晴れ。
沈丁花の弾けて匂うとの曇り 正子
暁けがたの襖をもるる春灯 正子
仰ぎ見る高さに昇り春の月 正子
●暖かい。近所の辛夷が三分咲き。山茱萸は満開。朝食後、これを見に信之先生を散歩に誘う。往復200mほど。帰り、あと10mで家に着くところで信之先生、突然、気分が悪くなり、腰を掛けれるところで休むも、座っておれなくなり、倒れて、動けなくなる。顔は青ざめて汗びっしょり。通りすがりの人が5.6人声をかけて心配してくれた。みんなが口々に救急車を呼んだ方がよい、という。
15分ほど様子を見たが、さっぱりなので、救急車を要請。隊員の方が、「脱力と歩行不能」、とか病院に急報している。かかったことのある病院を2件、初めてのところを2件探してくれたが、最後の日本医科大学武蔵小杉病院が受け入れてくれることになった。ただ、条件。もし、入院することになったら、差額ベッド5万円でも大丈夫か、という。そんなことを言ってる場合ではないので、搬送してもらった。病院でいろいろ処置をしてもらって終わったのは夕方5時。その間何が進行しているかわらかず、待合で5時間ほど待った。お医者の話では、水分不足によるものとのこと。ほかは全く悪いところはなく、検査とリンゲル液の点滴で済み、タクシーで帰宅。点滴ですっかり元気になり、食欲も数日前より出て来た様子。日本交通のタクシーを頼むが、運転手は奇特な方で、対応が丁寧で助かった。 疲れました。