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八王寺組のブログ

滋賀県の大津市仰木の里山にある八王寺地区のブログサイトです。

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棚田オーナー【田植え】

2017-05-21 21:17:41 | 棚田オーナー

5月21日、オーナー田の田植えです。今年も晴天に恵まれました。


第1オーナー田に集合いただき、八王寺組会長からご挨拶。


毎年、この時期は上仰木農業組合の皆さんにもご協力いただいています。
酒づくりコースの田植えを中心に担当いただきました。


初めて体験される方には苗の植え方のポイントをしっかりと説明。

苗は3本程度を親指と人差し指でつまみ、中指を添えて土の中へ指します。
分けつするためそれ以上の本数は必要ありません。

皆さんには植える間隔が分かるように目盛りを付けた棒をお渡ししました。
長くオーナーを続けてくださっている方々は、慣れておられるため使用されません。


仰木では後ずさりで植えます。
足跡の上に挿すと深植えになるため、その場合は土を埋めてから挿します。


土の感触がとても気持ちよく、素足で田植えをされる方も多くおられます。


オタマジャクシやカエルの多さに驚かれるオーナーさんも多く、またほとんどのカエルは人が近づくと逃げるのですが、こんなにのんびりと水面に浮かんで日光浴を楽しんでいるカエルもいます。


ほとんどの区画が1枚の田んぼに1オーナーさん(一家族)なので、それぞれのペースで楽しんでいただくことができます。

 
地元スタッフです。竹帽子は風通しも良く涼しいです。
事務局(右)は、竹の皮を張ってカスタマイズしています。


昼食は、木陰のある八王寺山の広場で。


琵琶湖と棚田が見える気持ちの良い場所です。


メニューは「チキンと野菜のカレー」。
カレールーは使わず、たっぷりのココナッツオイルとミキサーした野菜でトロミをつけています。


鶏は塩麹で醸してあり、ココナッツオイルで素揚げした季節の野菜をトッピング。手が込んだ贅沢な一品です。


今回も県内各地のイベントに出店されている『momo*』さん(ココナッツマイスター/会長のお姉さん)に担当いただきました。
給仕のお手伝いは八王寺組スタッフの娘さんです。


釜戸炊きの棚田米のご飯も毎年ご好評いただいております。
前回は上手に炊きすぎて(?)お焦げが無く「食べたかったのに」との声も。
今回は調整して香ばしいお焦げができ、リクエストにお応えすることができました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
いつでも気軽に苗の成長を見に来てください!


棚田オーナー【しろかき】

2017-05-14 23:47:44 | 棚田オーナー

5月14日、オーナー田のしろかきです。
しろかきは、植付けが出来るように圃場を平らにする作業です。

機械で表面をしゃばしゃばになるように、かくはんした後に、棒などを引っ張って真っ平らになるようにします。
小さな田んぼは耕耘機でかくはんし、レイキなどで平らにします。 この「しろかき」によって、水の深さが揃い肥料が全体に行き渡り、水はけも均一になります。

こちらは第1オーナー田(充実コース、体験コース)の様子です。


こちらは第2オーナー田(酒づくりコース)の様子です。


棚田オーナー【畔さき、畔塗り】

2017-05-11 23:46:38 | 棚田オーナー

5月11日(木)、オーナー田の畔さき、畔塗り作業です。
雨天のため土が固まらず、1日順延しました。
八王寺組スタッフは兼業農家が多いため、早朝5時からの活動です。
「掻立て(かきたて)」を作って、約3日置いた土は、ほどよく固くなっています。
棚田は畦から水が抜けやすいので、それを防止するために平鍬を使用して「畦もと」に土を積み上げていき、奇麗に塗り固めていきます。


こちらは第1オーナー田(充実コース、体験コース)です。


こちらは第2オーナー田(酒づくりコース)です。


棚田オーナー【こね/掻き立てづくり】

2017-05-07 23:35:11 | 棚田オーナー

5月7日、棚田オーナー制度の活動日です。

水を張った田んぼをドロドロにこねます。


大きい田んぼはトラクターで、小さい田んぼは耕耘機でこねます。




こちらは第2オーナー田(酒づくりコース)の様子です。


こねた土からヤモリが飛び出してきました。


こねた土を「平鍬」を使い、畦もとに寄せていき、「掻立て(かきたて)」を作ります。畦付け用の土です。

これを数日おくと畦付けができるくらいの固さの土になります。 


 


