クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

昼食

2014-04-26 20:38:36 | 管理人の挨拶
奥さまは今日、昼食前に家からちょっと遠いスーパーへ買い物。
いつもの近くのスーパーではないので総菜売り場の品が目新しい。ついつい買いこんでしまう。
いつもお昼は軽くさらっとしたおうどんやおにぎり、サンドイッチなどにしているが今日はこってりしたステーキ風弁当が目に留まる。無性に食べたくなって購入。止めればよかったのに。食後1時間以上たって飲んだ薬が効かない。そのため予定していた畑仕事も思うように体が動かなくて車で行ったもののすぐに帰ってくる。

人それぞれだが、奥さまの場合お薬はお腹が満腹状態だと効きが悪い。油っぽいこってりしたものも胃袋にとどまりがちなせいか効きが悪い。だから朝、昼は軽い食事にしているのに、今日は我慢が足りなかった。薬が効きださないのを我慢するか、満腹感を我慢するか、どっちがいいかな・・・。



体調

2014-04-22 18:59:29 | 管理人の挨拶
4月も後半、春真っ盛り。寒かった冬を振り返る暇もなく、ムスカリ、チュウリップ、フジ、シャクナゲなどなど、次から次と順番を間違えることなく咲いては散っていく。
気温は気ままに乱高下。暑かったり寒かったり。そのためか体調も良かったり悪かったり。
昼間、薬の効きがよく、ずっとつながって嫌な思いをすることなく一日が終わることがあるかと思えば、しっかりと薬の効きを待つが、待ちぼうけを食らうことも。そんな時はやたらにソファーに横になってテレビを見たり眠りこけたり。

薬が効き、調子がいい時はなるべく外に出て散歩したり、ミニ菜園の作業、庭の草取りに励んでいる。途中で出会う友人・知人たちは 「元気になったじゃない!」 「病人に見えない!」 と喜んでくれる。でも奥さまに言わせると 「調子がいいから外に出ているの!」 と言ってしまう。家でごろごろ、のろのろしている状態は想像できないだろうなと奥様は思う。いちいち説明していられないみたい。



体操教室

2014-04-17 19:45:40 | 管理人の挨拶
奥さまは毎月第1週と第3週の水曜日午後、ケアプラザで行われる体操教室に参加している。
70歳ぐらいから90歳ぐらいの方たち20人ほどの集まり。途中休憩を入れて1時間半ほどの運動。半年ほど前に初めて参加したころは、先生の動作や音楽のテンポに乗るのが大変だったが、最近はなんとかついていけるようになったという。

参加者とのおしゃべりも楽しめるようになった。
話をしているとみなさんそれぞれ何かを抱えていられるよう。いつも隣に座られるもうすぐ80歳のKさんは大腸癌を患い大きな手術をされたという。Fさんも抗がん剤を飲まれていたという。膝が曲げられない方も多いし、腰が痛くて腰に手を添えながら動かれる人も。

高齢になる方ほど出席率がよく、奥さまとほぼ一緒のころ参加された90歳を超えているKさんは、軽い認知症が見られたが最近はあまり目立たなくなられたし、腰が曲がって歩行器を押しながら参加されていたOさん、最近は館内では歩行器も杖もつかないで歩いてこられる。

とにかく動くこと! 継続すること! の大切さを知らされている。



男のおしゃべり

2014-04-13 20:23:43 | 管理人の挨拶
昨日奥さまは、電車に乗って患者会の交流会へ。
最寄駅から電車に乗り込み、シルバーシートが空いていたので座る。ちょっと罪悪感があったので下を向いていたら、目の前に立っていた二人の男性が話をし始めた。聞きたくなくても聞こえてしまう声のボリューム。

話の内容から、若い方(A)は東京の超一流大学の理工科系の大学院生で、年配の方(B)はAの先輩格のよう。BがAに質問にしていく。Aははきはきと現在の大学院生の実情、修士課程、博士課程の進級の現状など話していく。
「教授推薦の力が大きい」 とか 「奨学金での生活」 「自分は卒業までは結婚する気はないが、結婚した人はお相手 ‘彼女さん’ に頼るケースが多い」 などなど。
30分近くの間、家にいては知らないで終わる話を聞いていた。久しぶりの外出。新鮮な風が吹き込んだ感じだった。

友人宅で

2014-04-11 11:08:55 | 管理人の挨拶
昨日奥さまは同病の友人、Kさん宅へ。
病歴は奥さまより長いのに、まだヘルパーさんを頼まなくて家事をこなしている方。

