植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇寺町寺院群巡り-16 本妙寺、諏訪神社、伏見寺、松月寺 

2020-02-27 04:40:45 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1756)

日頃ぶらりと訪れている寺町寺院群で、季節ごとのリポートしているが、金沢市発行の「静音の小径(しずねのみち)」資料をもとに、全寺社をくまなく巡ってみようと思い立った。すでに、お参りしレポートした寺社はリンクを張り付けて、詳しく見ることができるようにした。全68寺社となりました。お楽しみにご覧ください。 

◇寺町寺院群巡り-16 本妙寺、諏訪神社、伏見寺、松月寺 

○寺町寺院群概要

寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、65の寺院、神社が立ち並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。
*参考資料:静音の小径(金沢市観光協会発行)、インターネット



61)玄秘山本妙寺(ほんみょうじ) 金沢市寺町5-2-37

宗派:法華経
由緒:
元和9年(1623)、越中高岡本陽寺の弟子・円重院日覚が創建した。開基旦那は、加賀藩二代藩主・前田利長に仕えた中将という女中で、中将は日覚の姉に当たる。本堂は、文化九年(1812)建立の建物であり、当山第九世宣妙院日慈建立当山中興也と記録されている。加賀騒動の際、お貞(真如院)とかかわりのあった半田家の墓もある。(看板より)

住所:金沢市寺町5-2-37

■写真は本妙寺



62)諏訪神社(すわじんじゃ)

御祭神:建御名方命 誉田別命 応神天皇
由緒:
当神社の発祥は、室町時代の初期、正長2年に当時の豪族、富樫氏の周遊の地、泉野領桜畑に同氏の起請によって創建された『八幡宮』に起源する。加賀藩主、前田利常公の時代に信州・諏訪の神(鷹の守護神)を鷹匠頭、野村宗順(食禄二千石・寛永元年没)、大平右京らが勧請併祀して、鷹の祈祷を修めたと貞享2年の由来書に載せられている。御社名は、明治初年ごろまで通称『諏訪八幡宮』と一般に呼ばれていた。
住所:金沢市寺町5-2-41



■写真は諏訪神社



63)行基山伏見寺(ふしみじ)

宗派:高野山真言宗
由緒:
もとは、石川郡山科村にあったが、元和元年(1615)、同寺中興、快存和尚が現在地に寺地を賜り移転した。本尊の阿弥陀如来像は、平安初期の金剛仏の力作とされ、国の重要文化財に指定されている。行基菩薩を開眼供養の導師とする。また、護摩堂には木像の不動明王坐像(金沢市指定文化財)があり、弘仁期(810~24)の作かと言われている。金沢の地名発祥のもとになった「芋掘藤五郎の伝承」が残る寺としても知られ、藤五郎夫妻の像や墓もある。その他、観世音菩薩像(金沢観音霊場第十四札所)など古仏も多い。(看板より)
住所:金沢市寺町5-5-28



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■写真は伏見寺



64)瑞亀山松月寺(しょうげつじ)

宗派:曹洞宗
由緒:
斉藤刑部宗忠が、白峰和尚のために越前(福井県)堀井庄において起こした寺であるが、加賀藩初代藩主・前田利家の入国後、金沢に移り、宗忠が願って小立野に造営し、元和二年(1616)には現在地に移った。
境内には有名な老桜があり、「大桜」とも「御殿桜」とも言われる。これは、中興至岸和尚が三代藩主・前田利常から小松城内にあったものを拝領したと伝えられる桜である。樹種は山桜に近く、花茎五センチ内外、四月中旬開花する。樹齢は定かではないが、周囲約六メートル、高さ十四メートルの大木である。昭和十八年八月、文部省から天然記念物に指定された。泉鏡花の作品「桜心中」では、「この桜は名木です」と記している。(看板より)
住所:金沢市寺町5-5-22





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■写真は松月寺と大桜

a href="https://blog.goo.ne.jp/kanazawa-uechan/e/8434a19b673b529d80cd5a99f263812b">◇寺町寺院群巡り-11 興徳寺、宝集寺、桂岩寺、闕野神社

◇寺町寺院群巡り-12 永福寺、融山院、玄光院、昌柳寺

◇寺町寺院群巡り-13 善隆寺、妙法寺、実成寺、本性寺

◇寺町寺院群巡り-14 法光寺、立像寺、大円寺、妙福寺 

◇寺町寺院群巡り-15 本因寺、長久寺、高岸寺、妙典寺

◇寺町寺院群巡り-17(完)浄安寺、妙慶寺、成学寺、常徳寺

(つづく)