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陰陽應象大論篇 第五 第十八節 語句の意味

2010-06-06 05:43:38 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です


黄帝内経素問 ② 
陰陽應象大論篇 第五

第十八節

 故天有精、地有形。天有八紀、地有五里。故能爲萬物之父母。清陽上天、濁陰歸地。是故天地之動靜、神明爲之綱紀。故能以生長収藏、終而復始。惟賢人上配天以養頭、下象地以養足、中傍人事以養五藏。天氣通於肺、地氣通於嗌、風氣通於肝、雷氣通於心、谷氣通於脾、雨氣通於腎、六經爲川、腸胃爲海、九竅爲水注之氣。以天地爲之陰陽。陽之汗以天地之雨名之、陽之氣以天地之疾風名之。暴氣象雷、逆氣象陽。故治不法天之紀、不用地之理則災害至矣。

 

語句の意味

精=人体の構成と生命活動を維持する基本物質である。

 =『春秋繁露』に「気の清なるものを精とする」とある。東洋学術出版社陰陽応象大論

 =無形の精気。鍼灸医学大系

八紀=立春・立夏・立秋・立冬・春分・秋分・夏至・冬至を八紀という。八方の綱紀のこと。

五里=東・西・南・北・中央の五方位。

  =五行の条理。鍼灸医学大系

清陽=清陽は濁陰と相対する関係にある。陽は気を主り、軽くて清いものは上昇する。ゆえに清陽(主に呼吸の気をさす)は耳・目・口・鼻などの上竅(上部のあな)より出る。また下陰は形を主り、重濁のものは下降する。ゆえに濁陰(大・小便をさす)は前・後陰などの下竅(下部のあな)より出る。清陽と濁陰の理解に対しては、個別的な意味あいとともに相対的な意味あいもあって、その実際は状況に即して考えなければならない。

濁陰=清陽に対立した概念で、一般には、大小便などの体内の重濁な物質をさし、また機能面では、営気(飲食物から生じ経脈中をめぐり全身を栄養する精気のこと)を含む水穀精微物質(飲食物から得られる栄養物質)と相対している。

動静=もののうごき。鍼灸医学大系

神明=日月星辰のこと。神あるいは精神の働きのこと。

綱紀=太づなと細づな。国家を治める大法と細則。しめくくりをしているということ。鍼灸医学大系

配=合わせる。

賢人=知恵が十分ある人。りこうなひと。賢い人。

象=かたどる。似せる。何か元になるものの形に似せて作る。

傍=そう。よりそう。近づく。「人事に傍(そう)て」とは「うつりかわりにしたがって」という意、鍼灸医学大系。

=えき。(くちへんに益)

=エツ、のどの入り口の意、鍼灸医学大系。

=喉の下の食道のところ、東洋学術出版社素問。

谷=穀(こく)に同じ。

六経=太陽経・陽明経・少陽経・太陰経・少陰経・厥陰経の六つをあわせて六経という。

川たり=経気(経脈中を流れる気)の流れて行くところの意である、鍼灸医学大系。

海=「腸胃は海たり」とは「腸胃はいろいろなもののはいる所である」という意である、鍼灸医学大系。

水穀之海=すいこくのうみ・胃のこと。胃は水穀(体内に取り入れられる飲食摂取物)の受納と腐熟(消化)を行う器官ということからこう呼ばれる。≪素問五蔵別論≫「胃は水穀の海、六府の大源也」

水注の気=水の気の出入するところの意である。即ち水の精気は上竅に通じ、水の (さんずいに虫・濁?)気は下竅に通じ、眼からの泪、鼻からの涕、口からの涎、大小便等は凡て水気に属するものである。

 そこで九竅は、水の精気の出入するところであるということである、鍼灸医学大系。

之を名づく=・・・・・のようなものである、鍼灸医学大系。

天の紀=八紀のこと。

地の理=五行の法則。

治=病気をなおす。治病。

災害=一般的には天災のため、ものごとが順調にはこばぬことであり、病気にあってはなおらぬことである、鍼灸医学大系。

漢方用語大辞典、明解漢和辞典

 

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