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陰陽應象大論篇 第五 第二十一節 語句の意味

2010-06-21 09:13:57 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 2 陰陽應象大論篇 第五

第二十一節
語句の意味

 善診者、察色、按脈、先別陰陽。審清濁而知部分、視喘息、聽音聲、而知所苦、觀權衡規矩而知病所主、按尺寸、觀浮沈滑濇、而知病所生、以治無過。以診則不失矣。

語句の意味

診=診察する。医者が病人の病状をみる。

察=よくみる。観察する。詳しく知る。

色=顔色。ようす。

脈=みゃく。

按=この場合第二指、第三指、第四指で脈を診る。

別=見分ける。しわけする。

審=詳しい。細かい。詳しく。明らかにする。

精濁=清気(肺に吸入される清澄な大気、または水穀の精微の気)と濁気(水穀の精微な濃濁な部分)

喘息

権衡規矩=けんこうきく・脈気を整えるたとえまたは病を診察する基準の意、望色(望診)法の一つ。

 

鍼灸医学大系 2巻 P757

権衡規矩(ケンコウキク) 外界の変動によって脈の現われ方が違って来ることを意味するもので、脈要精微論篇第十七に「春の応は規に中り、夏の応は矩に中り、秋の応は衡に中り、冬の応は権に中る」という句があるので、その中の四字を取ってここにもって来たものであろう。これ等の解説は脈要精微論篇第十七のところでするが、之を要するに本文の意味とするところは、四時によって変化ある脈状を観察して、病の主なる部分はどこにあるかということを知るのである。

 

東洋学術出版社 陰陽応象大論篇 P128

権・衡・規・矩を観る――四季における色と脈が正常であるかどうかを診察すること。馬蒔(16世紀)の説「春は規に応じるとは、陽気の柔軟なのが、丸い規のようであることをいう。夏は矩に応ずるとは、陽気の強く盛んなのが、方形の矩のようであるとこをいう。秋は衡に対応するとは、陰が昇り陽が降り、高下が必ず平となることをいう。冬は権に対応するとは、陽気が下にあるのが、重い権(はかり)のようであることをいう」。 


9 図10は平成薬証論より

尺=尺中の部位

寸=寸口の部位

浮=脈位は浅く、軽く取ると得られる。病が表にあることを示し、浮にして有力は表実、浮にして無力は表虚。

沈=この脈は軽くとると応じないが強く押さえると得られる。病が裏(り・深い所)にあることを示している。有力は裏実、無力は裏虚。

滑=脈の往来がなめらかで、指には円滑に応じ、円珠が盆の中でころがり回るような状態である。痰飲・食滞・実熱など、また妊娠しているときにもあらわれる。

濇=しょく・(さんずいに嗇)。渋に同じ。しぶる。なめらかでない。とどこおる。

詳細は脈要精微論篇第十七で、いつになるかわかりません。

明解漢和辞典、漢方用語大辞典。

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