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陰陽応象大論篇 第五 第二十節

2010-06-14 14:02:26 | 日記

こんにちは昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五

第二十節

原文

 故善用鍼者、從陰引陽、縱陽引陰。以右治左、以左治右。以我知彼、以表知裏。以觀過與不及之理、見徴、得過、用之不殆。

訓読

 故によく鍼を用うる者は、陰に從って陽を引き、陽に從って陰を引く。右を以て左を治し、左を以て右を治す。我を以て彼を知り、表を以て裏を知る、以て過ぎたると及ばざるとの理と觀じ、徴を見、過を得れば、之を用いて殆(あや)うからず。

 

東洋学術出版社 陰陽応象大論篇

 故善用鍼者、従陰引陽、従陽引陰、以右治左、以左治右、以我知彼、以表知裏、以観過与不及之理、見微得過、用之不殆。

 

 故に善く鍼を用うる者は、陰より陽を引き、陽より陰を引き、右を以て左を治し、左を以て右を治し、我を以て彼を知り、表を以て裏を知り、以て過と及の理とを観()、微を見て過を得れば、之を用いて殆(あや)うからず。

鍼灸医学大系=縱陽引陰  東洋学術出版社=従陽引陰 從又は従が正しい。

鍼灸医学大系=見徴、得過 東洋学術出版社=見微得過 徴と微の違い。

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