鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

旧暦・笹の節句の願いごと。

2007-08-19 | 月と旧暦と。


昨日の午後と今日半日をかけて、
明日から始まる「風の盆前夜祭」にむけ
店の準備を終えました。

風の盆が行われる11町では、
一世清掃が行われたり、
じりじりと焦げつくような暑さの中、
青年団の方々が雪洞を立て、
祭りの準備を整えていました。
お疲れさまです、本当に。

富山市街へ戻った夕方、梅雨明け以来の待望の雨。
遠雷がだんだんと近づき、冷たい風にのって雨の匂い。
みるみる積乱雲が大きくわきあがると、雷鳴が響きわたり、
大粒の雨が降りました。

地上の生き物には喜びの雨でしたが、
今日は旧暦の七夕、笹の節句。

天上の牽牛と織女は、
会うことができたでしょうか。

天に願いが届くなら……。
二人を会わせてあげてください。
それから、おわらの間、
どうか、夜だけは雨を降らさないで、
おわらを楽しませてください。












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2 コメント

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逢瀬 ()
2007-08-22 00:40:40
星の命って、人間のそれとは較べようがないほど長いのでしょ。
雨が降って会えない年があっても、それがなんなのさ。長い長い命が続くあいだ、気が遠くなるほどの回数、会えるじゃないの。
ひるがえって人間の私は…とウラメシがっていたことがありましたっけ。
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Unknown (kakyo)
2007-08-22 23:10:50
映さん。
恋する乙女のころのお話でしょうか。
映さんらしい。

恒星ミラの「しっぽ」の長さは13光年もあり、
3万年分の経路に相当する。。。
あまりのことに気が遠くなります。
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