goo blog サービス終了のお知らせ 

拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

南米選手権の選手派遣問題でJリーグに対して一言。

2011-05-13 | その他


このブログでも何度か取り上げている、サッカー日本代表の南米選手権出場についてですが、本田選手と森本選手以外の欧州組招集について、各所属チームとの交渉が難航しており、再度一転して欠場の可能性が高くなっているニュースを目にしました。


最終期限は来週火曜日だそうですが、そもそもの話、震災にあった日本を元気付けよう!と南米連盟が言ってくれている大会で、なぜJリーグの各チームが非協力的なのか?というのが大きな疑問です。


元々、日本とは関係の無い海外のクラブチームの同情にすがらなくてはいけないというのが変な話で、特に反原発意識の強いドイツなど、自国救援チームを早々に引き上げたり、震災後のルフトハンザ航空の対応を見てわかる通り、彼達は日本の為にという意識は低く、正直あまり期待できないと思います。



震災の影響でスケジュールがずれて、Jリーグ開催期間中に中心選手を代表とられるのはキツイと言うならば、J1各チーム1名限定で全チームから、ザッケローニ監督が希望する選手を招集するというのであれば、フェアだと思うのですが、そういった考えは無いのでしょうか。


集客力が落ちるというコメントもありましたが、元々出場停止や怪我でシーズンを通してベストメンバーで全試合望めるわけではなく、3~4週間前後の期間、各チーム1名の選手を日本の為に送ることができないと言うのは、「永田町の論理」と同じレベルで、まったくもって理解できません。


Jリーグ発足当時の理念は、日本代表強化だったはずなのですが、日本代表に1名の主力選手も送れない非協力的なJリーグなら、その存在理由はあるのか?と、1人の日本人として問いたくもなります。

本来は大きな国際大会で、次チームから自国の代表選手が選ばれるというのは、ものすごく名誉なことなのに、日本代表の権威が落ちたのか、Jリーグが勘違いをしているのか、どちらなのでしょうか。


現時点では非常に厳しいと思いますが、「セレソン」に大きな誇りと強い思いを持つ、三浦知良選手を、南米選手権大会のみスーパーサブ限定でもいいので、ぜひメンバーに呼んで欲しいと思う程です。



「日本が1つにならなくてはいけない時に、自国の為に何の協力もしないJリーグ」


そんなJリーグは、本当に必要ですか???




そして今回の件で、Jリーグの対応に疑問を投げかける声がメディアからも聞こえてこないのが、非常に不思議です。

スポーツ選手や著名人の言葉尻や揚げ足はとるのに、スポンサー絡みで情報操作でもされているんでしょうか。


、、、本当に日本はどうなってしまったのだろう?と、心配になってしまいます。




最終決断は来週火曜日ですが、最後の最後まで吉報を信じて待ちたいと思います。