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黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第二節 語句の意味 肝主春 足厥陰 足少陽経脈

2012-12-31 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第二節

 岐伯曰、肝主春。足厥陰少陽主治。其日甲乙。肝苦急。急食甘以緩之。心主夏。手少陰太陽主治。其日丙丁。心苦緩。急食酸以收之。脾主長夏。足太陰陽明主治。其日戊己。脾苦濕。急食苦以燥之。肺主秋。手太陰陽明主治。其日庚辛。肺苦氣上逆。急食苦以泄之。腎主冬。足少陰太陽主治。其日壬癸。腎苦燥。急食辛以潤之。開腠理、致津液、通氣也。

 

語句の意味

 

肝主春=肝は五季・春夏長夏秋冬・では春に該当される。

足厥陰=足厥陰肝経・足の厥陰経脈・肝経の脈のこと。

十二経脈の一つ。

もとは肝の足の厥陰の脈(肝足厥陰脈)という。

循行経路は、体内にあっては、肝に属し、胆を絡い、生殖器・胃・横隔膜・咽喉・眼球に連なる。体表にあっては、足の第一趾より下肢内側(前面より中央に変わる)、外陰部、腹部を経て、側胸部に止まる。

<霊枢経脈篇>「肝の足の厥陰の脈は、大指の叢毛(太敦部位)の際に起り、上りて足跗上廉を循り、内踝を去ること一寸、踝八寸に上り、太陰の後に交り出て、膕の内廉に上り、股陰を循り毛中に入る。陰器を過(よぎ)り小腹に抵(いた)り、胃を挟み肝に属し、胆を絡い、上りて膈を貫き脇肋に布し、喉嚨の後を循り、上りて頏顙に入り、目系に連なり、上りて額に出て、督脈と巓に合す。その支なるものは、目系より頬裏に下り、唇内を環る。その支なるものは、復た肝より別れて膈を貫き、上りて肺に注ぐ。」

 

少陽=

①陽気の少ないこと。

少陽の陽気は、太陽、陽明の陽気の多いのに及ばないので、また嫩陽(どんよう)ともいい、やっと明るくなった天の太陽のようであり、東方に発する昇起の一般である。

陽気中の初生陽気であり、少壮活発の気象である。

②経脈の名称の一つで、足の少陽胆経と手の少陽三焦経のこと。

<素問陰陽離合論>「厥陰の表、名づけて少陽という。少陽は枢と為す。」

<霊枢根結篇>「少陽は竅陰に根し、窻籠(そうろう)に結す。窻聾は耳中なり。」

<霊枢九鍼論>「少陽は多気小血、少陽を刺すは気を出し、血を悪む。」

 

足の少陽胆経=足少陽経脈・あしのしょうようのけいみゃく・胆経の脈のこと。

十二経脈の一つ。

もとは胆の足の少陽の脈(胆足少陽脈)という。

循行経路は、体内にあっては、胆に属し、肝を絡う。

体表にあっては、眼部より側頭部、耳部、頬部、後頭部、肩部、側胸部、下肢外側経て、足の第四趾端に止まる。

<霊枢経脈篇>「胆の足の少陽の脈は、目の鋭眥に起り、上りて頭角に抵(あた)り、耳後を下り、頸を循り、手の少陽の前に行き、肩上に至り、却って手の少陽の後に交出し欠盆に入る。

その支なるものは、耳後より耳中に入り、出でて耳前に走り、目の鋭眥の後に至る。

その支なるものは、鋭眥に別れて大迎に下り、手の少陽に合して に抵る。

下りて頬車に加え、頸に下り、欠盆に合し以って胸中に下り、膈を貫き、肝を絡い、胆に属す。

脇裏を循りて、気街に出て、毛際を繞(めぐ)り、横に髀厭の中に入る。

その直なるものは、欠盆より腋に入る。

胸を循り、季脇を過ぎ、下って髀厭の中に合す。

以って下りて髀陽を循り、膝の外廉に出て、外輔骨の前に下る。

直ちに下りて絶骨の端に抵り、下りて外踝の前に出る。

足跗の上を循り、小指と次指との間に入る。

その支なるものは、跗上に別れて、大指の間に入り、大指岐骨の内を循りて、その端に出て、還って爪甲を貫き、三毛に出づ。」

 

其日甲乙=その甲乙の日・甲(木のえ)乙(木のと)。五季・春夏長夏秋冬の春の日。(春は木)

 

肝苦急、急食甘以緩之=〔かんきゅうをくるしめば、いそぎかんをしょくし、もってこれをかんす〕肝の性は速急であり、もしそれが急に過ぎて脾を剋す心配がある場合は、補脾の薬物である甘を食して、肝が脾を剋するのを未然に防がなければならないということ。

漢方用語大辞典

 

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p155釈迦像から出た内臓で日本でも千年前に人間の五臓六腑がわかった!

