拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

パラティーナ礼拝堂の全知全能の神キリスト(パレルモ/イタリア)

2011-05-10 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


パレルモの旅、最大の見所とも言われる、パラティーナ礼拝堂のモザイク画「全知全能の神キリスト」です。


ノルマン王宮2Fにある、この宮廷付属礼拝堂内にびっしりと描かれたモザイク画は、ラヴェンナ、コンスタンティノープル(現イスタンブール)と並び、世界でも最高峰と言われています。


礼拝堂のクーポラに描かれた、この「全知全能の神キリスト」のモザイク画は、12世紀の作品です。


金色に輝く煌びやかなモザイクの迫力には、正直圧倒されます。




余談ですが、この礼拝堂をみたくて、復活祭の日曜日のミサ終り待ち(ミサ中の信者以外の入場不可)をした時のことを少し。


王宮入口のチケット売り場で10EURの入場料を払い、11時から入場可能と言われたので30分程王宮内をぶらつき、10時45分頃に並びました。


しかし実際にミサが終ったのは11時30分頃。


食事も2時間位かけるのが当たり前の、何事にものんびりとしたシチリアだけあって、さすがにミサまでもがシチリア時間といったところでしょうか。(汗)



自分が並んだ時は、前に数人という感じだったのですが、2011年のEaster(復活祭)当日ということもあってか、自分が礼拝堂から出る時には、百人近い観光客が、入口から階段にはみ出るまで長い行列を作っていました。
(礼拝堂内への入場は、人数制限があるようです)


多くの観光客が長い行列を作ってでもみたい(充分その価値がある)、世界有数のモザイク画です。