時代祭展「平安時代婦人列」の見学記

2009-08-16 12:49:41 | 歴史と散策

    平安時代といえば、794年から1191年の約400年であるが、この期間は次の3つに分けられている。
        前期……律令体制の基盤の時代
        中期……藤原一族が摂政・関白を独占した時代
        後期……上皇や法皇が政治に実権を握った時代
 この間、京都にとっても多くの事件があり、文化が栄えた時期であったが、894年の遣唐使廃止以来、日本文化に沿って女性の服装が大きく変化した時期である。時代祭の「平安時代」は女性の服装に焦点を当てた行列を取り上げた。
           

   平安時代婦人列に登場する女性は、清少納言(枕草紙)、紫式部(源氏物語)、小野小町(歌人)、常磐御前(源義経の母)、乙御前(木曽義仲の妾)、和気広虫(和気清麻呂の姉)など時代を代表する婦人(人形)がその時代の服装で展示されており、1000年を大きく超える昔を楽しむことができた。8月30日まで「岡崎みやこめっせ」で展示されている。


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