昭和少年漂流記:第四章“ざば~~ん”……29.転落の軌跡 ② 2013年09月16日 | 日記 転落の軌跡 ② 口を真一文字にして、長沼は義郎を見つめている。その目に曇りはない。 「どこで話しましょう。………いや。現場が先ですよね。みんなもう行ってるんで、僕も行かなくちゃいけないし……。いつだったらいいですか?」 長沼の目に自分への期待を感じた義郎は、長沼との話し合いを急ぎたいと思う。自分が何を成すべきか、その答はき . . . 本文を読む