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陰陽應象大論篇 第五 第十節 語句の意味 2-2

2010-04-30 09:13:45 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五

第十節

 南方生熱。熱生火、火生苦、苦生心、心生血、血生脾。心主舌。其在天爲熱、在地爲火、在體爲脈、在藏爲心、在色爲赤、在音爲徴、在聲爲笑、在變動爲憂、在竅爲舌。在味爲苦、在志爲喜。喜傷心、恐勝喜。熱傷氣、寒勝熱。苦傷氣、鹹勝苦。

語句の解 2-2

舌=ぜつ・霊根、心竅(しんきょう)ともいう。

血=血は人体内を流れる一種の物質である。その生化の源は中焦の脾胃にある。

血生脾=血・火・燃えたものは灰となり脾・土となり、火は土を生ずる。

赤=五行の火に配当される。

徴=ちょう・ち・五音の一つ。五行では火に、十二支では午に、四時では夏にあたる音声。

笑=喜びの感情が外にあらわれたもの。五声の火に属す。

憂=五志では金に、五変(五種の体質類型によりそれぞれ異なった病変をあらわすこと)では火に配当される。憂は脾肺二臓に属する。心配する。気にかける。思いなやむ。

竅=きょう・孔のこと。九竅(七竅と下部の二陰の竅)や毛孔をさす。

 =・・・舌はアナではない。してみると「竅に在りては舌となす」という文句はおかしいのではないかという疑念がおこる。

金匱真言論篇第四には「南方は赤色、入りて心に通ず。竅を耳(舌・舌尖に訴えがおこり、が適当と思われるが、と私宮原は書きました・3月7日黄帝内経素問 金匱真言論篇 第四 第五節 訳参照)に開く」と述べている。これなら話がわかる。ところで舌というものは味を判別する。然しそのもとは心の作用である。又心に思うことを外に表現するのも舌である。本文に「心は舌を主る」とある所以である。このような舌は所謂アナではないが、心の末端として外界と交渉を持つというところから、かくいうものではあるまいか。鍼灸医学大系

腎開竅于耳(じんはみみにかいきょうす)

陰陽応象大論十三節 北方・・・。腎主耳。腎は耳を主る。在竅爲耳。腎は・・・竅にあっては耳と為す。

喜=五志の一つ。五行の火に配当される五志の一つ。

恐=心中おそれおののき不安がること。五行の水に配当される五志の一つ。

気=≪素問五蔵生成篇≫「諸気は皆、肺に属す。」

苦傷気=苦は肺を傷つける、となるであろうか。苦い味は肺・鼻・皮毛・大腸を傷つけるのであるから、相剋。

鹹=五行の五味の一つで腎に配当される。塩辛いこと。

漢方用語大辞典、鍼灸医学大系

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陰陽應象大論篇 第五 第十節 語句の意味 1-2

2010-04-29 09:27:49 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 

第十節

 南方生熱。熱生火、火生苦、苦生心、心生血、血生脾。心主舌。其在天爲熱、在地爲火、在體爲脈、在藏爲心、在色爲赤、在音爲徴、在聲爲笑、在變動爲憂、在竅爲舌。在味爲苦、在志爲喜。喜傷心、恐勝喜。熱傷氣、寒勝熱。苦傷氣、鹹勝苦。

語句の意味 1-2

南方=夏、夏は陽気が熱せられて、ひかりかがやくその方向が、南方であろう。鍼灸医学大系

熱=ねつ。あつい。煮る。焼く。

火=温熱、暑熱などは火に属する病邪であり、そのあらわす病証は発熱である。五行の一つ、心の代名詞。

苦=五味の一つ、にがい。火に配当される。黄連・黄芩(おうごん)・山梔子の苦寒(苦い味で冷やす作用)の生薬は心に作用します。

心生血=しんはけつをしょうず・飲食物が消化の過程を経た後、その中の精微物質(栄養物質)は吸収されて血に入る。これを営と称する。これは血の前身で、再び心の作用を経て赤くなり、血となる。現代科学では骨髓が造血組織であるとはっきり明らかにされており、これが血を生ずる源といわれる。