お玄関に入るとどこかすっきりしたお部屋の雰囲気が見て取れる。テーブルの上にも棚の上にも物がなく、余計なものがない。お昼もいただいたが、キッチンでお手伝いしているとどこもかもすっきり整理されている。引き出しを開けてもその中もすっきり。隣の寝室に物を取りにいかれた時ものぞかせてもらったがすっきり。お客さんが来られるから片付けたわけではなく、いつもきれいみたい。

昼食の後、自然に病気の話へ。Kさんは半年ほど前に変わった病院のリハビリ科で指導されていることをいろいろ実践してくれる。床から立ち上がる方法、ベットから立ち上がる方法、横歩き、階段を使っての筋トレ、その他・・・・生活すべてがリハビリで、以前から家事をゆっくりでもこなしていたKさんにとっては今までの延長のよう。それでも真面目にこなされている効果が最近身体で感じられるという。

改めてリハビリの大切さを知る。

それにしても整理整頓された、ほこりのない家、奥さまにとっては夢のまた夢。

2014-04-07 22:00:06 | 管理人の挨拶
桜もそろそろ終わり。
すっかり春らしくなってきた。
近くの小学校では子供たちの声が返ってきた。春休み中はほとんど子供の声も子供の姿も見かけなかったのに。
子供たちの声が聞こえるっていいですね。元気あふれた音。

寒い冬ともお別れ出来そうで、冬の間暖かくなったらやろうと思っていた掃除、片付け、庭の手入れ、畑の手入れ、忙しくなってきた。健康な時と違って限られた時間内でやるのだもの、完璧・100パーセントは目指さないけど、ある程度はやらなければね・・・なんて思っているうちにすぐ暑い夏がやってきそう。

「散らかっていても、ほこりがかぶっていても死なないやー」 ということになりませんように。

お花見 2

2014-04-02 19:29:26 | 管理人の挨拶
今日は桜が満開! 無風快晴(午前中だけ)! 最高のお花見日より!
しかし奥さまは誰とも約束していない・・・。

最近奥さまは薬の効きだしが不安定。便通のほうも下剤を飲んでいるのでトイレが不安。薬の効いている時間も2時間半ほどと制限があるし。事前に友達と約束することがすごく億劫になってきた。元気なころから外出は思い立ったらすぐ行動に移すタイプなので、何日も前から約束しての行動は苦手だったが。

桜を見に行きたいが・・・・・思い切って一人で行くことにする。
出発時間を気にしないでよかったので排便が意外とスムーズ、8時前に飲んだ1回目の薬もいつもよりしっかりと効きだす。ちょっとした緊張が身体にアクセルを踏むことになったりブレーキをかけることになるのかもしれない。

9時過ぎに家を出て車で10分ほどの川沿いの桜並木へ。毎年行っているが今日は出発が早かったのでお花見の人出も少なくのんびり、ゆっくり歩く。「来てよかった!」 「一人で見るのはもったいない!」 と何回思ったことか。 30分ほど歩いて帰る。

車の中で、ちょうどラジオから 「一人花見のすすめ」 をエッセーイストが語っていた。お天気と花の開花状況と自分の都合がちょうどいい時に行くには一人花見がいいと言う。確かにそう。奥さまの場合は お天気と花の開花状況と体調、薬の効き具合だが。






お花見

2014-04-01 14:58:44 | 管理人の挨拶
昨日は絶好のお花見日和。
奥さまの通うリハビリデイサービスでもお花見が企画されていた。
希望者だけ、デイサービスの近くにある公園へ。
信号のある交差点を2つ渡った先にある公園、行くまでにある歩道沿いのお寺からは桜をはじめボケ、モモ、椿などなど春の花を楽しめた。公園では三色饅頭とお茶が用意され、ベンチでお花見気分。外の空気はやはりおいしい。
年配の方(おばあちゃま)が多いいのでゆっくり、ゆっくり、時間をかけてのお散歩だったがデイサービスのスタッフには感謝。

今日、奥さまは左足の太ももの裏が筋肉痛。湿布を張ってゴロゴロ。昨日のお散歩(片道10分と掛からない距離)が関係しているかな、あまりにもスローなお散歩が悪かったのかななんて思い返す。でも、一昨日、日曜日、ひとりでいつもの散歩コースを延長して山道を歩いたのが悪かったのかもしれない。ちょっと無理したことでも体に来てしまう。若くはないことを実感する。

お花見散歩でゆっくり歩かれるおばあちゃまたちの姿が自分の20年後とダブって見えてしまうのは仕方がないことか。