ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

広島平和公園

2018年03月31日 | 俳句

 昨日は会合があって、広島に行って来ました。

 始まるまで少し時間がありましたので、原爆ドームの前で仲間と待ち合わせ平和公園へ。もうとびっきりの桜の満開で、ここはやはり観光のメッカですから、平日にもかかわらずかなりの人出でした。特に外国の観光客があちらにもこちらにも…と溢れていました。

 写真は原爆ドーム、鈴木三重吉と〝赤い鳥〟の像。桜はもう見飽きるほど見ましたので、ここでは〝柳の花〟が真っ青な川と空に映えてとても美しく見とれるほどでしたので。

  まなかひに原爆ドーム薔薇芽吹く  朝妻力
 
  炎天下原爆ドーム罅育つ      西村和子
 
 原爆ドームを詠んだ句は少なく、ほとんど秋の季語「原爆忌」で詠まれています。探すと上の2句が見つかり、前句は「薔薇の芽」で春です。が、後句は「炎天」で夏の句でした。やはり原爆ドームは夏が似合うようですね。

 ところで、今回私は中区役所に用事があったので、早々に皆と別れてそちらに行きました。証明書の発行に結構手間取りましたが、なんとか集合時間に間に合い、今度は会場の〝酔心〟へ。ここは釜飯で有名なところです。昼食にはもちろん釜飯を食べましたよ。その釜飯にもいろんな種類があって、一番は牡蠣ですね。でも私は牡蠣にあたりやすいので、筍を注文しました。これだって今年の初物ですから。

 テーブルに引いてあるマットに酔心は〝広島で二番目に安くて旨い店〟と書いてありましたので、「一番目はどこなの?」と聞くと、「もちろん、わが家よね~」と笑われてしまいました。ああ、そ~だね~!(笑)

 酔心は2時半まででしたので、ここを出てその後はホテルのロビーでコーヒーを飲みながらの話し合い。

 一応これで29年度のしめくくりが出来たので、また今度は30年度へのスタートです。しかし、俳句の世界もいろいろな問題を抱えて結社も前途多難…要するに会員の高齢化による減少、それに変る若手の入会はなし…ということで、どんどん経営も難しくなっていくというのが現状です。これは私たちの結社に限ったことではないのですが。これから〝俳句界〟はどうなっていくのでしょうか?〝早苗〟や〝馬醉木〟の未来は?心配です。

コメント
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