ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝おおみそか〟

2018年12月31日 | 俳句

 とうとう今日は今年最後の日、「大晦日」になりました。こう書いて「おおみそか」とも「おおつごもり」とも読みます。「晦」という字はもともと〝日が暗い〟という意味で、そこから〝月が出ないため暗い陰暦の月末の日〟を指して「みそか」「つごもり」と。

  侘びしさや大晦日の油売り       曽良

  父祖の地に闇のしづまる大晦日     飯田蛇笏

 曾良の句は「おおつごもり」、蛇笏の句は「おおみそか」でしょう。

 今日は昨日のつづき…また、また片付けです。娘夫婦がお婿さんの実家高松へ昼から帰るというので、おせちをお昼早々に食べに来ます。その時猫を預けるから早く片付けないと…、それで結構はかどりました。二人が来ての第一声、〝わあ、びっくり!キレイになってる~〟と。そこで面白い句を見つけました。〈大年の廃品出るわ出るわ出るわ〉という石塚友二の句です。まさに今日一日にピッタリ!そう、頑張ったんですよ。でもまだまだですけどね。二人を見送ってから今度は義母と買い物へ。定番のお正月用品の〝注連飾り〟をまだ買っていなかったし、年越し蕎麦も…何やかやと買って帰りました。さあいよいよ最後の仕上げです。玄関や裏口を掃いて〝注連縄〟を飾り、お花を活けて出来上り!何とか間に合いました。いやあ疲れましたよ。こんなに働いたのはホント久し振り…。

 さあ今から〝晦日蕎麦〟を作って食べ、年を越しますね。皆さんはもう済みましたか?

  宵寝して年越蕎麦に起さるる      水原秋櫻子

 秋櫻子先生も蕎麦を待っている間に寝てしまわれたんですね。羨ましい、我家は毎年寝る暇などないんですがね~。

 見るとブログ解説から684日ですって!もうこんなになるんですね。長い間お付き合い下さった皆さんアリガトウございました。これで今年は終わります。来年もまた頑張りますので応援よろしくお願いしま~す。今日はホントに忙しかったので写真はありません。ゴメンナサイ!

 

  

コメント
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