お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

とごる

2020-02-03 17:22:50 | 文化

とごる:水に粉や細かいものを入れて混ぜたとき、それが水に溶けきれずに沈殿している様子…。写真は片栗粉を水に溶かしてしばらく置いた時の様子。片栗粉が「とごって」います。

大阪生まれ大阪育ちの母が使っていて、東京育ちの私も何の疑いもなく使っていましたが、これは標準語ではなく、かといって大阪弁でもなさそうで、今までずっと聞いたこともなく、通用もしないのでもう絶滅した言葉かと思っていました。でも、今朝「くるねこ大和」さんのブログで見つけて、感動しました!

金魚の水換えで、「とごったヘドロ吸い出し…」 あった!。

くるねこ大和さんは愛知県にお住いのようです。

それでとごるを再度検索したら、三重県から愛知県近辺で使われている言葉の様です。そういえば母方の祖父母は三重県の伊勢地方出身でした。

「伊勢の言葉が標準語です」という内容のことを伊勢言葉で言っていたのを思い出しました。

これは食塩がとごっている様子。

母は今から60年以上前に東京にきて、標準語を喋るべく頑張ったと思いますが、「とごる」とか「こそばい(くすぐったい)」とか「しんどい」とかほかの言葉ではどうにも言い表せない感じで使っていました。私もその単語だけは今でも使っています。

コメント (2)
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