俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月1日(木)

2021-07-01 09:54:59 | 日記
ひと窓をカサブランカの白が占め 正子
月桃の花を見しより海思う   正子

●花冠365号がみなさんの手元に届く。返事が発行所ブログに書き込まれる。

●29日、病院の行き来に、月桃の花かと思う花が咲いていた。月桃は沖縄の花というイメージがあったので、いま横浜ですぐに月桃と思えなかった。写真に撮って調べると、間違いなく、月桃の花だった。ちょうど沖縄忌ごろ咲く。しばらく見ていて、戦禍の記憶がよみがえるように、じわっと美しい花だと思えてきた。

沖縄忌に読まれた少女の詩を思い出した。去年の少女の詩もそうだったが、中学生でよくこんな詩が書けると感心して読んだ。「あなた、あたなた」の連呼が多い現代詩のなかで、それらとは一線を画して違っている。

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