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優勝の味45

2018-12-28 00:01:05 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 少し前ですが、鹿島さんFCWCお疲れ様でした。レアルとリバープレート両チームと、親善試合ではなくガチな試合ができたというのはクラブにとって、大きな糧になったのではないでしょうか。確かに点差が開いた敗戦でしたが、試合自体はどちらも見ごたえがありました。かつて大差で世界の強豪に負けていた日本代表が、今年のW杯で結果を残せたように、いつかクラブ単位でもいい結果を出せる日が来るのではないかと思わせる内容でした。ただ、ミスがいくつも見られ、「個」の実力差は大きかったので、この結果はしょうがないかなと思っています。仮にジャイキリで強豪に勝って、後で「クソまぐれ」とか「おかしいだろ」とかグチグチ言われるよりはいいかなと。強豪に勝つ時は誰もが認める強さで勝ち切って欲しいと思います。
 今回、鹿島さんの話題では、大きくACL優勝とFCWCでの健闘の2つだと思います。メディア報道の中から、アンテナに引っ掛かったものをピックアップしていきます。まずはACL優勝から。
   
【鹿島がACL初制覇!我慢肝に総力戦で示した一体感】
「より一層、重視されたACL対策。今年は初めて決勝トーナメント(T)初戦の壁を突破した。だが、変えたのは真反対の思いだった。MF土居は言う。『今年はいい意味であまり「重要視」していなかった。』」
「象徴的だったのが、3月のアウェーのシドニーFC戦。国内にDF昌子やFW金崎、MF小笠原ら“主力”を残し、MF三竿健も控えに据えた。その中で勝ち点3を積み上げた。『全員で戦った感じがあった』と土居。一体感が生まれた。越えなければと力が入り、1次リーグから主力で臨み続け、途中で緊張の糸が切れた今までとは違った。」
「『我慢』も押し上げた。過密日程やけが人の続出。前半戦は苦しんだ。ミスした選手を責める雰囲気もあった。だが、W杯中断を経て転機は訪れた。9月のルヴァン杯・川崎F戦。その期間、代表で離れていた三竿健は『間違いなく、川崎に勝ったあたりからチームの雰囲気が変わった。かばい合う、いい雰囲気になった。帰ってきて感じた』。」
「8月に、鹿島に流れる哲学の創始者と言える、ジーコがTDとして復帰したことも大きかった。『どんな試合でも勝つこと』『最後、頂点に立っていないと意味がない』-。敗北を許さないスピリット。放つ言葉の重みが、引き締めていく。復帰後の23試合で14勝5分け4敗。それ以前の12勝8分け9敗から、勝率は2割も上がった。」
「ACL決勝を前に組み込まれた容赦ないJリーグの日程も、普段は試合にあまり出られない選手を大幅に送り出して臨み、第1戦前の10月31日セレッソ大阪戦は1-0で耐え忍び、第2戦前の11月6日柏戦は1-2から逆転勝ち。過密日程を逆手に取れたことで、ムードは最高潮に達した。リーグ3連覇時代でも成し得なかった悲願に、文字通り『総力戦』で挑み続けた。その思いが、クラブとしてACL60試合目、今季53試合目でやっと報われた。」
引用:日刊スポーツ

 20冠目がアジア王者というのはいいですね。ACL組の過密日程はそれこそ昔から言われている部分。今に始まったものではありません。リーグ戦の合間での長丁場で会場は海外と、出場チームへの負担は大きいです。選手構成や監督の能力など、総合的に強いチームが頂点を目指せると思います。総合的な強さが無かったからJ1柏はJ2に降格し、強さがあった鹿島さんはアジア王者になれたと思います。そして、WCWCです。
   
【鹿島 大岩監督続投“2つのてこ入れ”明言「絶対的な存在」の獲得 「メディカル」の改善】
「欧州王者、南米王者に力の差を見せつけられた今大会。来季もテクニカルディレクターを継続するジーコ氏と「ドメスティックな基準で見ないようにしないといけない」と世界基準の視点を持ってチーム編成することを確認したという同氏は来季に向けて2つのてこ入れを明言。1つ目は世界に通用する武器を持った「絶対的な存在」の獲得。ジーコ氏とともに外国人新戦力の選定を進めている。2つ目は「メディカル」の改善。過密日程でケガ人が続出した反省を生かす。」
引用:スポニチ

 20冠の王者でもまだテコ入れですか。絶対的な存在の獲得とメディカル面の改善ですか。あと、ジーコTDの存在も大きいですね。J1柏もネル監督は監督の後はTDに就任して、強さを引き継いで欲しいなと。このコラムでは、内田選手が欧州との違いを「歴史」だと語ったそうです。歴史の差は簡単に埋めれるものではないですね。年数が経っても、向こうにもまた歴史が積み上がる訳ですから。今にして思えば、2016年の決勝で同じレアルと延長戦まで行って、世界2位っていうのは何だったのでしょうか。今回はアジア王者だが、当時は単なる開催国。今回も開催国枠でUAEのクラブが決勝まで行っていますが、個人的にはよくわかりません。

今回の鹿島さんはいろいろと話題を提供していますね。まずは文春オンラインによると、ACL決勝からの帰途のドバイで飛行機を足止めする騒動を起こしていたそうです。鹿島アントラーズが選手泥酔で飛行機出発を遅らせたという事です。飛行機を止めるくらい酔っぱらっていたってすごいですね。
 また、このコラムによると、三竿選手がJリーグ批判するようなハッシュタグ付きエントリーをインスタグラムにアップしたとか。記事では鹿島さんは仮想敵を外部に作ることで、内部の結束を強くする傾向にあるとあります。オリヴェイラ監督(当時)は誤審を訴えていたとか。そういった熱が選手やサポーターに伝染し、チームの士気を上げていくという事だそうです。オリヴェイラ監督は今季では浦和の監督として、鹿島時代と同じように不満を連発しており、チームマネジメント上のパフォーマンスと括っています。よく王者の品格といった言葉を耳にしたりしますが、こういうところは品格はどうなんでしょうかね。
 そうそう、今日の報道で、小笠原選手の引退が報じられました。小笠原選手といえば、代表合宿で「鹿島では・・・」と口にして、苦い顔をされるくらいに、鹿島愛をPRしていた印象が強いです。まぁ強い存在は何かと取り上げられますね。お疲れ様でした。
J1鹿島関連⑳:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180428
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