2012-12-30 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第2章 漢方はどう診断するか

 

肝臓の解毒作用と利尿作用

 

p155釈迦像から出た内臓で日本でも千年前に人間の五臓六腑がわかった!

 

京都の嵯峨野(さがの)・清涼寺(せいりょうじ)にあるお釈迦(しゃか)さまの立像は、約千年前にインドから中国を経て日本に渡ってきた三国伝来のお釈迦さまとして有名ですが、いまから三十余年前のこと、釈迦の像の背中がぽっかり開いて、中からぞろぞろと経文(きょうもん)や布袋のようなものが出てきたのです。

 千年も眠っていた像の胎内(たいない)から物が出てきたというので、住職の塚本善隆博士は、当時、京都大学の人文科学研究所の所長ということでもあり、その科学的調査を開始されました。

釈迦の胎内には、経文などのほかに、五臓六腑の心臓、胃、肝臓など現代医学でわかっている内臓がすべて布でつくられ、納められていたのです。

 もともと、このお釈迦さまの立像は、然(ちょうねん)というお坊さんが宋(そう)に赴き、仏像と経典を持って帰ったことにはじまります。

この仏像は釈迦の像で、伝説によると、お釈迦様が「インドは仏教がだんだん衰えてきたから、私はもっと仏教をだいじにするところに行きたい」というので、像を担(かつ)いで天山山脈を越えて中国に渡りましたが、偉いお坊さんが来たというので途中、中央アジアで足どめされて、唐に行き着けませんでした。

しかしその後、その息子の代に、唐の遠征軍によって、やっと唐の都にたどり着いたといういわれのある像です。

 これを、入宋した然が南シナの彫師に模写させてつくり、はるばる日本に持ち帰ったというものです。

清涼寺は浄土宗のお寺で、「あの像はにせものだ」「いや、インド伝来の本物だ」と長い間いわれてきましたが、千年目に背中が開いたら内臓が出てきて、やっと北宋の彫師が模写したものであるということがはっきりわかりました。

 問題なのは、その内臓物です。

宋時代というと日本では平安朝の初め、その時代に宋では人間の内臓の五臓六腑のことがはっきりわかっていたのです。

心臓は赤い袋で心臓の形がつくられ、腎臓は紫の布、胃は黄色、というように、酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の色づけによって分類されて入っていました。

 おもしろいことに、この釈迦像には、〝仏牙(ぶつげ)〟といって象牙の歯が入れてあります。仏さまはたいてい口を結んでいるのですが、歯ができたら、目から鼻から口から内臓から全部ができた。

そこで「わしが日本に行きたいのだから、おまえは残っとれ」ということで、宋で模写した釈迦と入れかわって、日本に来たのだと伝説でいわれています。

だから、インドから三国伝来した釈迦像が来ているのだと、まことしやかに伝えられたものです。

じつは宋の模写が日本に持ってこられたのですが・・・・・。

 一説では、この内臓は、千年前に日本で信者たちが作って入れたといわれています。

すると、日本でも千年前に人間の五臓六腑がわかっていたことになります。

漢方の本場、中国では、胃はどこにある、腸はどこにあるということは、漢時代からわかっていましたが、はっきりしたかたちでわかっているのは、宋時代に中国から日本に伝来したこの模写のお釈迦さまの像で明らかになったのです。

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

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肝に関する語句の意味・罷極之本・肝風内動・抽搐・震顫・肝主疏泄・肝主謀慮

2012-12-29 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

肝に関する語句の意味

 

罷極之本=ひきょくのもと・肝と疲労に耐える能力の関係をもっている。

罷は疲に通じる。

肝は筋の活動を主管していて、人体の疲労に耐える能力を支配している。

また肝の気血の盛衰は、運動機能の根本に関係が深い。

<素問六節蔵象論>「肝は、罷極の本、魂の居なり、其の華は爪に在り、其の充は筋に在り、以て血気を生ず。」

六節藏象論篇 第九 第八節

六節藏象論篇 第九 第八節 語句の意味 2-3

 

肝風内動=かんふうないどう・病気の変化の過程で動揺・眩暈・抽搐などの症状をあらわすものを「肝風」という。

これは病理変化の表現であり、外感の風邪と区別する為に、肝風内動というが、実際には風気内動と同じ意味である。

その病機は肝は血を主り、筋を主り、目に開竅し、其の経脈は巓に上り脳に絡すという機能と関係があるので、「諸風掉眩は皆肝に属す」という説がある。

虚証と実証とに分けられ、虚は陰液が虧損されることにより、虚風内動と称し、実は陽熱が盛んになることによる熱盛風動、または熱極生風と称する。

 

