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渡辺武著わかりやすい漢方薬 血の道の薬は武士の常備薬 いまでこそ、女性の男性化が問題になっていますが、これは男性万能の江戸時代の話し 桂枝茯苓丸のお話し

2020-11-30 15:22:07 | 日記

昌栄薬品

桂皮茯苓丸(けいひぶくりょうがん)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は

桂皮(辛温・気剤);茯苓(甘平・水剤);牡丹皮(辛寒・血剤);桃仁(苦平・血剤);芍薬(苦平・水剤)が等量で構成されています。

渡辺武著わかりやすい漢方薬

第二章漢方薬はどう診断するか

3 血の道症(血毒症-血証)

血の道の薬は武士の常備薬

 いまでこそ、女性の男性化が問題になっていますが、これは男性万能の江戸時代の話し。

江戸時代の名医、原南陽は水戸藩の侍医で、武士に必要な数種類の薬を調合しました。

彼はこの薬をよく使われる順から「甲字湯」「乙字湯」「丙字湯」「丁字等」と名付けていました。

なかでも「甲字湯」は鉄砲傷、刀槍傷など打ち身や内出血に速効がありました。

武士というのは元来が戦士ですから、いくら江戸時代が天下泰平につづいたからといっても、日常の鍛錬を怠るわけにはいきません。

剣術のけいこで相手の木刀を受け損じると「イテテ!甲字湯を・・・」、刀の手入れの最中についうっかり小指を切って「お、奥!甲字湯を持て」といった具合で、いつも常備されて重宝がられていました。

 ところが、この「甲字湯」が、あにはからんや、実は女性の血の道の漢方薬であったとは、神ならぬ身の武士たちの知るよしもなかったことなのです。

 というのは「甲字湯」とは原南陽が便宜上つけた仮の名で、漢方の正式の名称は『桂枝茯苓丸』に甘草、生姜を加えて煎薬にしたものだったのです。これが女性の血の道の薬とわかっていたら、男尊女卑の時代のこと、「けがらわしい、女の血の道の薬が飲めるか」とやせがまんをしたものでしょう。

 この『桂枝茯苓丸』は、血を止める作用と、ふる血を排泄する作用と両面の働きを持っています。

これが婦人薬に用いられるのは、そのなかに牡丹と桃仁が含まれているからです。

牡丹、桃仁は黄連、山梔子などとともに血剤と呼ばれています。

 人間の体内に血が滞ると、いろいろな症状が併発されます。

この「ふる血」つまり血行障害によるうっ血を体外へ排出する働きが、牡丹、桃仁、黄連など苦味剤にあるのです。

その上、この薬は消炎、止血作用が強いので、女性の月経不順の特効薬としてだけでなく、寒性の駆瘀血剤として胃潰瘍、脳出血、痔の出血、内出血などにも広く使われています。

しかし、この駆瘀血剤―ふる血を体外に排泄する薬剤―は、現代医薬にはありません。

脳出血を起したって、内出血、胃潰瘍を起しても、止血するだけで、洗い出すことはできないのです。

漢方のこの薬剤はうっ血を大、小便で排泄してくれるのです。

 最近の話ですが、私の知人の高名なデザイナーが自動車で全身を打撲し、数十ヵ所の内出血のあざができました。

普通、内出血はひとりでに消えてしまうまで放っておかれていますが、彼女は一日も早く治る方法はないだろうか、と相談に来られました。早速、『桂枝茯苓丸』と『黄連解毒湯』をすすめたのです。

それから一週間ほどして「全身の内出血がすっかり消えてしまった」とはずんだ声で電話がかかってきました。

 昔の落馬に代って、交通事故によるムチ打ち症の薬としても、ポケットに忍ばせたい薬なのです。

女性の男性化ならぬ、婦人薬が男性の薬になっているとは、何とも皮肉な話ですが・・・・・。

※※※※※

桂枝茯苓丸の服用で、打ち身のアザが動いて徐々に消えていった例があります。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円

 


杉原の桂皮茯苓丸を常用している男性のお客様 2~3年前からしもやけにならなくなったととのことです

2020-11-28 10:21:18 | 日記

昌栄薬品

杉原の桂皮茯苓丸を常用している男性のお客様

2~3年前からしもやけにならなくなったととのことです

以前は手にできたしもやけが不快で仕方なかったそうですが、血液に汚れを取り去る目的で服用していた杉原の桂皮茯苓丸、今では色々な症状が出ても漢方薬を服用すると治りが早くなっているようです。

