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2019-08-03 00:01:34 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日、ちょっと意外なニュースが入ってきました。鹿島さんの親企業に、あのメルカリが就任するとか。メルカリといえば、今季鹿島さんの鎖骨スポンサーになっていました。それが1年もたたずに株式過半数獲得ですか。IT企業おそるべしですね。
   
【赤字のメルカリ、「メルペイ」普及のため鹿島アントラーズ買収は得か損か】
〔「小泉社長の悲願」地元愛をアピール〕
「メルカリはサッカーJ1の「鹿島アントラーズ」を買収する。鹿島の運営会社、鹿島アントラーズ・エフ・シーの株式の61.6%を、約16億円で日本製鉄から取得し、子会社化する。公正取引委員会の承認を得た上で、8月30日に買収が完了する見通しだ。メルカリは2017年から鹿島のスポンサー契約を締結。」 
「メルカリが現在事業の3本柱として掲げるのは国内メルカリ事業、米国メルカリ事業、キャッシュレス決済『メルペイ』事業だ。そして、国内メルカリ事業は黒字であるものの、米国メルカリ事業とメルペイ事業での出費がかさみ、19年6月期の業績は137億円の赤字の見込みだ。」
〔16億円で買った広告塔〕
「鹿島買収でメルカリが目論むのは、キャッシュレス決済「メルペイ」の普及だ。急増する『~ペイ』の名がつく決済サービスの中で、今年2月にサービスを開始したメルペイは後発組。登録数は200万を超えたが、競合の背中は遠い。数多くある決済サービスで、自社のものを使ってもらう有効な手法の一つは、使わざるを得ない場を強制的に生み出すことだ。」
「決算で赤字が続いていることについて、小泉社長は『赤字というPL(損益計算書)だけでなく、BS(貸借対照表)やキャッシュフローのバランスと事業の成長が重要だ』と訴える。」
引用:ダイヤモンド・オンライン

 どうなんでしょうかね。騒がれていると言われている鹿島サポはどう思っているんでしょうか。当ブログとして思うのは、位置的な「乗り換え」なのか、根が張れるのかという点です。前の親企業の新日本製鉄はホームタウン内に工場もあり、従業員も地元に住んでおり、しっかり根が張れていました。でも、メルカリって社長の出身地がホームタウンにあるだけで、他には何も絡まないんじゃないですか。それくらいの存在であれば、数年後に事業全体の見直しとか言い訳を残して、他のクラブに乗り換えるのかもしれません。それは鳥栖さんから町田さんに乗り換えたサイバーエージェント社が典型的な例ですね。
 メルペイを売るというサッカーとは関係ない理由も気になります。しかも137億円の赤字。これってばくちじゃないですか。先日セブンペイの廃止が発表されましたが、危機感も強いのでしょうね。個人的には正直、メルペイは鹿島さんに長くいないのではと思っています。選手によるチャリティーオークションとしては盛り上がるかもしれませんが、メルペイ事業はホームタウン市民はみんな喜べるのでしょうか?しばらく注目していきたいと思います。
J1鹿島関連: / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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