J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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優勝の味66

2022-01-13 00:01:44 | スポーツ文化・その他

 TV観戦レポです。
 9日の夕方開催された全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)決勝戦。のTV中継を観ました。就実(岡山)対古川学園(宮城)。今回も岡山から就実が出ていました。前日の準決勝も留守録で少し観ましたが、金蘭会を3-0で一蹴したくらいに、今年のチームは強いと思います。
 就実は3年生の深澤めぐみ(主将)、つぐみの前回大会優勝に導いた最強ツインズ「めぐつぐ」。古川学園は抜群の高さ(195cm)を誇るドミニカ出身のスーパー留学生、他タピア・アロンドラ選手(2年生)。
 就実は選手としても監督としても日本一を経験している西村監督。現場解説席にメグカナコンビいます。春高時代は知りませんが、メグさんは元シーガルズの選手なので、馴染みが深いです。お元気そうですね。去年の決勝も観ていますが、その時の相手は大阪国際滝井高校(シーガルズの下部的存在)で、この中から岡山に誰か入団しそうなイメージで観ていましたが、今回はちょっと違うかな。就実からシーガルズに入団しませんかね。監督が替わらないと変化は起こらないか。何で昔から全国的な強豪校があるのに、入団ゼロなのか・・・ 以下、実況を聞きながら、要所要所のポイントをリスペクトいたしました。
   
 第1セット。アロンドラ選手強烈です。まるでVリーグの外国人選手みたい。アロンドラ選手は力が入っていると実況。スパイクは古川学園はほとんどがアロンドラ選手ですが、就実は複数の選手が打っており、最初から就実がリードしています。やはり前回大会MVPのめぐみ選手(№4)のスパイクがどんどん決まっていきます。古川学園は春高で一昨年は準優勝、去年は3位でしたが、夏のインターハイは8強で、今回ノーシードから勝ち上がってきたそうです。
 3年生の曽我選手もいいですね。岡山に入団しませんかね。就実はやはり攻めの姿勢が光り、どんどん決めてきますね。25-18で就実の勝ち。やっぱ強いです。
   
 第2セット。CMを挟んで中継スタートすると8-8の同点。古川さん、やりますね。リードされました。最近繰り出している新兵器という古川学園のブロード攻撃が光っています。しかし、ツインズはパッと見たらどっちかわかりませんね。まぁ双子ですからしょうがないですね。すぐに区別できるようになれば、就実バレー部をしっかりリスペクトできた事になるのでしょうが、たぶんこういう大きな大会しか観ないので、この試合後は当分無しk。
 第2セットは一転スリリングです。ずっと同点で競り合いながら、古川学園がちょっとリードという感じ。会場はどこかわかりませんが、やはり無観客ですね。就実はやはりスパイクの攻撃力が圧巻ですね。就実がリードするが21-21に。曽根選手いいなぁ、岡山に入団しませんか?(笑) 23-23。締まった試合です。デュースでリードされては追いつくという展開がずっと続く。27-29で就実の負け。
   
 第3セットはなぜかダイジェスト版になっていました。生中継ではないのか。そのままリスペクトします。序盤からポイントを数えたのは就実。躍動したのはやはり深澤ツインズでした。就実のリードが続く。6点差を付けたパッチポイントですが、しっかり決めました。25-18で就実の勝利。
 
 そして勝負の第4セット。就実の背番号4は伝統のエースナンバーだそうです。就実のスパイクは角度が鋭く見えます。アロンドラ選手は結構疲労が来ている様子。古川学園の説明テロップが出ました。「17年連続42回目。'99年高校三冠を達成した東北の名門。3年連続のセンターコートで悲願の日本一へ」と。そうは問屋は卸しません。めぐみ選手は足が吊ったようで、コート横でケアをしてもらっています。20-15と勝利が少し見えてくるスコアになってきました。
 ここでめぐみ主将がコートに戻ってきました。21-17と詰めてきました。つぐみ選手のバックアタックが決まる。就実はスパイカーが複数いるのが強みですね。そして、25-20。就実優勝です! 8年連続45回目の春高全国大会出場。学校史上初の連覇を達成。おめでとうございます。
     
 10日の山陽新聞朝刊の「就実 初の連覇」というタイトルの記事の抜粋です。
「2年連続4度目の日本一に輝いた。45度目の出場で連覇は初めて。高校総体、高校選抜を含め全国制覇は7度となった。就実は攻撃力で上回った。」
「就実はセットカウント1-1で迎えた第3セットの出だしで4-0としたのが大きい。第2セットをジュースで失った悪い流れを深沢めぐみの強打などで完全に断ち切った。その後は深沢つぐみ、曽我のアタックも効果的に決まり、25-18で奪うと、第4セットも25-20で振り切った。相手の高さに一歩も引かず、強気に戦い抜く姿勢が攻守両面で光った。」
「最優秀選手賞(MVP)は2年連続で就実の深沢めぐみが受賞。就実勢では優秀選手賞に、深沢めぐみ、つぐみの姉妹ががそろって選出され、ベストリベロ賞に井上凛香が選ばれた。」
     
 いやぁ就実さん強かったですねぇ。全国大会連覇って、岡山のチームを思えない強さですね。ツインズは久光さんとかV1のそっちのチームに入団していくんでしょうね。今回のチームメンバーから1人でもシーガルズに入団してくれたらいいのに。どうして地元チームに行かないのか。その辺りの古い慣習を修繕しないと、いつまでもねじれ現象は続きますね。コロナ禍の暗い世の中で、一時だけ明るい気持ちにさせてくれたシーンでした。就実さん、黄金時代を伸ばしちゃいましょう。
就実高校バレー部関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210111
  〃        ①:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190925
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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