 本物の丸薬

 杉原の桂皮茯苓丸 けいひぶくりょうがん 

主治 効能

比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ。

血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである

価格

 500g 11,880円

 14日分 84g 3,360円

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
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税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

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1包60円


七十二候通信 朔風払葉 きたかぜこのはをはらう 

2020-11-27 10:07:30 | 日記

昌栄薬品

海の精クラブより

季節を楽しむ

七十二候通信

「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。

ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。

より身近な季節の移ろいを知ることができます。

七十二候

次候11/27~

朔風払葉 きたかぜこのはをはらう (北風が木の葉を吹き散らすころ)

北風はアジア大陸から吹いてくる冷たい季節風で、日本会側に雪を降らし、太平洋側は乾燥した風を吹かせます。

その北風が木に残っていた葉を吹き散らします。乾燥した寒い日が続くので風邪には注意したいころです。

 

今年のわが家のモミジは色が良くなく、傷ついた葉が多い

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円

 


渡辺武著わかりやすい漢方薬 肩こりの左右でのちがい 水滞による肩こりをもう少し説明しますと。腸がちゃぶちゃぶになれば、腸は下がってきます。痔になったりヘルニアになるおそれもあります。

2020-11-25 15:25:05 | 日記

昌栄薬品

渡辺武著わかりやすい漢方薬

第二章漢方薬はどう診断するか

3 血の道症(血毒症-血証)

肩こりの左右でのちがい

 水滞による肩こりをもう少し説明しますと。

 腸がちゃぶちゃぶになれば、腸は下がってきます。

痔になったりヘルニアになるおそれもあります。

その腸を持ち上げるのは、腹筋が吊っているということ、腹筋が綱引きをしているようなもので、身体の中で荷物を持って気張って立っている状態なのです。

 ところで、胃が悪くなると背筋がこるといいます。

背筋は、内臓を背と腹でつっかえ棒をして支えているわけですから、胃にたまってきますと、背中までこってきます。

胃がいっぱいで腸が空っぽなら食べた物は腸に下がります。

必ず、水滞は腸からはじまって胃に至るという床上浸水型なのです。

 浸水が腸の場合は右肩がこり、胃まで浸水してくると背中までこってきます。

そして腰までつったり、だるくなると、これは病気で相当に進行していることになるのです。

こりの場所は、病気の状態を示しているわけです。

肩こりぐらいという人がいますが、肩は身体の変調があるからこるわけですから、そのこりの場所で病気の原因をつかむことが第一です。

この場合は風邪をひきやすい条件にあります。

そうした時には『桂枝湯』という湯薬を飲ませています。

ちょっと湿っている状態を、散歩やちょっとした運動で発散する役割です。

この桂枝湯は上薬で、まだ病気の前兆の薬です。

 血液の循環に異常があったり、心臓が疲れたりすると、必ず左肩がこってきます。

この左肩こりはよくこりをほぐす、充血をとるということがまず第一になるのです。

 漢方薬に上・中・下薬があることはすでに述べましたが、風邪をひくとか、足がしびれる、痛むという時は、はっきり病気が現われているわけですから、中薬の『葛根湯』とか『小建中湯』が処方されるのです。

 へそが立っているのは、美容上の問題ではありません。病気の起爆弾を抱えている状態です。

普通、へそは丸くて真横に向いて寝ているのですが、体質に変調のある人、自律神経失調症とかアレルギー症の人は、へそが立っています。従って、へその立っている女性は子宮後屈が多いということになるわけです。

 へそ相という八卦見がありますが、へそは人間の健康状態を表わしているのです。

へそのゴマをとるとお腹が痛くなるというのも、へそが胃や腸と密接に関係があるということなのです。

漢方ではよくへそを中心にして腹証をとります。

右肩だけがこっている(水滞が起こっている)と、へその左の横に動悸があるのです。

右には動悸は起こりません。

 この左の動悸を、〝芍薬の証〟といっているのです。

動悸がへその右にある人は、動物食ばかり食べすぎて香辛料が不足してカルシウム不足になり、神経を使ってイライラしている状態にあるといえます。

動悸は、一番最初の身体のストレスの起こりです。

左の場合は一過性の水分代謝が悪いという状態ですが、右に動悸がきたときは、充血とか心臓の負担が多くて、血液障害がある時です。

 ややこしくなりましたが、肩こりは、右肩がこって、へその動悸が左にある場合は、水分代謝が悪い水滞の状態。

左肩がこって、へその右に動悸がある時は香辛料不足で心臓の負担が多くなった状態です。

つまり右肩がこるより左肩がこる方が病は進行しているということになります。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円


