ブンデスリーガ2011-2012第29節、ヴォルフスブルクvsドルトムント戦は、かろうじて首位ドルトムントが勝ち点3をGETしました。
結果は3-1ですが、1点目こそ香川選手が絡んだものの、途中交代するまで目立った活躍も無く、チームも試合終了直前まで終始ヴォルフスブルクに押されっぱなしで、スコアが2-1になった瞬間は、思わず前節の4-4で引き分けたシュトゥットガルト戦が脳裏をよぎった程。
正直今のドルトムントはかなり調子が落ちています。
(ギュンドガンはここのところ結果を出しているものの、ケールと彼のコンビはチーム全体でみるとどこかバタついた試合運びでバランスが悪く、個人的にはS.ベンダーをレギュラーボランチに戻して欲しいと思っています)
対して勝ち点3差で追随するバイエルンは、まさに調子が右肩上がり。
次節は週中の水曜日、そして今シーズンの勝者を決定づけるであろう、首位争いをする両チームの直接対決です。
はっきり言って今の流れでは、ドルトムントのホームゲームであっても、圧倒的にバイエルンが優位かもしれません。
しかし1年を通して応援してきた我らがドルトムントが、マイスターシャーレを再び手にするには、次の試合での勝利、内容度外視でバイエルン相手の勝ち点3が求められます。
この2試合をみる限りでは、香川選手も年明け初めに見せていたキレがみられなくなっています。
初めての海外フルシーズンの戦いは、目に見えない疲労も蓄積していることと思います。
それでも次節を勝ち抜く為には、他の誰でもない、チームのエースである"香川選手の活躍"が不可欠です。
一部報道では今夏にプレミアリーグのビッククラブへの移籍がささやかれている香川選手ですが、ぜひ宿敵バイエルンに完勝し、自らの力でマイスターシャーレを手にした後で、次へのステップに進んで欲しいと願っています。