鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

11月の催しほか、とりとめもなく。

2010-10-26 | イベント、お知らせ。
町家巡遊大野・金石エリアが終わって、ほんの少し一息つけました。
それもまあ、あと数日のことで来月も色々と週末は催しが続きます。

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★11月3日(祝)
えー、本当は「金沢着物さんぽ」というようなタイトルで
しあわせの学校オープンクラスで実施することになっているのですが、
全く告知していませんでした。
たぶんお流れにします。学校事務局の方、すみません。

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★11月11日(木)~13日(土)
愛媛県松山市まで表稼業で出かけてきます。
自由時間は、早朝と夜のみ。
さてどうしよう、たぶん早寝早起きやね。

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★11月14日(日)
クリスマス・ピックヨウル~みんな誰かのサンタクロース~
フェリシモしあわせの学校金沢校の文化祭。

TOKOさんががんばって皆をまとめていらっしゃるようす。
この人のエネルギーは天が与えたものだなとつくづく感心します。
詳しくはこちらTOKOさんのブログへ。
私は今回はバックヤードで受付やら何やらする程度で
お許しをいただいています。
         
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★11月20日(土)21日(日)
五箇山で茅葺き。。。!

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★12月5日(日)
クリスマス・ピックヨウル 
石川四高記念文化交流館にて
フェリシモしあわせの学校金沢分校講師による楽しいクリスマス講座。

私は「聖夜のためのテーブルコーディネート」を担当します。
ターシャ・テューダーさんの「楽しみは作りだせるもの」を合言葉に、
フラワーアレンジ、ナフキンの変わり折などで、
聖夜を彩るテーブルコーディネートをします。、
そのあとはターシャのクリスマスに因んだ焼き菓子でお茶時間です。

午前の部 10時~11時半
午後の部 13時~14時半
受講費1000円+材料費1800円
定員各8名
持物は50×50くらいのナフキン、クリスマスに飾ってみたいもの

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まだ未定ですがどこかで骨董の企画展もしたいし、
さぼっていたしつらい教室も再開したいし、
ふら~っと美山にも行きたいし、本も作らねば(←最重要事項)。

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それから来年になりますが、旧暦ダイアリ「旧暦是日々好日」
発行されているLUNAWORKSの高月さんに金沢でワークショップを開いて頂けそうです。
これは念願叶ってうれしい、うれしい♪
おそらく1月終わりの土曜か日曜に行います。
後日詳しい内容をお知らせしますので、どうぞお楽しみに。

今年はもうダイアリも出来上がり、早ければ今月末にはかたかご庵に届きます。
ご希望の方はおっしゃってくださいね。
月のリズムを暮らしに取り入れると、より自然や宇宙と繋がります。

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さて、2010年も残り2カ月。
日々、未来への種まきをして過ごしていきましょう。





人おこしの明かり。

2010-10-26 | ぐるぐる町家巡遊
今朝のHK新聞に70年代に活躍した?めんたんぴんという
フォークグループのリーダーの方がコラムを書いていました。
賑わい創出、町の活性化という言葉を錦の御旗にしてやってくるコンサルタントのこと、
各地のB級グルメブームをちくりと揶揄した中で
印象にのこった言葉が「人おこし」でした。

先日大野町で行われた町家巡遊では、
町家拝見として一般の町家を特別に公開して広く皆さんにご覧いただいていました。
その中にはお住まいとして住んでいる家もあれば、
持ち主はいらっしゃいますが、住まいは別に構えてあって、
ふだんは使われていない家も数軒。
今回「林檎ぽっと商店」が開かれたM家もふだんは使われていない家のなか一つ。
かつては自転車さんとして町の皆さんが利用されていたところですが、
人の住まない家というのは寂しそうにみえるもの。
(かたかご庵も最初はそうだったなあ 金沢R不動産blog←見るとみんなに助けてもらったことを思い出して涙目になる~~)。

それが9月下旬から掃除、商品の搬入、レイアウトが行われ、
最後に灯りが灯ったとき、家がとても嬉しそうにしているように感じたものです。
ましてや巡遊が始まり、大勢の方が出入りするようになると、
かつての店の賑わいがもどったように、家がもっと活き活きとしてくるから不思議です。
期間中、そういう家の様子を肌で感じ取られたご当主のMさんは、
巡遊の終る時間が近づくにつれて、
「もう終るんだね~」と何度も何度もスタッフのKさんやTさんに仰っていたとか。

町家巡遊は町家と町家のある町を巡っていただきながら、
暮らしや生業の中で使いこなされている町家の空間を体感してもらうイベントですが、
実は住んでいる町の方々にも、町家というもの、町家のある景観、
自分の町というものを改めて考えていただく機会になればという意図もあると思うのです。

身近にあればあるほど、そのことやその物の大切さやアタエがわからないのが世の常。
Mさんもきっとふだん使われていない家が活き活きする様をみて、
心に感じるものがおありだったのだろうと思います。

それがずっと熾火のように心に灯り続け、
やがて炎になったときが人おこしの明かり。
巡遊は終っても消えることなく、町家に灯れと思うのでした。


着物女子=カメラ女子。

2010-10-26 | ぐるぐる町家巡遊
お茶時間ということで、
お着物をお召しになってご参加いただいた方もいらっしゃいました。

もともと紫陽花さんと文緒さんは、
きもの同好会にはいっていらっしゃって、
お仲間とあちらこちらにいつもお着物で出没中。
24日の午後の部はその会の皆さまも参加され圧巻でした。





記念撮影はみなお澄ましですが、
着物女子=カメラ女子でもありまして。

たまたま大野町公民館の主事さんが撮影に来た時、
ここぞとばかりに皆さんカメラをあずけだし、
主事さんの前には7~8台ものカメラがずらり。

主事さん、カメラマンになって頂いてありがとうございました。
あの雰囲気ではNOとは、とても言えそうにありませんでしたが(苦笑)。
これらの記念撮影のあとさらにさらに撮影会が行われたのでした。