神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

天空の鏡に憧れて[17] ウユニよさらば

2015-06-14 11:59:48 | ボリビア

朝食後、ひと休みしてパッキング。さらばウユニ塩湖。

一路、コルチャニ村へ。村と言っても、本当にバラックと倉庫みたいのがぱらぱらとある程度の小さな集落。

ここで塩の精製工場を見学。今は雨季なので開店休業状態で、観光客相手に手作業での袋詰めのデモンストレーションだけ。

しかし、塩のホテル付近の、あの観光スポットのような処で塩を採取しているのだとすると、相当泥やゴミが入ってそうな気がするんだけれど、大丈夫なのか。見た目は真っ白でサラサラした粉になっているので、ちゃんとろ過はされているのかも。

塩は小袋10個入りで10ボリビアーノ。または3ドル。田舎だからレートが高いとはいえ、ドルではボリすぎでしょ。10ボリビアーノって2ドル以下だろ。

その後、塩工場の外の売店でお買い物。スペイン語しか離せない店番の女の子と謎の会話をしながらもなんとか購入。レートは1ドル5ボリビアーノで統一の模様。値引きはほとんどしてくれない。ドルのお釣りをボリビアーのでくれといっても、ダメだったので、ドル建ての方が高いことをちゃんと理解しているのだと思われる。小さいのに商売上手。サガルナガ通りのお兄ちゃんの方が、よっぽど頼りない。

その後、ウユニの街へ移動。途中にリャマを発見し、堤防で写真タイム。ここでウユニ湖も見納め。

堤防は新規作成中のハイウェイ舗装道路。これまでは無舗装で土煙が立つ道だけだったのに、観光客を呼び込むための開発が進む。これはこれで良いのか悪いのか。自分のことを棚にあげ、ちょっと考えてみたり。

ウユニでの昼食は、往きでも休憩に使ったホテル。ここは今回使った旅行社の拠点らしく、今回もツアー二つが鉢合わせ。

昼食の合間に、ガイドさん仲間のCD販売。3枚10ドルなので、適当に3枚選択。サンポーニャの音色が物悲しくてきれいで、ウユニの景色に良く合うのだ。

昼食の後、暇なのでウユニの街をぶらぶら。ウユニの街には、かつて塩の運搬に使われていたSLや、謎の鉄製オブジェが並んでる。

時間は昼過ぎで学校の下校時間らしく、子供の数がたくさん。すでに何曜日なのか良くわからないのだけど、たぶん金曜日?

SLの向こうには、観光客向けというよりは地元の人向けのマーケットマーケットがあり、靴やジャージなんかも売っていた。あと、なぜか水鉄砲。どうも、現地の子供たちの間で水鉄砲が流行っているようで、割と大型の水鉄砲を肩からぶら下げている子供もいたり。

なかなか面白そうだったのだけれど、ぽつぽつと雨が降ってきたので退散。

中にはキヌアを買いに、ガイドさんに引き連れられてマーケットの奥地まで行った方々もいたようで。相当歩かされた暑い、疲れたと大騒ぎ。

そしてウユニ空港へ。空港の待合室は日当たりが良すぎてとても暑い。日陰を探してうろうろ。

ウユニのトイレには日本語の張り紙が。「ドアは必ずお閉め下さい」。さすが、日本人だらけのことがある。ラパスじゃ日本語なんてまったく見かけなかったというのに。

売店でキヌアを見つけたので、おばさんと交渉。2ドルで2袋。本当は1袋2ドルと言ってたような気もするんだけど、英語とスペイン語のちゃんぽんで話しているうちになんだかよくわからなくなってしまった。

目撃者によると、その後、おばちゃんはしきりに電卓で計算しなおしてたとか。ごめん、悪気は無かったのよ。

そして、飛行機でひとっとびにラパスへ。

 



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