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神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

天空の鏡に憧れて[10] 鏡張り

2015-06-14 10:37:36 | ボリビア

昨晩から今朝にかけては雨。そして、今は晴れ。なんと、初日にして、絶好のコンディションとなった。ランドクルーザー7台に分乗して、湖へ乗り出す。

塩のホテルから繋がる土手の道を渡り、ウユニ湖の石碑をかすめて車ごと湖の中へ。湖と言っても、水深はわずか1cmから2cm。その下はちょっとだけ泥で汚れた白い地面。まるで、氷原を進むようだ。そして、水面は鏡のように空を映し、山を映し、我々と同じように湖へ乗り出していく車列を映しだす。

もう、この時点で感動もの。ついにウユニに キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

あとはもう、言葉にならない。窓越しの景色に目を奪われっぱなし。

路面の問題か、塩水を跳ね上げないためか、時速は10km程度。もしかしたら、波が立つと水鏡が崩れるので、それへの考慮もあるのかもしれない。

岸が見えなくなるまで約30分進んだ当たりで、降車。なんとウユニ湖の湖面に直に降り立つ。

水深はやっぱり1cm程度。地平線には山や島が見えるが、どれも水面にさかさまに映っているのがはっきりわかる。そして、遥か彼方まで空と湖面の区別がつかない方向もあった。

そちらの方向に向かって歩いていくと、空の中を歩いていくような不思議な感覚になった。自分がどこにいるのかわからない、失見当識の一歩手前というか、このままいくとどうにかなっちゃいそうな。

そして、この絶景でランチ。車に積んできたテーブルやイスを広げる。

ビュッフェ形式なので、思い思いに食材を取るのだけれど、落とさないように要注意。塩分が高すぎて細菌が少ないので、ゴミがなかなか分解されないため、何から何まですべて持ち帰るのが基本。確かに、ここに落としたものはすべて塩漬けの保存食になってしまう。

時刻は正午を越え、遮るものも無く、ひたすらまぶしい。そして、暑い。寒いから気を付けるようにと言われたことがまるで嘘のように、真夏のような陽射しが直接肌を焼く。まさにジリジリという音が聞こえそうな勢い。

長靴に付いた水滴は見る間に蒸発し、白い粉が残る。水を跳ね上げただけのズボンもすぐに真っ白。

添乗員さんが先頭になって、長靴を脱ぎ、裸足になる。女子は車に戻ってタイツ脱いだり大変らしい。

しかし、陽射しが強すぎて緊急事態。ショートパンツの下は素足になった女性は見る間に腿がまっかっか。高地は雲の上なので紫外線が強烈なのだ。

自分も最終的には裸足になってみた。地面は色の濃い部分は多少硬いが、色の白いところほどやわらかく、細かい砂が固まったような感触。

同じツアーの皆さんは、ジャンプしたり、人文字を水面に映してみたり思い思いに楽しんでいた。

 



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