抽搐=ちゅうちく・ひきつけのこと。

震顫=しんせん・ふるえ。ふるえること。

肝主疏泄=かんはそせつをつかさどる・疏泄とは昇発透泄の意味である。

肝気には昇発透泄の作用があり、よく全身の気機を舒暢する。

もし精神が抑鬱すると、肝気が鬱結し、甚だしければ気血の流暢に影響し疼痛を発生する。

肝はまた、よく脾胃の消穀運化をたすける。

婦人の月経と男性の排精は、また肝の疏泄作用と関係がある。

肝主謀慮=かんはぼうりょをつかさどる・古人は将軍が戦争時に深謀遠慮することを肝の作用に例えている。

これは、肝はある種の高等神経の機能と関係があることをのべている。

肝気は舒暢条達を好み、肝気の鬱結あるいは肝気の太過によって、肝陽が偏亢すると容易に人は躁々しく怒り易くなる。

これに反して、肝気が不足すると、驚き恐れやすくなり、「肝は謀慮を主る」の作用に影響する。

<素問霊蘭秘典論>「肝は将軍の官にして謀慮出づ。」

 漢方用語大辞典

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黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第二節 語句の意味 肝

2012-12-28 09:27:57 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第二節

 岐伯曰、肝主春。足厥陰少陽主治。其日甲乙。肝苦急。急食甘以緩之。心主夏。手少陰太陽主治。其日丙丁。心苦緩。急食酸以收之。脾主長夏。足太陰陽明主治。其日戊己。脾苦濕。急食苦以燥之。肺主秋。手太陰陽明主治。其日庚辛。肺苦氣上逆。急食苦以泄之。腎主冬。足少陰太陽主治。其日壬癸。腎苦燥。急食辛以潤之。開腠理、致津液、通氣也。

 

語句の意味

 

肝=五臓の一つ。肝は脇下にあって、その経脈は両脇に分布し、足の少陽胆経と表裏をなしている。

体にあっては筋に合し、目に開竅す。

主要な働き:

1)蔵血を主る。血液を貯蔵し、調節する働きがあり、それゆえに「肝は血海を主る」といわれる。

2)筋の運動を主る。全身の筋・腱・関節を動かす働きは、肝の精気によって滋養され、「罷極の本」といわれる。

肝気が衰えれば、筋は運動できず、肝風が内動し、抽搐震顫(ちゅうちくしんせん)する。

3)疏泄を主る。

脾胃の消食運化をよく助ける。

その気が昇発すると、気機はのびやかになる。

肝気が鬱結すると、気鬱し怒り易く、食欲がなくなる。

4)謀慮を主る。

肝は精神の活動と関係があり、肝病になると急に躁いだりよく怒ったりして、思慮がめぐらなくなる。

<素問陰陽応象大論>

「東方は風を生じ、風は木を生じ、木は酸を生ず、酸は肝を生じ、肝は筋を生じ、筋は心を生ず。

肝は目を主る。

其れ天に在りては玄と為し、人に在っては道と為し、地に在っては化と為す。

化は五味を生ず、道は智を生ず、玄は神を生ず、神は天に在っては風と為し、地に在っては木と爲し体に在っては筋と為し、蔵に在っては肝と為す、色にあっては蒼と爲し、音に在っては角と為し、声に在っては呼と為し、変動に在っては握と為し、竅に在っては目と為し、味に在っては酸と為す、志に在っては怒と為し、怒は肝を傷り、悲は怒に勝つ、風は筋を傷り、燥は風に勝つ、酸は筋を傷る、辛は酸に勝つ。」

陰陽應象大論篇 第五 第九節

陰陽應象大論篇 第五 第九節 訳

 

罷極之本・肝風内動・抽搐震顫・疏泄・謀慮の意味は明日29日の予定

 

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2012-12-27 09:19:08 | 日記

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柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第二節

(原文)

 岐伯曰、肝主春。足厥陰少陽主治。其日甲乙。肝苦急。急食甘以緩之。心主夏。手少陰太陽主治。其日丙丁。心苦緩。急食酸以收之。脾主長夏。足太陰陽明主治。其日戊己。脾苦濕。急食苦以燥之。肺主秋。手太陰陽明主治。其日庚辛。肺苦氣上逆。急食苦以泄之。腎主冬。足少陰太陽主治。其日壬癸。腎苦燥。急食辛以潤之。開腠理、致津液、通氣也。

 

(訓読)

 岐伯曰く「肝は春を主る。足の厥陰少陽治を主る。其の日は甲乙。肝は急を苦しむ。急いで甘を食して以て之を緩にせよ。

心は夏を主る。手の少陰太陽治を主る。其の日は丙丁。心は緩を苦しむ。急いで酸を食して以て之を收せよ。

脾は長夏を主る。足の太陰陽明治を主る。其の日は戊己。脾は に苦しむ。急いで苦を食して以て之を燥にせよ。

肺は秋を主る。手の太陰陽明を主る。其の日は庚辛。肺は氣の上逆を苦しむ。急いで苦を食して以て之を泄せよ。

腎は冬を主る。足の少陰太陽治を主る。其の日は壬癸。腎は燥を苦しむ。急いで辛を食して以て之を潤おし、腠理を開き、津液を致し、氣を通ずるなり。

 

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