かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

中学校での友だちづくりのワーク(KJ法を用いて)

2013-11-20 17:28:58 | つれづれ

今日は中学1年生のクラスで、友だちづくりの講話とワークを行いました。

以前、学校保健委員会で養教の先生と一緒に
KJ法を用いたワークを行ったのですが、
初めは子どもたちに戸惑いが見られたものの、
思いのほか結果が良かったことをうけて、
今回もクラスの輪を深めることを目的に担任の先生と打ち合わせをして
使ってみることにしました。

KJ法(-ほう)は、文化人類学者の川喜田二郎東京工業大学名誉教授)が
データをまとめるために考案した手法である。KJは考案者のイニシャルにちなむ。
データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。
共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に
効果があるとされる。』(ウィキペディアから引用)

子どもたちにも、大人になってもよく使う手法だと説明し、
友だちや先輩との関わりで
「こんなことをしてもらってうれしかった」
「こんな時、こんな関わりをしたら上手くいった」
「友だちを見ていて良いなと思った関わりや言葉」
「こんな時、こんな関わりをしたらダメだった、失敗した」
など、自分が体験して感じたことを
個人の作業としてポストイットに書いてもらいました。

内容は良いと感じたことを思い出させる項目を多くし、
困ったことは、されたことではなく、してしまったことに限定しました。

しかし、思いのほか内容が出てくるのに時間がかかり、
普段子どもたちは良いことについてはあまり意識しないで生活しているんだな~と
改めて感じさせられました。

それでも少し時間が経ってくると頭がこなれて来たのか、
それぞれにいくつか内容が出てきて、それを基にグループワークを行いました。
結果的には、うれしかったことや良かったことなどをみんなで出し合い、
和気あいあいとグループワークは進んでいきました。

最後はグループごとの発表ですが、
時間がないわりには(50分の授業の中で全てを行うので)
不思議ときちんとまとまっていて、
ここがさすが中学生だな~と前回同様感心させられるところでした。


まじめな内容だけに、書き方も固くなってしまいました。
反省…

 


 

 

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