棚田オーナー制度【オーナー募集中!(4月9日説明会)】

2017-02-15 12:09:18 | 棚田オーナー

2017年度の棚田オーナー制度の実施要項、コース紹介・活動スケジュールをアップいたしました。
今年度から酒づくりコースも設定いたしました。
棚田保全を応援していただける皆様、ご応募お待ちしています!

・棚田オーナー制度《実施要項》

・棚田オーナー制度《コース紹介・活動スケジュール》 

 ★説明会4月9日参加およびオーナー申し込み
「住所、氏名、電話番号、希望コース(説明会当日に変更可能)」をご記入のうえ、以下のいずれかにてお申し込みください。説明会等案内を返信いたします。

 

FAX:077-532-3223
メール:hachiojigumi@gmail.com
説明会申し込み締切日:2017年3月31日
お問い合わせ:077-532-3223 (担当:段田)




棚田オーナー制度【番外編】

2016-12-31 00:42:31 | 棚田オーナー

棚田オーナーの方からご提供いただいた写真です。


こちらは交流イベントで作ったしめ縄を使った素敵なしめ飾りです。

藁を柔らかくするため、編む前に木槌で叩く作業も体験していただいたところ、「子どもの頃、昔話などに出てくる藁を木槌で叩く作業をみて、何の為の作業だろ?と疑問に思っていたことを思い出しました。この歳で疑問が解けて、スッキリしました。」とコメントをいただきました。


こちらはオーナー田の畦に植えた大豆を干したもの。
オーナー田では初めての試みでしたが、無事に収穫できました!

今年のオーナー田での活動も無事に終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


棚田オーナー制度、棚田ボランティア【交流イベント】

2016-10-30 23:22:26 | 棚田オーナー

10月30日、午後からは交流イベントです。



棚田オーナーの方、棚田ボランティアの方、オーナー田の地主さん、八王寺組スタッフとの年に一度の交流会です。

毎年恒例のオーナーさんの表彰式の様子です。


区画ごとに田んぼの面積が異なるため、反あたりの収穫量を計算し、沢山収穫できた区画とクズ米の割合が少なかった区画のオーナーさんに「仰木産大豆を使った手作り味噌」をプレゼント!


全区画の今年と去年の反あたりの収穫量の発表です。
複数年継続していただいているオーナーさんは、その年の気候などによっても収穫量が違うことをご存知で、1年を振り返り、米づくりのいろんな話題で盛り上がりました。


八王寺組の畑で育てたサツマイモ。


サツマイモを新聞紙で包んで水につけ、アルミホイルを巻き、焚き火で焼き芋にします。


甘くてほくほくでとっても美味しいです。


八王寺組顧問の田んぼで栽培した餅米を使って、石臼と杵でお餅つき。


杵はイベント用ではないので、ちょっと重いかな?


つきたてのお餅は、仰木の伝統食の納豆餅、きな粉餅、おろし餅、ぜんざいに。
美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。 


柔らかいお餅は、藁を使って食べやすい大きさに切り分けます。


お土産に白餅も!


イベントは藁を使った縄縫い。上級者の方はしめ縄を作っていただきます。
普通の藁よりも長い餅米の藁を使います。
はじめに短い藁を取り除き、綺麗に揃えます。


藁はそのままでは硬くて編むことができないため、木槌で叩いて柔らかくします。


柔らかくなるまで何度も叩くので、腕がだるくなります。


藁が柔らかくなったら、いよいよ縄縫いです。


縄縫いの師匠からコツを伝授していただきます。

完成した縄を撮り忘れましたが、皆さんそれぞれに味わいのあるしめ縄ができました。
初めて参加された方は難しかったかと思いますが、毎年作っていると上手になります。
ぜひ、来年も参加してくださいね!