リスペクトコラムです。
FOOTBRAINのいい情報をいくつかキープしております。1つの特集の中の一部分とかが多いです。今回は鹿島さんの情報。そういえば元岡山の岩政氏がコーチとして入団しますね。DAZNの解説とかで見るのが減ってしまうのがちょっと残念かもしれません。今度はJ1の試合中継で相まみえますか。鹿島さんは昨季4位に終わり、ACL出場権を獲得できなかったです。また、一昨年にメルカリが親企業として経営参画しており、ちょうど変革期に入ったイメージです。番組では鹿島さんの取り組みとして、フィットネスジム、エステ(スキンケア)、スポーツクリニックが紹介されていましたが、当ブログでは既出のものもあるので、今回は省略させていただきます。
【鹿島がチーム強化、経営両面で成功できた理由】
出演:中田C.R.O、小泉社長(メルカリ会長)
〔VISION KA41〕:2041年にどのような姿で50周年を迎えるべきかを定めたもので、今回小泉社長で5つの視点を定義し直したそうです。
・Stadium:「THE DREAM BOX」街のシンボルから地域共生の中心へ進化し続ける
スタジアムは地域と共に生きるために、今よりも更に人が集まる場所を目指す。実際に先日鹿島は新スタジアム構想を発表している。ところが作ろうと決めただけで、まだ何も決めていない。今回はワザと何も決まっていない段階で発表した。作る段階からみんなが意見を言える形で新しいスタジアムを創りたい。365日利活用できるスタジアムが中心のエリアを作っていきたい。みんなの夢を集めたようなスタジアムにしたい。
・Communty :地域と広域の両軸でクラブを核とした新たなコミュニティのあり方を創造
・Brand:ステークホルダーに指示され共に成長するブランド
重視するのは地域やサポーターとの繋がり。これこそが人口の少ないエリアでも、Jリーグトップクラスであり続ける鹿島の強み。この2つの視点で地域との関係を強化している。
例:アントラーズビジネスクラブ、エリアライセンス(地域産品や地場産業を盛り上げ、地域活性を図る取り組み)、アパレルブランド、小学校のプログラミング教育
・Football:アジアの盟主となり、世界と戦うクラブへ、世界で活躍しうる選手を輩出し続ける
経営面だけでなく、チーム強化にも力を入れる。その一つはレジェンドの登用。アカデミーで指導するのは元日本代表の柳沢ユース監督、小笠原テクニカルアドバイザー。かつてクラブを支えたレジェンド達が育成年代の指導者を務めている。育成を強化する理由は、いい選手が育っても移籍するジレンマがある事。その穴をアカデミーの選手がすぐ埋められるようなサイクルができれば、好循環でいい流れが作れる。常に時代に合わせたチーム強化を行ってきた。
レジェンド3人(柳沢、小笠原、中田)が中心にプランニングして、クラウドファンディングでアカデミー専用グラウンドを作る計画がある。
・Dream:Football Dreamを通じて、それぞれの夢を実現するためにチャレンジしていく。
このビジョンは実は元々2011年10月に行われた「創設20周年記念シンポジウム」で発表されたものです。今回、メルカリの小泉社長が就任され、定義し直して発表されています。小泉社長の就任に対してはサポーターからネガティブな見方もあったようですが、気にせずリスペクトしていきたいですね。
地域やサポーターとのつながりを重視するというのはいいですね。新経営陣に引き続きお願いしたいです。特にエリアライセンス、いいですね。地域産品や地場産業を盛り上げる取り組みですが、J2岡山でも同じような取り組みがあります。事業所名の露出が微妙に違う気がしますね。何となく鹿島さんの方が地域を盛り上げたい気持ちが強い気がする。あくまで個人的な主観ですが。
全体的には元構想を踏襲したいい内容だと思いますが、個人的にいくつか気になる部分があります。まずはスタジアム。毎日新聞によれば、鹿島市長から市外移転を容認しないとコメントが出たそうです。こういうコメントが出るという事は、市外移転の可能性があるという事。ホームタウン地域内なのか、まさか東京都内とか。何となくまずい気がする。あと、コミュニティの「地域と広域の両輪」という部分。どこが地域でどこが広域なのか、すごく気になりますね。先のJリーグでのホームタウン撤廃騒動がどうも頭について、ついついそういう目で見てしまいます。小泉社長にはそういうネガティブな見方を吹っ飛ばすくらいの今後のポジティブなご活躍を期待しています。
J1鹿島公式HP該当ページ:https://www.antlers.co.jp/photo-reports/club-reports/84687
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