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俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月12日(木)

2009-11-13 05:36:15 | Weblog
俳句

晴れ
○夕方より寒くなる。

○朝から夕方5時半まで、花冠1月号の選と原稿書き、編集。18日に入稿の予定。

○花冠も第二巻目に入り安定してきた。1月号には、花冠各賞の発表。花冠賞は、本当に俳句としていい質のものに出したい。

○夕方、スーパーで焼き芋を入手。セラミックヒーターで焼いている。サツマイモは、ゆっくりと時間をかけて焼くと甘みが増すらしい。
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22年1月号投句

2009-11-13 05:12:17 | 花冠投句
冬はじめ
高橋正子

天の日は初冠雪の嶺に照り
冬はじめ富士の裾野の長く長き
刈田ぬくし濃尾平野を行きゆきて
晩秋の水を静かに木曽三川
木曽三川ひとつは鴨がいきいきと
 米原
穂芒の白という色かがやかせ
紺碧の天と対いて刈田あり
近江なり田にコスモスを咲かせけり
東寺の塔たちまち後へ旅晩秋
刈り残る熟田の黄あり瀬戸内は

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11月10日(火)

2009-11-10 11:32:44 | Weblog
○8日夜9時前帰宅。

○花冠12月号を本日発送。ネットをされない方に、来年度会費納入の振り込み用紙を同封する。

○昨日、全国俳誌協会に加入するよう案内をいただいたので、加入。年会費6千円も昨日振り込んだ。会長は軸主宰の秋尾敏氏。この協会は、結構古い。俳句コンテストも主催している。編集のコンテストのようなのもある。

○6日に、久しぶりに福山の生家へ。新横浜から福山まで東海道新幹線、山陽新幹線で3時間24分。福山駅からバスで50分の田舎。谷を越えてゆく道と、反対に平地を走り鞆の浦から山を越えてゆく道とある。奇岩の上に観音様を祀っている岬があって、入り江があり、その入り江の谷となった小さな農村。

8日に横浜の自宅帰ったが、そのために始発から乗ったバスは、福山駅に着くまで、私以外は、一人お客を乗せただけ。それも終点から5つ目の停留所で。その人も3つ停留所を過ぎて降りたので、終点に着いたときは私一人。25キロ走るのに、運賃は二人分で千円ほどだろう。これでは、経営は成り立たないだろうが、のどかでいいバスだ。

そこで、のんびりと、停留所の名前がアナウンスされるのを聞いていた。どれも子どものころから聞いている名前だが、料金表示板に書かれる漢字の名前が妙によそよそしい。

私の生まれた村は、能登原村。谷の奥から、上条、別の谷の奥が鞆路(ともうじ)、その二つの谷からの道が合うところが下条(ここに生家がある)、小学校があって、次が立河内(たてごうち)(ここから海がある)、白浜、桜、小桜。これが村の全てだった。白浜、桜は、大学に入るために村を離れるまで、ずっと耳から聞いていた音そのもののだった。いわゆる「白浜」のイメージも「桜」のイメージも全く持っていなかったのが不思議だ。それよりも、そこに住む人たちや、家の形、畑や田圃の色や形、坂や川、海や漁船、それに烏や雀といったごちゃごちゃしたものが、小ごとのイメージである。白浜は、今思えば、遠浅の綺麗な砂浜があって、学校の水泳訓練もあった。桜は、桜があったわけではないだろうが、ちょっと見知らぬ村のような雰囲気があった。以上が小さな私の生まれた村。
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11月5日(木)

2009-11-05 20:53:49 | Weblog
俳句

晴れ
○午前中、ブログ句会の選をし、東急日吉店へ帰省の土産を買いに。それにコンテストの志を送る。これで、第18回インターネット俳句コンテストがすっかり終了した。

○松崎煎餅の期間限定商品揚げ丸を買う。胡麻がたっぷり入った揚げ煎餅。あまり、揚げた感じがしなのがよい。ほのかに甘いしょうゆ味。

○3日ほど前から、当方のHPインターネット俳句センターが、グーグルの検索現れる。今日は、9位。一時すっかり消えていた。

○今夜は、新米の菜飯と揚げだし豆腐。これが美味。豆腐がおいしいか、菜がおいしいか。あるいは、そのバランスか。質素なものだけれど。
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11月4日(水)

2009-11-04 10:58:56 | Weblog
俳句

晴れ
○コンテスト審査委員の諸先生に、お礼のメール。

○花冠同人、会員に来年度会費と俳句界代金の請求メールを送った。

○花冠12月号が今日か、明日届く。6日、7日、8日老母の見舞いに帰省。9日に発送の予定。同人会員各位には、11月12日ごろ届く予定に。

○信岡資生先生が叙勲受けられた。おめでとうございます。
瑞宝中綬章。

○昨日今日とよい天気。しかし、おととい、昨日は冷え込んだ。あかぎれで、すでに指6本に絆創膏を巻く羽目に。そのせいで、タイピングミスが出がち。
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10月30日(金)

2009-11-01 20:21:56 | Weblog
俳句
のぼりゆく黄蝶の空の澄みにけり
洗い障子立てたる影も十三夜
白壁のますぎに立てる十三夜
水仙の青葉ますぐに十三夜
石段を踏みゆき山の十三夜
振り向けば石蕗の黄の花遠くあり

○十三夜句会。選と入賞発表。24名参加。選とコメントには、投句者全員参加。
このパーフェクトなこと! 初めてのことだ。

○午前中、近所を吟行。5丁目あたりを歩くがあまりよくないので、2丁目の金蔵寺へ回る。金蔵寺では、職人さんが障子を洗っていた。「今日は何枚洗いますか」と尋ねると14枚と答える。ホースで水を流しながら洗っている。昔は、井戸や川で洗っていたというと、障子はできるだけ少ない水で洗わないとだめととの答えが返ってきた。

そのあと、金蔵寺の裏山の途中まで登る。ホトトギス、石蕗の花が咲く。
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