ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

弁当は「花筏」よ!

2018年03月21日 | 俳句

 昨日は雨だけでなく風もすごかったですね~…また春嵐でしょうか?まだ桜は咲いていないのでいいのですが、しばらくまた寒い日が続くようで、桜の開花が遅れるかも。今日は彼岸の中日だというのに…ねッ!

 第四火曜日の句会を都合で第三週に繰り上げましたので、昨日が句会。兼題は「木の芽」、ちょうど「木の芽雨」でした。春になって様々の樹木が芽を吹くことで、三春の季語です。「このめ」と読み、「きのめ」と読むと木の芽和えのように山椒を指すことが多いので気を付けたいものです。

  木々おのおの名乗り出でたる木の芽かな  一茶

 私的にはこの句、「木々」と「おのおの」と「木の芽」がダブってイマイチと思うんですが、「名乗り出でたる」の把握が一茶らしく個性的で、そこで救われているような句だと思いますが、いかがでしょう。

 ああそうそう、先日の吟行会の報告がまだ終っていませんでしたね。

 船木鉄道跡を散策した後は、「吉部ふれあいセンター」で昼食と句会でした。

 お弁当は…どうです?綺麗で美味しそうでしょう。名前も「花筏」としゃれています。値段1,000円、大満足!大きな蜜柑はサービスですって。以前も書きましたが、新しくてきれいなセンターの使用料もタダ。どうですか?いいでしょう!

 句会は、事前投句5句が欠席投句もありましたのでしめて75句、当日吟行句は2句投句で24句。

 鉄道跡の吟行句では〈トンネルを出れば午鐘やうららけし〉〈鉄路跡行けば土筆やまた土筆〉〈鶯や樹々のトンネル潜り来て〉など、途中に小川があって誰かが亀を見つけそこで、〈句帳手に覗くやからへ亀鳴けり〉という句も出ていましたね。4時30分に終って、5時過ぎ解散。これで今年の宇部馬酔木会の総会と吟行会が無事終りました。皆様ご苦労様でした。

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