神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] バビロンの河

2009-12-01 20:26:13 | コンサ
何も恐れず 胸を張り戦え
おお札幌 おお札幌

今年引退した曽田選手が好きだと言った応援歌である。

原曲は『バビロンの河』。
バビロンの流れのほとりに座り
シオンを思って、わたしたちは泣いた

この曲には、実はあまり良いイメージはなかった。
なぜなら、この曲を歌うと、必ず負けるから(笑)

この曲が歌われ始めたのは、J2降格の年2002年か、その次の2003年。凍傷とか、ノーアイディアとか、ひどい時代だった。そして、2004年は、ついにJ2でも最下位。
J1という約束の地を追われ、バビロン河ならぬ豊平川のほとりで蹲って嘆いているイメージが重なってしまう。

この歌を歌うから負けるのか。それとも、負けてる時に歌うのか。
いずれにしろ、縁起の悪い歌になってしまっていた。

しかし、曽田の言葉を聞いて、ちょっと感動した。
あの頃、サポーターからの信頼を無くし、期待されないどころか、完全に不安がられていた頃。
曽田本人を励ましていたのは、サポーターのこの歌だったとは。

さすが、神様。曽田はそのこともすべてわかっていて、あえてこの歌のことをスピーチに組み込んだのかもしれない。

敵がどんなに強敵であっても、恐れるな。
どんなにボロ負けしても、下を向くな、胸を張れ。
嘆くのではなく、戦え。
蹲るのではなく、立ち上がれ。
この歌詞は、そう選手たちを励ます歌なのだ。それを、曽田が逆にサポーターに(というか、俺に)教えてくれたのだと思う。

これからは、もう迷うことなく、『バビロンの河』を歌うことができる。

なーにもおそーれずっ むねをはりたたかえ!
おおさっぽーろー おおさっぽーろーーーー