渡辺武著わかりやすい漢方薬盗人石川五右衛門の名言浜の真砂はつきるとも世に盗人の種はつきまじと辞世の句を遺して釜ゆでの刑でこの世を去った江戸の盗人の石川五右衛門は役人から極意をきかれうんこをたれること

2020-11-24 10:58:31 | 日記

昌栄薬品

渡辺武著わかりやすい漢方薬

第二章漢方薬はどう診断するか

3 血の道症(血毒症-血証)

盗人石川五右衛門の名言

 「浜の真砂はつきるとも、世に盗人の種はつきまじ」

と辞世の句を遺して、釜ゆでの刑でこの世を去った、江戸の盗人のナンバー・ワンの石川五右衛門は、役人から「忍びの極意は何か」と問われ、

その極意は「屋敷に忍びこんだら、そこでうんこをたれること」といったというのです。

糞づまりでは、それだけ気が散ってカッカし、おどおどして仕事にならない。

まずはうんこを出して気を落ちつけようという意味です。

 よく、やれ遠足だのハイキングだのマラソンだのとなると、一番気になるのは、その日の朝、ちゃんと排泄があるかということです。

この五右衛門の名言は、ストレスの原因になる内在的な要因の処理をうまく表現しています。

 気の道症というのは、神経ばかり使ってストレスがたまることですが、それは人間の身体の内部では水毒、血毒が起こっているということです。

水を飲み過ぎたら、汗を出さなければならないからカッカします。

暴飲暴食した人は、眠るとイビキをかきます。

腹一杯食べたり飲んだりしているのだから、それを発散しなければなりません。

だから鼻からグーグー水分を出しているのです。

食べたものの老廃物は大便と小便とで出していますが、それが出来ないと水分は皮膚、口、鼻から出します。

この水滞の障害を水毒といいます。

 血毒というのは、血のめぐりが悪い、充血を起す、出血する、便秘するという血滞の障害をいいます。

また、水毒と血毒の相乗作用からくるストレスもあります。

 便秘というと水毒と思われがちですが、血毒なのです。

ヘドロを食べた場合、肝臓に負担がかかります。

便秘するとカッカします。

わかりやすくいえば、便秘は下から排泄していないで、腸にたまっていることです。

人間は毎日食べているわけで、上からどんどん入ってくれば、水分をぬいて濃縮するしかありません。

抜いた水分は、頭や皮膚から出さなければなりません。

心臓は皮膚からこの水分を出したり、血液を送るために余分に働くことになります。

だから水毒というより血毒というのです。

 便秘の現われは食物がまずくなった時が始まりで、これがヘドロ化するのです。

血毒はその他、外的な傷害―炎症が起るとか、眼が赤くなる、下が赤くなる、ほっぺたが赤く手がほてる、血圧が高くなる、のぼせて充血するといったすべての血症を指しています。

 水毒は、胃や腸から水分を出せない病で皮膚や呼吸器から出して負担をかけている状態です。

コップ一杯の水分は小便として出すのは簡単なことですが、さて、皮膚や呼吸器から出す場合、汗でなくて気体で出すとしたら一日がかりです。

これでは四六時中、寝ても醒めても神経を集中しているのだから、不眠症にもなるわけです。

ちょうど荷物をかかえて寝ようというのと同じこと、それが肩こりや背中のしこり、腰の痛みになってくるのです。

 こうしたストレスは、普通、微調整することができますが、ぎりぎりに調整していると、お手上げになります。

これを自律神経失調症とかアレルギーなどといっているのです。

アレルギーというのは、大便や小便で出す水分を、非能率的な皮膚、呼吸器、口、鼻からもろに出しているのだから、鼻がつまったり、ぜんそくアレルギーになりやすいのです。

皮膚から四六時中水分を出していたら、皮膚の抵抗力は減退し、ちょっとしたことで異常が起ってきます。

冬に夏の状態でカッカして、エネルギーを使っていたら、もちろん精力もおとろえてしまうわけです。

 二重のストレスというのは、原因の水毒と血毒が重くなってくる場合で、身体は右肩も左肩もこってくるし、左足も右足もつってくるのです。

いわゆる病膏肓という状態、ストレス病で身体はガタガタになります。

肝腎のかなめはピンとしなくなり、男性はインポテンツになる。

女性は男性化して、セックス嫌悪症にかかり、不感症におちいるのです。

 稀代の盗人・石川五右衛門の言葉は、ストレス解消の名言であることが、おわかりになったと思います。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円