神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2010 J2第25節 大分 - 札幌

2010-09-12 19:55:30 | コンサ
2010 J2第25節:大分トリニータ 1-2 コンサドーレ札幌 @FootNik


久しぶりにコンサドーレの試合観戦エントリ。前2回はまったく書く気がしなかったので……。

FootNikでビールの見ながらの観戦。ヱビスがあるんだけど、せっかくなので輸入ビールメインで飲んでおります。ごめんなさい、SAPPOROさま。

FootNik大崎では、先にC大阪vs広島を放送していたせいで、満席からは程遠いもののテーブル席はすべて占領されていた。しかも、コンサ戦用のTVとは反対向きに座っているので、相席するとテーブルを挟んでお見合いのような状況になるのでこれはキツイ。幸い、TV直下のカウンターが空いていたので席を取ったが、映画館の最前列みたいな見上げる角度で首がキツイ。

試合開始前に席を移動したお客さんがいたが、そこは席を取れなかった大分組みが埋める。この大分グループがなかなかパワフルで困る。

最初は女性二人組みかと思ったら、どんどん増殖して子供から大人までの大所帯になってしまった。我々コンサ二人組はTVを見上げ、背中から大分組みの応援を聞きながらというきわめてキツイ状況に陥ってしまっていた。

しかも、前半はあの酷さ。立ち上がりこそはまずまずだったものの、15分過ぎからは一方的な大分ペース。大分が凄く良かったわけではないが、札幌は相変わらずパスミスだらけでボールが繋がらない。ポストに当てられ、高原の神セーブでしのぎ、失点は時間の問題。

今日も気温は30℃越え。フクアリも暑かった記憶があるが、あれは27℃だったのか。やっぱり30℃越えるとサッカーにならんのだ。まぁ、涼しければ調子がいいというわけもないのだけど、暑い日は格段に調子が悪い。

そしてついに、コーナーキックからきれいなトリックプレーで失点。あれはさすがに高原も、一歩も動けず。

盛り上がる大分組み。それにエネルギーを吸い取られ、無言で沈む札幌組み。

そして後半へ……。

前半終了後の大分監督コメント「カウンターに気をつけよう」。いや、うちのチーム、カウンター狙えて無いからw

後半は近藤を入れて3バックへ変更。「まぐれでもいいから」という監督コメントが泣ける(笑)

しかし、近藤のおかげか、3バックのおかげか、はたまた陽が翳ってきたからか、コンサドーレがじわじわとペースを取り戻し、大分ゴールへ攻めかかる。もう、これから先は高木左サイド、藤田右サイド固定でいこうぜ。

後半10分過ぎ。近藤のシュートがバーを直撃。ちょっとだけ興奮度が上がる。

セレッソ-広島戦が終わって、店内のTV全部が大分-札幌になっているのを確認してよそ見をしている間に純平のクロスを藤田が右足にあててゴーーーーール! いま、見てなかったでしょと冷静に指摘される。はい、その通りです。ごめんなさい。

その後、空いたテーブルの首が痛くない場所に移動。

そして、ありがとう菊地。あの場所まで走るとは、よくがんばった芳賀。勝手にキッカーになって、落ち着いてPKを決めたウッチー。みんなよくやったよ。これで逆転。

宮澤⇒ジンスに交代後、藤田がゴール前混戦で転倒し、すぐに×が出る。このときはさすがに顔が青ざめた。あとから、アキレス腱や靭帯ではなさそうということで一安心。

その後、再び太陽が顔を出すとともに、大分の反撃。しかしこれは高原が神セーブを連発して防ぎきる。今日のMVPは間違いなく、たかはら守護守。

今日の名言。「高原をクビにしたなんて、磐田に感謝しなきゃいけないねー」
いや、クビになったときの高原と、今の高原じゃ別人かもしらんけどな。

高木が何度も攻撃の起点になっていた。やっぱりJ1チームは違うねぇ。でも、きっと来期はいてもなぜか下手になってるんだろうなぁ。というのが素直な感想。

シュート数では18-7で圧倒的な負け。シュート数で競っているわけではないとはいえ、完全に押されていたことは事実。とにかく、パスミス、トラップミスが相手チームより多い間は、サイド起点だろうが中央突破だろうが、細かいパスをつないでのポゼッションサッカーなんて無理。

たとえ3バックで勝っても、たとえカウンターで勝っても、石崎監督は目指すサッカーを変えないんだろうな。魅せるサッカーは勝てるサッカーができてからでもいいよ……。


[SF] 心中天浦島

2010-09-12 16:51:16 | SF
『心中天浦島』 栗本薫 (ハヤカワ文庫 SF)