心主舌=しんはぜつをつかさどる・舌はよく五味を識別し、また発音する重要な器官で、その機能は心と密接な関係がある。臨床上、心神が健康で旺盛なときは、舌の動きは活発で言葉は流暢である。神識がはっきりしないときは、舌がもつれたり、震えたり、言語障害をおこす。心血が充分であれば、舌色は鮮やかでつやがある。心血が虚するときは、舌色は暗淡である。心の虚実と病変は、常に舌質上に反映している。ゆえに「舌は心の苗となす」≪血証論≫



心の舌の反応は舌尖に現われます。舌の中央は肺・
胃、舌の奥は腎、舌の左右は肝・胆の病変を見ることが出来ます。

≪医鏡≫に「舌尖は心を主り、舌中は脾胃を主り、舌の縁は肝胆を主り、舌根は腎を主る」、これ凡て舌苔を望て、内臓の病気の変化を診察する漢方医学の理論根拠で、幾千年間の中国医学の臨床経験をまとめて引出したものである。雄渾社「舌体図譜」。

舌裏(舌の裏側では血管の怒張等)で瘀血・おけつの判断をします。

漢方用語大辞典、鍼灸医学大系、舌体図譜

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陰陽應象大論篇 第五 第十節

2010-04-28 09:26:49 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五

第十節

原文

 南方生熱。熱生火、火生苦、苦生心、心生血、血生脾。心主舌。其在天爲熱、在地爲火、在體爲脈、在藏爲心、在色爲赤、在音爲徴、在聲爲笑、在變動爲憂、在竅爲舌。在味爲苦、在志爲喜。喜傷心、恐勝喜。熱傷氣、寒勝熱。苦傷氣、鹹勝苦。



訓読

 南方は熱を生ず。熱は火を生じ、火は苦を生じ、苦は心を生じ、心は血を生じ、血は脾を生ず。心は舌を主る。其の天に在りては熱と爲り、地に在りては火と爲り、體に在りては脈と爲り、藏に在りては心と爲り、色に在りては赤と爲り、音に在りては徴と爲り、聲に在りては笑と爲り、變動に在りては憂と爲り、竅に在りては舌と爲る。味に在りては苦と爲り、志に在りては喜と爲る。喜は心を傷り、恐は喜に勝つ。熱は氣を傷り、寒は熱に勝つ。苦は氣を傷り、鹹は苦に勝つ。

 

東洋学術出版社黄帝内経素問 陰陽応象大論

南方生熱。熱生火、火生苦、苦生心、心生血、血生脾。心主舌。其在天為熱、在地為火、在体為脈、在蔵為心、在色為赤、在音為徴、在声為笑、在変動為憂、在竅為舌、在味為苦、在志為喜。喜傷心、恐勝喜。熱傷気、寒勝熱。苦傷気、鹹勝苦。

 

 南方は熱を生ず。熱は火を生じ、火は苦を生じ、苦は心を生じ、心は血を生じ、血は脾を生ず。心は舌を主る。其の天に在りては熱となり、地に在りては火となり、体に在りては脈となり、蔵に在りては心となり、色に在りては赤となり、音に在りては徴となり、聲に在りては笑となり、変動に在りては憂となり、竅に在りては舌となる。味に在りては苦となり、志に在りては喜となる。喜は心を傷り、恐は喜に勝つ。熱は気を傷り、寒は熱に勝つ。苦は気を傷り、鹹は苦に勝つ。

