ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

この~木何の木〝気になる木〟

2018年12月18日 | 俳句

 今日もこちらはヘンな天気…パアッと日が差したかと思うと急に暗くなって、今度はパラパラッと雨が降り出します。出かけた時、街の電光温度計を見ると9度でした。今夜の最低温度は3度ですって…。

 昨日の別府鉄輪で見掛けた木。名前を聞かれたんですが…〝ウ~ン、クロガネモチ?それにしては実が大きくて多いし、葉も何となく違うよね〟すると、自分の家にも同じようなのがあるという人が、葉を拾ってきて、〝この刺があるからヒイラギかとも思うんですが…〟と。結局分からずじまいでした。紅い実がとてもキレイで、本当に〝気になる木〟でしたので、写真を撮って、葉も一枚拾って帰ってきました。そこで早速調べてみると…分かりましたよ!

 〝セイヨウヒイラギ〟と言いヒイラギの名が付きますが、モチノキの仲間でした。だから実が似ていたんですね。葉にヒイラギのような鋭い刺があるのですが、それもせいぜい1~3本ぐらい。一番違うのは、ヒイラギには赤でなく暗紫色の実が5~6月頃になるということです。要するにクリスマスのリースやケーキなどに付いて、日頃よく見掛けるのがこの〝セイヨウヒイラギ〟だったんです。

 次のは「セイヨウヒイラギ」についてのWikipediaの説明です。

ヨーロッパ西部・南部、アフリカ北西部、アジア南西部の原産。葉は長さ5-12cm、幅2-6cmで、若い枝や下の枝では葉の縁が数箇所鋭く尖るが、古い枝や上の枝では刺の数が少なく、葉先のみ尖るが、縁はしばしば全縁となる。葉は互生する。雌雄異株。花は虫媒花、小型で花弁は白く4枚ある。果実は径6-10mmの核果で赤く熟し、4個の種子を含む。晩秋に熟すが、非常に苦いので、冬の間も鳥に食べられることは少ない。冬になる赤い実が美しく、クリスマスの装飾の定番としても使われる。英語名からホーリー(Holly)とも呼ばれるが、Hollyはモチノキ属の総称としても使われるので、区別するためにEuropean holly、English hollyともいう。

 今回の旅行はおまけみたいなものなので俳句抜きのつもりで行ったんですが、誰かが〝俳句作るんですか?〟なんて聞くもんですから、〝そうね~、俳句の人間が10人も揃っていて何もしないのも…勿体ないわよね~〟ということで、結局5句の事後投句ということに。すると、みんなスゴイですよ!何にも言ってなかったのに、すぐにバスの中で句帳などを広げてメモしたり…電子辞書を持って来ている人も。もう心構えが違います。どこへ行くにも〝用意ドーン〟と、いつでも走れるようにしているんですね。初めの頃は句会をするよ~などと言うと、〝エエッ!そんな~できませんよ〟などと言っていたんですが。見上げたもんです。結構、結構!さあ、どんな句が出てくるやら、楽しみです。

 写真は、別府の〝気になる木〟の実と葉の表と裏。上の説明からすると、刺が先端の一つだけですから古い木なんでしょうね。

 

 

 

 

 

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