昭和少年漂流記:第四章“ざば~~ん”……31.一つ目の危機? 2013年09月23日 | 日記 一つ目の危機? 義郎と長沼の関係は、次第に“あ・うん”のものになっていった。 一方は現場経験のみ、もう一方はほとんどデスクワークという、それまでの経験の違いを乗り越えさせたのは、圧倒的な仕事量だった。 地権者の欲と思惑が交差し入り乱れる市の中心部はほとんど手付かずのまま、郊外の開発は目を瞠るばかりの勢いで進んで行った。企業誘致のための工業団地の造成、“酷道 . . . 本文を読む