神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

天空の鏡に憧れて[11] 夕陽

2015-06-14 10:45:52 | ボリビア

そろそろお時間ですということで、一旦ホテルへ戻り、休憩。

ホテルへ帰ると、なんと、午後3時着といわれていた荷物がちゃんと届いていた。誰かが空港まで取りに行ったのか、航空会社が届けてくれたのか、はたまた、ホテル横のヘリポートまで飛んできたのか。これはうれしい驚きだった。これで、長靴や三脚も準備万端。ふたたび湖へと繰り出すのであった。

やはり、ランドクルーザーに分乗して夕方のウユニ湖湖面へ。一面真っ白なので、昼と同じ場所なのかどうかわからないが、山の位置はだいたい同じくらい。

夕方といってもまだ陽は高い。しかし、太陽が地平線に近くなったせいで、空の青さは昼よりも増していて、雲とのコントラストも強くなっている。湖面に映る像もはっきりしているような気がする。

太陽が傾くと一気に涼しくなり、そろそろ裸足は無理なぐらい。やはり思い思いに写真を撮りつつ、夕暮れを待つ。

西の空は次第に赤味を増すが、肝心の太陽は厚い雲の向こう。太陽が隠れた雲の脇に赤い領域が見える程度。空は青さを増し、紺色から紫色へ。

空一面が真っ赤になる夕焼けも、地平線に沈む夕日も見られなかったけれど、それでも充分なくらいに美しい光景だった。

コンディションが悪ければ、水が無くて鏡にならなかったり、雨で湖面が波打って映りが悪かったりするのだから、初日でこれだけ見られれば幸運だったといえるだろう。満足してホテルへ戻る。

なお、色味が違うのは、写真女子の妻の人が撮影。なるほど、こういうテクニックもあるのね。

 

そして夕食。ここではビールを飲んだ。

慣れてきたのか、高山病は特に問題なし。というか、ビール飲んだくらいの方が調子がいいかも。

ビールの銘柄はHUARI。フアリと言ってたように思うんだけど、どうやら正しい読み方はワリ。ただし、ワリってティワナクと交流があったペルーの古代文明のことらしい。添乗員さんの説明では、HUARIはウユニの近くで作っている地ビールとのことだったけど、日本に帰ってきて調べたらラパスのビールって書いてあった。どっちが正しいんだ?

夕食の後は一休みして、星空観測へ。昼のように晴れていてくれれば、星空観測には絶好のチャンスだったのだが・・・・・・。

外に出ると、空は真っ黒。厚い雲に覆われて、星は欠片も見えない。かろうじて月は見えてたか?

強い風が吹き付けて、湖面も波立ち、寒い。ガイドさんもコンディションの悪さを判断してか、それとも、他にバッティングする車列がいなかったためか、ホテルの割と近くで車列を止める。

今回は空振り。夜間の試し撮りぐらいの位置づけになった。そして、ビール飲んだせいで、トイレに行きたくて仕方が無かった。

明日の早朝にも星空+朝陽観測があるので、そちらに賭けるか。

ホテルに帰ってきてシャワーを浴びたら、耳が痛い。頬と鼻には日焼け止めを塗っていたのだけれど、なんと、耳の後ろから首にかけて塗り忘れてた。鏡で見てわかるくらいに赤く焼けてる。恐るべし、高地の太陽。

ちなみに、この部屋のシャワーは何故か鏡張りならぬガラス張り。いったいどういう趣味をしているのか。

 

 



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