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陰陽應象大論篇 第五 第九節 訳

2010-04-27 09:40:58 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第九節

 岐伯對曰。東方生風。風生木、木生酸、酸生肝、肝生筋、筋生心。肝主眼。其在天爲玄、在人爲道、在地爲化。化生五味、道生智、玄生神。神在天爲風、在地爲木、在體爲筋、在藏爲肝、在色爲蒼、在音爲角、在聲爲呼、在變動爲握、在竅爲目、在味爲酸、在志爲怒。怒傷肝、悲勝怒。風傷筋、燥勝風。酸傷筋、辛勝酸。

 

 岐伯がお答えして申し上げました。

 東方は春に配当され、生物を育み始める風が生まれます。

風は木を成長させ、木は実を結ぶとき酸っぱい味になります。

酸味は肝を養い、肝は同じグループの筋を養い、筋は心を生じ養います。

肝の気は目を主るものであります。

宇宙においては奥深い道理・どうして起こったか不思議で、人間にははかり知ることの出来ないようなことがあり、人には自然界の変化に適応する方法があります。

大地にあっては自然が万物を育成し、そして五味を生じます。

陰陽の道理は智慧を生み、人間にははかり知ることの出来ないような陰陽の働きが神を生むのであります。

神は自然界にあっては風となり、地上に在っては木となり、人体に在っては筋となり、五臓にあっては肝となり、色にあっては青となり、音に在っては角となり、聲に在っては呼となり、病変にあっては動作として手を握るとなり、七竅・顔面にある竅では目となり、五味に在っては酸となり、志・情志の変化は怒となります。

怒が過ぎると肝を傷り、悲は怒に勝ちます。

風が過ぎると筋を傷り、酸味が過ぎると筋を傷り、辛味は酸味に勝ちます。

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陰陽應象大論篇 第五 第九節 語句の意味 2-2

2010-04-26 09:16:57 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第九節

 岐伯對曰。東方生風。風生木、木生酸、酸生肝、肝生筋、筋生心。肝主眼。其在天爲玄、在人爲道、在地爲化。化生五味、道生智、玄生神。神在天爲風、在地爲木、在體爲筋、在藏爲肝、在色爲蒼、在音爲角、在聲爲呼、在變動爲握、在竅爲目、在味爲酸、在志爲怒。怒傷肝、悲勝怒。風傷筋、燥勝風。酸傷筋、辛勝酸。

語句の意味 22

智=知恵。さとり。賢い。知恵がある人。賢い人。はかりごと。
為=なす。行う。である。ために行う。
蒼=あお。草の色。音には人間の出すものと、自然の事物の発するものとがあり、前者を聲、後者を音と解するが、語源的に見ると反対なのである。鍼灸医学大系・詳細は省きます。
聲=日本では音叉というが、中国では音聲という。
角=五音・宮、商、角、徴、羽の五つの音階の一つ。東方。木。春。
呼=五声・呼、笑、歌、哭、呻の一つ。五行の木に配当される。常に人を呼び、怒ったり命令ばかりする状態をいう。
変動に在りては握となす=はげしく怒った姿の形容であろう。鍼灸医学大系
志=こころざす。
=志にはもう一つの意味がある。六国の歴史を書きとめたのを≪六国志≫といい、漢の時代の宮廷図書館の書目を書きとめたものを≪漢書・芸文志≫という。中略・「心が何かに定着してジッと止まる」ことを意味する。鍼灸医学大系
怒=五志・怒(木)、喜(火)、思(土)、憂(金・悲)、恐(水)
怒は肝を傷る=怒れば肝を傷つける
悲は怒に勝つ=悲は五行の五志の金に配当され、五行の怒の肝に勝つ。
風は筋を傷る=五気・風(肝・胆・筋・目)、熱(心)、湿(脾)、燥(肺)、寒(腎)の風は筋を傷る。
燥は風に勝つ=燥(肺・金)は風(肝・木)に勝つ。
辛は酸に勝つ=五行の辛(金)は酸(木)に勝つ。
平成2232五行の配当
明解漢和辞典、漢方用語大辞典、鍼灸医学大系

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