳んでトランクへ。

無事病院から帰って、昼食。今日は車椅子から椅子、ベットから椅子への移乗、なるべくスタッフにお願いする。みんな奥様とはちょっと違うやり方でそれなりに上手に介助してくれる。
中でも上手だったのはそう若くないが元気なおばちゃんパートスタッフ。ベットから車椅子に移す時、車椅子をベットの横にくっつくように置き、ベットに座らせただんな様の肩越しにベルトを持ってひょいと立たせて、90度向きを変えて座らせる。奥様が手を出す間もなかった。見事!
奥様が 「腰が痛くなりませんか?」 と聞くと「大丈夫です」 とのこと。見ていてもあまり力を入れて無理している様子がない。さすがプロ! 

        

夕食

2008-07-21 20:04:10 | 管理人の挨拶
奥様の夕食。
メーンは目鯛のムニエル。あとは全部自家製野菜。
ズッキーニのバターいため・トマト・きゅうりの甘酢漬け。ピーマンとじゃこの甘辛煮、きゅうりの煮物、ズッキーニ・ナス・トマト・インゲン・たまねぎなどを使ったスープ。

郷土料理の日

2008-07-19 21:19:50 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

お昼の献立は、月に1回ある郷土料理。
今日は‘北海道’編。うに・帆立・イクラ・甘海老の盛り付けられた海鮮丼にトウモロコシとふかしたジャガイモ、吸い物、デザートは量は少ないが夕張メロン。豪華!
だんな様はいつもより食べるピッチが微妙に早く、完食!
お隣の認知症のおじ様は、イクラを最後まで一粒づつお箸でつまんで食べられる。その器用さに脱帽。
もう一人のおじ(い)さまは嚥下障害があるのでとろみ食。でもそれなりに形がわかるとろみ食。トウモロコシは一度ミキサーにかけてぶつぶつ状態に固めてあった。
左隣の100歳近いおばあちゃまもとろみ食。はじめ、海鮮丼をスプーンで口に入れたら、途端にスプーンで丼のふちをたたき出す。怒っているような、我慢してるような。どうもわさびをいっぱい口に入れてしまったようす。周りのスタッフは始め、喉につめたかとびっくりしたが、わさびらしいと気がつくと笑顔が。

冷やし中華

2008-07-17 21:25:28 | 管理人の挨拶
暑い!暑い!家の中でも気温30度。
奥様は旦那様のところに行こうか止めようか迷ったが、献立表を見ると今日は‘冷やし中華’。麺類は介助が必要、お出かけ。
12時20分に食堂に行くとちょうど食べ始めたところ。奥様は割り箸をもらって右横から食べさせる。なかなか飲み込みが悪く進まない。麺類は本当に食べにくい。途中スタッフが刻みようのはさみで細かく切ってくれて、スプーンで食べられるようにしてもらったがそれでもだめ。延々50分、やっと三分の一ほど食べただけ。麺がふやけて、おいしそうとはいえない状況。
奥様は根負け。部屋に帰ってお菓子を昼食の代わりに食べてもらう。

介護者の集い

2008-07-16 19:26:25 | 管理人の挨拶
奥様は介護者の集いへ。

参加者たちの状況報告で印象に残った一人の方。
自分の母親を寝たきり状態で在宅で7年間介護してから17年間、父親と義理の両親の4人を介護、見送った話。この6月末に義理の93歳の父親を見送って、やっと終わったと思ったら笑いがこみ上げてきたとのこと。周りの参加者もただただ 「お疲れ様でした」 としか言えなかった。
81歳の奥様を介護している男性、介護側がいらいらしていると患者側もいらいらするもの。人に介護のつらさを聞いてもらうだけでも心が落ち着くと話される。


巨大ズキー二

2008-07-15 17:21:49 | 管理人の挨拶
奥様が畑から採ってきました。

巨大ズキー二、モロッコインゲン、葉唐辛子(万願寺かな?)、トマト。
今年のトマトは市民菜園のどこの畑でも出来が悪く、病気っぽい。煮込むのには影響ないが。無農薬野菜は出来不出来が大きいんだって。
今日の夕食はまたラタテューユ。

熱波

2008-07-12 20:19:25 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

昼食介助も2時の服薬も終え帰ろうとすると、だんな様が何かもごもごとつぶやく。
「2日前から熱波が押し寄せて・・・・」
奥様、はじめは『熱波?』なんだろうと思ったが、長いことだんな様の妄想に付き合ってきただけあって、‘寝ていて暑い’ことに気がつく。
「夜中暑いんでしょう!」と聞くと 「・・そう・・・」
ここ2,3日夏らしい陽気なのに相変わらず掛け布団をかけれれていたらしい。
「『暑い!』って言えば!」と奥様が言うが、忙しいスタッフたちに、思ったことを口に出すまで時間がかかるだんな様とのコミュニケーションは無理。
帰りがけに2階担当のスタッフに話すといやな顔ひとつしないどころか申し訳なさそうに夜のスタッフに連絡してくれるとのこと。感謝!
在宅の時は、夏はパジャマ1枚で何もかけないで寝ていたんだもの、暑いはず。夏本番到来!