昔、図書館で借りて読んでいるはずだが、梓薫忌で買ってそのまま積読になってた本。

読み返してみて、栗本薫は少女マンガが好きだったんだろうなと思った。SF的なアイディアを使い、ちょっとひねったオチをつけながらも、あくまで少女マンガのメンタリティとプロトコルで書かれた小説群なのではないかと思う。

青年はあくまで強く、少年はひ弱で、少女はかわいらしく、女性はあくまで女である。そして、最優先事項は好きな人に愛されること。

現在の基準に照らしてみれば、ジェンダーに関する取り扱いが非常に保守的。それが特に色濃く現れているのが「優しい接触」だ。

マクロスのように男性と女性が分かれて遥かな年代を経た邂逅を描いた作品なのだが、女性側異星人の記述として女性の身体性を濃縮したような外見や、女性の(封建的な)社会的役割を反映させたような性格設定が目を惹く。小さく、かわいく、ドジッ娘で、かいがいしく男性の世話をする。さらには、BLカップルでネコになっていた男性側異性人の主人公が、この女性型異星人との出会いによって男性の社会的役割を再獲得し、それに喜びを覚えるとか、かなりひどい話のように思える。

ただ、栗本薫はこういう話を、ジェンダー論的にではなく、少女マンガ的に無意識に書いてしまっているのではないかと考えてるんだけどね。


SFとしては確かに古臭くて陳腐化しつつあるレベルではあるが、70年代の少女マンガ的な恋愛小説として、正しい読者層にリーチして欲しい作品集である。




「遙かな草原に……」
かわいらしさが生存戦略の武器となる。という話は、これが最初に読んだ話だったっけ?
当時はミッ○ー○ウスって書いても問題なかったんだな。

「ただひとたびの」
これも主人公の女性性を意識せざるを得ない。いや、そもそも男だったら、絶対にこの心境にはならない。
とか、書くのも男女差別なのか……。

「優しい接触 」
数百年、数千年を経ても、男は男、女は女。

「心中天浦島」
少女マンガ的悲恋もの。

「ステファンの六つ子」
これはちょっと毛色が違うか。降臨による幼年期の終わり。wikipediaによると、日本発の五つ子ちゃんがTVのドキュメンタリーに登場するのは1982だそうだから、ある意味先取りだったかも。

「黒い明日」
オーソドックスなホラーSF。新人類に対する旧人類の恐れをデフォルメした小説なのだが、これも書かれたのは“新人類”という言葉が流行する前なんだな。

「ファースト・コンタクトの終わり」
おまけのバカSF。


9月11日(土)のつぶやき

2010-09-12 00:15:38 | つぶやき
08:16 from Tween
久しぶりにtwitter復帰。仕事は一段落したくさいが、自分以外の部分がまだまだ引っ張りそう。それで納期が延びても、来週の長期休暇はキャンセル効かんですよ。
08:19 from Tween
気がつけば、今日は大分戦。鹿児島行きのみなさん、まだまだ暑いようですので、熱中症にお気を付けください。つ[タマシイ]
08:31 from Tween
芳賀と上里がヤバイっていう話があったみたいだけど、結局大丈夫なのか。パクは出番があるのか?とりあえず、どんな形でもいいからコンサの勝利が見たいずら。中断明けジェフに勝ったお祭り騒ぎ以来、勝ち試合はギラパンツだけって…… #consadole
08:55 from Tween (Re: @tam_69
@tam_69 そういえば、室蘭でやったときにはキムボギョンがいなかったんだ。怖いわー。
08:56 from Tween
bk1からのメール便が、また持ち帰られていた。B4サイズのボール紙封筒がポストに入らない。以前はそのまま玄関前に置いたりしてあったのだが、最近はトラブルが多いとかでクロネコヤマト側が断ってくる。受け取れないメール便なんて意味が無いので、でかすぎる封筒はやめて欲しい。
08:58 from Tween
いや、そもそもメール便を持ち帰るってどうなのさ。再配達は電話でしか受け付けて無いし、再配達は翌日以降で基本的に時間指定なし。それじゃ受け取れないって。メール便の意味、まったく無し。>クロネコ
11:35 from Tween
ネトヒキ卒業してリア充になるためにおでかけ。だが、コンサ戦が生で見れぬ。こんなことしてないでFootNik行こうぜと言えるか?
11:36 from Tween
そもそもネトヒキ×2はリア充にならんような気がする。
11:37 from Tween
いったい何を言っているのか、自分でも良くわからんが……。
15:48 from Keitai Web
結局、来たぜFootNik。混んでないけど、セレッソサポが散らばり過ぎて、よく見える席がない……。
16:07 from Keitai Web
気が付いたら、みんなこっち向きかよ!
by kats_takami on Twitter